グルーベル・フォルセイを巡る「WATCH MEDIA "OFF”LINE」開催決定・参加希望者募集~ 「ナノ・フドロワイアントEWT」の動画も公開
By : CC FanWATCH MEDIA "OFF"-LINE「グルーベルフォルセイ Touch&Try Meeting」開催決定!!
10月に開催し、とても好評だった「ローラン・フェリエ Touch&Try Meeting」に続きまして、2024年の最後を締めくくるWATCH MEDIA ”OFF”-LINEが決定しました。
今回は、新作「ナノ・フドロワイアントEWT」を発表したばかりのグルーベル・フォルセイにフォーカスし、なかなか手にすることの難しい数々の実機と、まだ多くの謎を秘めた新作「ナノ・フドロワイアントEWT」の機構解説などを織り交ぜ、グルーベルフォルセイの新しい"聖地"となっている銀座のグルーベル・フォルセイ ブティックでの開催です。
参加ご希望の方は、以下の要領をお読みのうえ、お申し込みください!!
【WATCH MEDIA "OFF"-LINE】
「グルーベル・フォルセイ Touch & Try Meeting 」
開催日:12月20日(金)
時間:18時~21時
場所: グルーベル・フォルセイ ブティック 銀座
〒104-0061 東京都中央区銀座4-3-10
参加費:無料
参加を希望される方は、12月12日AM0:00 までに、このブログコメント欄に下記の要項を非公開で投稿もしくは、WATCH MEDIA ONLINEの公式X(旧Twitter https://x.com/WatchMediaOnL )までダイレクトメッセージでお申し込みください。時間:18時~21時
場所: グルーベル・フォルセイ ブティック 銀座
〒104-0061 東京都中央区銀座4-3-10
参加費:無料
※申し込み多数の場合は抽選となります。
■ご連絡のつくメールアドレス
■氏名(フルネームでお願いします)
■お住まいの都道府県名
■ご興味をお持ちの時計ブランド
■その他、グルーベル・フォルセイに関してのご意見やご感想(任意)
(当選された方のみ、12月15日までにご通知します)
以下、WATCH MEDIA OFF"-LINEへのイントロとして、
CCFan氏による、「ナノ・フドロワイアントEWT」の機構特筆点をご覧ください。
本番ではご参加の皆さんからのQ&Aを受けつつ、さらなる深淵へ迫ります!!
◆
ニュースと実機レポートをお送りしたグルーベル・フォルセイの「第10の発明」ナノ・フドロワイアントEWTを搭載した新ピース、なかなかイメージが伝わりにくい機構でしたが、レポートの公開後に公式のプロモーションムービーが公開されました!
これがあれば細かいところまで見られる!という事でコマ送りと「いつもの」で見ていきましょう。
全体としてはふんわりな所もありますが、現時点での理解をまとめます。
まず公式のスケッチから構造を探ります。
通常のフライングトゥールビヨンの上、センターの軸部分にネジ止めされる形でフドロワイアントの機構一式(フドロワイアントユニット)が重なっている構造になっています、フライングトゥールビヨンの上側ケージにメカニカル・ナノ技術を使用した歯車(ナノ歯車)によって動力を伝達する機構があり、これがフドロワイアントユニットに取り付けられたフドロワイアント針とフドロワイアントダイヤルを回転させている構造に見えます。
コマ送りで正面からのアングルを見ていきましょう。
トゥールビヨンの構成要素、テンワ・ストレートアンクルからガンギの位置を推定し円で記入し、ナノ歯車も断片的に見える外形からサイズを推測し、同じく縁で記入しました。
コマ送りで1/6秒のジャンプを見てみましょう。
ナノ歯車のスポークに注目すると、トゥールビヨンケージが時計回りに移動すると、ナノ歯車は時計回りに回転しており、それに伴い、フドロワイアント針は時計回りに1ステップ、フドロワイアントダイヤルは逆時計回りに回転し、正立を保つことが分かります。
正面から見るとフドロワイアント針の軸とナノ歯車の外周が重なり直接噛みあっているようにも見えますが、両方とも時計回りのため直接噛みあっているとすると矛盾します。
実際にはフドロワイアントダイヤルの下のユニットにさらに変速機構があり、ナノ歯車から入力された回転を針とダイヤルの駆動力に分配していると想像できます。
フドロワイアントダイヤルが重なっていて見えないのですが、デモンストレータP2と同様の機構だとするとガンギ車から中間車を経てナノ歯車へ動力を伝達、テンワの外周からトゥールビヨン上部へ動力を伝達している構造と考えられます。
ただ、ナノ歯車の回転がそこまで速くない、という事を考えるとガンギではなくトゥールビヨンの固定4番車に噛みあってトゥールビヨンの回転からエネルギーを得ている構造もあり得ます。
どちらにしてもテンワの下だけで完結するガンギ車とアンクルと違い、何らかの方法でテンワの脇を抜けて動力をトゥールビヨンケージ上部まで持って行かないといけないのはかなり難しそうです。
フドロワイアントダイヤルの向かって右側に見える丸いものはナノ歯車の軸かと思ったのですが…
斜めから見ると、時分表示用の日の裏車がトゥールビヨンケージとフドロワイアントユニットの間を通るというタイトな設計になっています。
拡大し、スケッチと重ねるとこうです。
最外周のトゥールビヨンケージとフドロワイアントユニットの間に貫通した軸が通っているとすると明らかに日の裏車とぶつかるのでこの部分は軸ではなさそうという事になります。
重なっている時に隙間を通して日の裏が見えているようにも見えるので、ダイヤル機構の一部かもしれません。
ナノ・フドロワイアント機構は複雑に見えますが、順を追って見ていけばなんとなく構造が見えてくるのではないでしょうか?
クロノグラフ機構については別途コマ送りで分析したいと思いますが、動作時の針の動きを見ていると60分積算計は連続的に動くのではなく60秒付近で送る伝統的なクロノグラフであることは読み取れます。
機構的にはかなり面白そうなのでこちらは追々…
さて、グルーベル・フォルセイは今年世界初のブティックを銀座にオープンさせ、WMOは新CEOのミシェル氏にもインタビューを行いました、そしてジュネーブ ウォッチデイズからも情報をお伝えしてきました。
その締めくくりとして、グルーベル・フォルセイ ブティック銀座さんとのコラボレーションによりグルーベル・フォルセイオフ会を12月20日に開催します!
年の瀬ではありますが、まずは数多くの実機(「ナノ・フドロワイアントEWT」は未定)を見てほしい、という事で、ぜひご参加をお待ちしております。
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