H. MOSER & CIE.(H. モーザー): 精巧に一体化されたオールステンレススチール モデル ストリームライナー・センターセコンド

 From : H. Moser & Cie. (H. モーザー)

H. モーザー社は、2020 年 1 月に発売された自動巻きフライバック クロノグラフに続き、ストリームライナー コレクション第 2 弾としてストリームライナー・センターセコンドを発売します。「ストリームライナー」は、1920 年代から 1930 年代にかけて活躍した初の高速鉄道の特徴である美しい流線形に着想を得たモデルです。新作では、時計の本質的な要素である時、分、センターセコンドに重点が置かれています。ストリームライナー・センターセコンドは、ステンレススチール製のケースと同じくステンレススチール製のブレスレットが完全に一体化され、理想的なプロポーションと流れるようなフォルムからハイエンドな仕上げまでのすべてが完璧に調和したモデルです。そこに組み合わされているのは、まったく新しい独特のエレガンスを漂わせるマトリックス グリーンのフュメダイアルです。



ウォッチの魅力をより高めるのはディテールであり、それだけにクラシックな 3 針モデルの製造にはきわめて高度な専門技術が必要です。調和の鍵となるのはバランスのとれた正確なプロポーションで、ストリームライナー・センターセコンドはその理念を完璧に示してみせます。12 気圧防水 40.0 mm ステンレススチール製のクッション型ケースを備え、ケースのラグを廃して完全に一体化されたステンレススチール ブレスレットを始めとしたデザインによって極めて人間工学に忠実なモデルとなっています。モーザー社のケースならではの伝統的な形状にならい、ミドルケース部分はくぼみ、側面にはサテン仕上げ、ケース表面にはブラシ仕上げとポリッシュ仕上げが交互に施されています。トップ部分はわずかにドーム型になったサファイアガラスで覆われ、ケースバックも同じようにシースルーです。一体化されたステンレススチール ブレスレットの曲線は、そのまま手首のラインに沿うように優雅なアーチを描いています。非常に複雑な構造のこのブレスレットは、有機的形態に基づくきわめて滑らかなラインを備えます。すべてのリンクは、可動するように連結され、縦方向のブラシ仕上げにポリッシュ仕上げの表面を組み合わせた穏やかな波の形をしています。真の技術的な偉業と言えるブレスレットは、洗練された巧みな技術の賜物でありながら、全体にしっくりと馴染む柔軟性も備えています。



ストリームライナー・センターセコンドはそのすべてのパーツが互いに調和しています。ケースとブレスレットに採用したステンレススチールの魅力をさらに高めるために、H. モーザー社はまったく新しいフュメダイアルを作り上げました。美しい鮮やかなマトリックスグリーンは、オリーブグリーンからレッドゴールドまで複雑な色合いを見せます。この新しいカラーを纏ったダイアルが、時代に左右されないこのモデルのエレガンスをさらに引き立てます。時、分を示す立体的な針は 2 つに分かれた構造になっており、スーパールミノバ® を含むセラミックベースの革新的な素材グロボライト® を用いたインサートが配され、分針はわずかにカーブしています。



ストリームライナー・センターセコンドの心臓部で時を刻むのは 100% スイス製の機械式ムーブメント、HMC 200 自動巻きキャリバーです。完全に自社で設計、開発、製造されるこのムーブメントには、系列会社の Precision Engineering AG が製造した調速機構が組み込まれています。名高いモーザー ダブルストライプで装飾された HMC 200 キャリバーにはゴールドのローターが収められ、パワーリザーブは約 3 日間です。



疑う余地のない H. モーザー社スタイルの高級時計です。



技術仕様 – ストリームライナー・センターセコンド



リファレンス 6200-1200、ステンレススチール モデル、マトリックスグリーン フュメダイアル、一
体型ステンレススチール製ブレスレット

ケース

ステンレススチール製、トップ部分になだらかなドーム型サファイアガラス

直径:40.0 mm

サファイアガラスを除いた厚さ:9.9 mm

シースルー ケースバック

「M」で装飾されたねじ込み式リュウズ

12 気圧防水



ダイアル

サンバースト仕上げを施したマトリックスグリーン フュメ

アプライド インデックス

グロボライト® インサート付きの時針および分針



ムーブメント

HMC 200 自動巻きキャリバー

直径:32.0 mm(14 1/4 リーニュ)

厚さ:5.5 mm

振動数:21,600 振動/時

27 石

ラチェット式両方向自動巻きシステム

18K レッドゴールド製ローター、H. Moser & Cie. の刻印

パワーリザーブ:約 3 日間

オリジナルのシュトラウマン・ヘアスプリング®

モーザーストライプ仕上げ



機能

時針および分針

センターセコンド



ブレスレット

一体型ステンレススチール製ブレスレット

モーザーのロゴが刻印された 3 枚のステンレススチール製ブレード付きフォールディング・クラス








H. MOSER & CIE.(H. モーザー)


H. モーザーは Heinrich Moser により 1828 年に創設されました。ノイハウゼン アム ラインファルを拠点とするこのブランドは現在、約 60 名の従業員を擁し、14 つの自社製キャリバーを開発し、年間に 1,500 個以上の時計を製造しています。H.モーザーは、その姉妹会社であるPrecision Engineering AG(PEAG)を通じて、調速機構やヒゲゼンマイなどの部品を製造しており、これらは自社の生産に使用されるほか、パートナー企業にも供給されています。 Precision Engineering AGは、2012年にモーザーウォッチホールディングスに設立された独立企業であり、エスケープメント用の部品製造を専門としています。H. モーザーはモーザー家の人間を名誉会長とし、Heinrich and Henri Moser 基金の代表に迎えるという栄誉に浴しています。Heinrich Moser の子孫たちに設立された Moser 基金は、一族の歴史を維持するために機能しており、Heinrich Moser 家が住まうシャルロッテンフェル城に併設の Moser 博物館に収蔵すべき昔のモデルの収集といった役目も担っています。時計製造に関するノウハウとこの分野での専門技術に裏打ちされた MELB Holding はH. モーザー、Hautlence という企業を擁するに至っています。MELB Holding は伝説的なジュウ渓谷を拠点とする家族経営の独立系グループです。

関連 Web Site

H. Moser & Cie.
http://www.h-moser.com/jp/

NX ONE
http://www.nxone.jp/