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MING - ブランド設立5周年、新たなチャプターへ～5周年記念新モデル37.07発表

早いもので時計ブランドとしてMINGが誕生して5周年。今回は、5周年記念モデルとして37.07が発表された。「37」シリーズとしては、37.05に続き2作目。
以下、ニュースリリースの抄訳をまずはご紹介したい。

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2020年にオリジナルのモザイクを発表したとき、同じようなものをもっと手に取りやすいモデルで出してほしいという要望が多くありました。しかし、サファイアを使ったプロセスの性質を考えると、モザイクダイヤルの1つ1つの製造コストが17シリーズ全体の時計よりもかなり高いため、これは不可能です。しかし、その要望は止むことなく、MTは視覚的に似ていて、かつユニークなプロセスで、より多くの人々に同じ深みを提供するための努力を続けてきました。

5周年を迎えた今、その成果をお伝えします。








ルーツに戻る
37.07は、私たちの最初の時計17.01を誕生させた、日常的に着用でき、時計学的に堅実なコンセプトを、回顧的かつ成熟した形で表現しています。37.07は還元主義的で、放射状の対称性、層状、ニュアンス、中央のテクスチャー、手巻きムーブメントを備え、ラインナップの中でアクセスしやすい位置にあります。このモデルは、マニュファクチュール・シュワルツ・エティエンヌとの共同作業により、エンジニアリングと組み立てが行われています。





進化、洗練、そしてインタラクティビティ
しかし、この時計はそれ以上のものであり、類似点はそれだけではありません。複雑なケースは、ケース側面からラグ底部まで伸びるラグツイストを形成し、仕上げるために多軸加工を必要とします。



ケースは316Lステンレススチール製で、手首での存在感を高めるとともに、サファイアケースバックに手巻きのSW210.M1を表示するという、私たち独自の構成になっています。皆さんの中には、これが37.05ムーンフェイズとベースを共有していると正しく認識されている方もいらっしゃるでしょう。直径は38mmですが、ベゼルを最小限に抑えたことで、より大きく見えるようになりましたし、新しい文字盤をよりよく見せることができます。



100m防水とJean Rousseauのウォーターセーフラバーストラップが、このモデルをより確かなものにしています。ストラップは、37.05でデビューしたタックアンダー・バックルに対応する新しいデザインです。


光り輝くハート
主役のダイアルにはスーパールミノバを使用し、真鍮製のダイアルの中央部にはサーキュラーブラッシュ仕上げを施しています。文字盤の内側には、3層のプリントモザイクが施されています（サファイアの上面、下面、真鍮製の文字盤の下面）。モザイク模様は、グラデーションと夜光の要素で構成されています。モザイク模様は、グラデーションと夜光の要素で構成され、重層的で深みがあり、同時に反転した印象を与えます。





アクセシビリティへの対応
5周年記念モデルとして、また37.07をより身近に感じていただくために、今回も期間限定での受注を実施します。この期間、2つのウィンドウで時計を購入することができます。

- 7月29日午前2時から午前2時15分（日本時間）、および
- 7月29日午後1時～午後1時15分（日本時間

この2つの期間中のご注文は、すべて時計の受け取りが保証されます。

37.07の価格は3,250スイスフランで、注文時に50％の保証金（1,625スイスフラン）が必要です。残金は納品時にお支払いいただきますが、納品開始は2023年5月を予定しています。納品の完了は最終的な数量によりますが、2023年末まで継続される可能性があります。

時計は、www.ming.watch で独占販売されます。


MING 37.07 仕様


- 機能
o 時、分
o 手巻き

- ケース、文字盤、針
o 直径38mm、厚さ10.9mm、ラグからラグまで44.5mm
o 316Lステンレススチール、ドーム型サファイアクリスタル（フロントおよびリア
o 両方のクリスタルに両面反射防止加工
o サーキット仕上げ、プリント、ルミナス加工のメタルベースと複合ダイアル。プリントとグラデーションサファイヤのダブルサーフェイスダイアル
o 100m防水
o 20mmラグ幅

- ムーブメント
o Sellita for MING SW210.M1、アンスラサイトのスケルトン・ブリッジ、コントラストを効かせたロジウムのサーキュラーブラッシュ仕上げ、ロジウム・サーキュラー・ブラッシング
o 手巻き、フルパワーで約40時間のパワーリザーブ

- ストラップ
o ジャン・ルソー・パリのウォーターセーフラバーストラップ
o 幅20mm、クイックリリース付きカーブドバー
o マイクロアジャスト機能付き第3世代タックバックルを装備

- クアラルンプールのスタジオ・コウジ・サトウによるハンドメイドのレザートラベルポーチ
- 2年保証
- スイス製
- 価格
3,250スイスフラン - 注文時に50％デポジット（返金不可）
2023年5月納品予定
o www.ming.watch にて期間限定生産。
- MINGは、美観と機能を向上させるために、可能な限り製品の改良を続けることを目標としています。
このため、最終的な納品前にマイナーチェンジを行う権利を有します。



[MINGについて]
MINGは、写真家、デザイナー、ビジネス戦略家、そして何よりも時計が大好きなMing Theinのリーダーシップのもと、世界中の6人の時計愛好家によって設立され、資金を提供されています。MINGのチームは、ヴィンテージからアバンギャルドまで、また、手頃な価格のものから6桁の金額の依頼による独立した作品まで、幅広い収集経験をもとに活動しています。

MINGの目標は、私たち自身が欲しいと思う時計を作ること、そして、価格以上の価値を提供すると同時に、あらゆるディテールを熟考し洗練させることによって、あの興奮と発見の感覚を取り戻すことです。私たちは、歴史を気取ることも、それに縛られることもありません。マニュファクチュール・シュワルツ・エティエンヌ、アジェンホル、ジャン・ルソーなどの熱心なパートナーの力を借りて、自社で製造しているわけではないことは、最初にお断りしておきます。私たちの時計はすべて、スイスで組み立て、調整、テストが行われ、最終的な品質管理はマレーシアで自ら行っています。

MINGは、ブランドを超えた時計づくりの本質を見出したいと願う愛好家たち（新進の愛好家も熟練のコレクターも同様に）と、私たちの経験を共有するための方法なのです。ジュネーブ時計グランプリでは、複数の最終選考に残り、「17.06 Copper」が2019年の「Horological Revelation」賞を受賞するなど、私たちの取り組みが評価されていることを誇りに思います。

また、2021年には、通常の生産の制約や経済性にとらわれず、コンセプトに基づいて実験的な作品を少量生産する招待制のプログラム「スペシャル・プロジェクト・ケイブ」を立ち上げました。

2022年にはブランド設立5周年を迎え、リファレンス#50を含む、これまでで最もエキサイティングなラインナップを揃えています

私たちは、愛好家の皆様からのご意見をいつでもお待ちしています。hello@ming.watch までご連絡ください。また、Instagramの@mingwatchesで私たちの旅をフォローしてください。

MINGはスイスとマレーシアの登録商標で、スイスのラ・ショー・ド・フォンにあるHorologer MING SA (CHE-499.942.189) が代理店を務めています。

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基本的には、見た目は過日発表された37.05とほとんど変わらない。しかし、文字盤の美しさには一層磨きがかかっている。確かに、シンプルな3針時計ではあるが、これは5周年モデルとしてMINGが送り出してきたモノだ。それにふさわしい自信作だと感じる。5年でここまでの知名度と、カルト的な人気をつかんだのは特筆に値する。そして、ここからどうするかが、ブランドの真価を問うことになろう。コロナ後に始まった、世界的な金融緩和で時計人気は一気に高まったが、それがしぼみつつあるのは時計好きの皆さんも感じているであろう。ここからブランドと、そして時計好きの本気度が問われる時代になる、かもしれない。MINGの益々の活躍を祈ってやまない。

また、いつもMINGに関しては言っていることだが、コスト・パフォーマンスの高さは抜群だ。さらに、今回も「誰にでも」行きわたるよう、指定の15分の間に受けた注文はすべて確定する。以下に、詳細な時間を記しておくので、興味のある方は是非。

1) 29 July 2022, 2-2.15AM GMT, which is:

7 - 7.15PM (28 July) in San Francisco
10 - 10.15PM (28 July) in New York
3 - 3.15AM in London
4 - 4.15AM in Geneva
6 - 6.15AM in Dubai
10 - 10.15AM in Kuala Lumpur
11 - 11.15AM in Tokyo
12 - 12.15PM in Melbourne


2) 29 July 2022, 1-1.15PM GMT, which is:

6 - 6.15AM in San Francisco
9 - 9.15AM in New York
2 - 2.15PM in London
3 - 3.15PM in Geneva
5 - 5.15PM in Dubai
9 - 9.15PM in Kuala Lumpur
10 - 10.15PM in Tokyo
11 - 11.15PM in Melbourne