年忘れオフ会

 By : Ay&Ty Style
こんにちは。Ay&Tyです。

気がつけば年末。1月にジュネーヴ訪問記を投稿してから、恥ずかしいことに10ヶ月が経ってしまいました。

今年の私の時計生活の大半はAyのインスタグラム(@aytystyle)に掲載してきましたが、何といってもオーデマピゲのロイヤルオーク・パーペチュアルカレンダー・ウルトラシン(26586IP)、いわゆるRD2です。11月にはジュネーヴ・ウォッチ・グランプリでグランプリ「金の針賞」を受賞し、今最も注目すべき時計ではないでしょうか。

この時計とは、昨年3月香港にアート・バーゼルを見に行った際、たまたまオーデマピゲのブースでお会いしたオリヴィエ・オーデマ氏がプロトタイプを身に着けていて、幸運にも手に取らせていただいたのがきっかけでした。プロトタイプはプラチナ製で、文字盤にはタペストリーが施されていました。




果たして今年7月にインターネットで発表された製品版は、素材はプラチナとチタンのコンビ、文字盤はタペストリーのないサテンのような風合いのブルー。プラチナのベゼルはポリッシュで、時計愛好家の間では、これが傷つきやすいのではないかと言われています。幸い半年使った現在もきれいな状態を保っていますが、平面にポリッシュがされているので、デイリーに使うには気を使うかもしれません。

ロイヤルオーク・パーペチュアルカレンダーとの違いは、もちろんケースとブレスの薄さが一番で、これは本当に薄い(6.3mm)!ロイヤルオーク・パーペチュアルカレンダーも十分薄いですが、スーツスタイルで袖口に収めるにはシャツを選びます。RD2は、袖口との干渉を気にすることは滅多にありません。



また、少し細かいですが、個人的には巻き上げのクリック感が好み!ロイヤルオーク・パーペチュアルカレンダーのムーブメントはエクストラシンに搭載される名機Cal.2120に永久カレンダーを付加したものですが、あの感じとは全然違います。

ただ、RD2の登場でロイヤルオーク・パーペチュアルカレンダーの存在意義がなくなるかというと、そうは思いません。価格帯がそもそも違いますし、薄さを追及したRD2と違って、ロイヤルオーク・パーペチュアルカレンダーには52周表示や高精度タイプのムーンフェイズが搭載されています。素材のバリエーションも豊富で、とても魅力のあるモデルだと思います。

* * * *

前置きが長くなってしまいました。
そういうわけで、今年の食べ納めオフ会。
私は迷わず、この時計を相棒に選びました!




食べ納めの場に選んだのは、南麻布に今年オープンした、鮨よし田。
某口コミサイトでの評価は今ひとつながら、個人的には今年新たに開業した東京の鮨屋で一番のお気に入りです。
最高水準のネタ。独特の美意識。美しい皿。

この日は店主にお願いして、午後4時から4時間以上をかけて、ゆっくりと鮨、ワイン、そして時計を楽しませていただきました。

まずは、鮨よし田さんといえばこちら。
名刺代わりのイカキャビア。




そして、クライマックスのはずの大トロが早くも。
(ワインも、クライマックスになりうるDRCエシェゾーが早くも・・・)




大トロの直後にクジラの尾の身。
この日は特別に、長須鯨と鰯鯨の食べ比べという贅沢。




主人いわく、これを食べたら長須鯨には戻れないという、極上の鰯鯨尾の身。
あまりの旨味に、大トロの記憶が霞んでゆきます!




すべてのネタがピンなので、すべて紹介したいところですが自粛。
しかしこのケーキのようなマンゴーのようなウニは割愛するわけにはいきません。



時計と一緒なら許されるかな。
南麻布丼スペシャル
通常は焼いたふぐ白子とあん肝をご飯に載せたものを提供しているのですが
この日は、ウニとキャビア、それに黒トリュフを載せた年忘れ仕様!




ご一緒したご夫婦の芸術的なリストショット。
このレゾナンスは、レゾナンス2019のMOPダイヤルという、おそらくユニークピース。





最後はこの日のワインと時計を並べての記念撮影。
驚きはアルマン・ルソーのクロ・ド・ラ・ロッシュ 2016がすでに飲み頃だったこと!
シン・クア・ノンはシャルドネとルーサンヌを中心としたセパージュの白。


 
 
 
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ご一緒いただいた皆様、また4時間オーバーの長い会に嫌な顔ひとつせずにお付き合いいただいた店主の吉田さん、ありがとうございました。

それでは皆様、良い新年をお迎えください!