H. MOSER & CIE.(H. モーザー社)新作「ヘリテージ ブロンズ“Since 1828”」~ 創業した1828年に敬意を表して

 From : H. Moser & Cie. (H. モーザー)




H. MOSER & CIE.(H. モーザー社)が 創業した1828 年に敬意を表す


1920 年代初頭に懐中時計を精巧なアタッチメントを用いて作り変えた腕時計からインスピレーションを得たヘリテージ コレクションは疑いようもなく伝統的なモデルです。ヘリテージ ブロンズ“Since 1828”限定エディションでは、輝かしい創業者ハインリッヒ・モーザーの時代には時折使用されていたキリル文字のロゴを配したフュメダイアルを採用することで、コレクションの持つ歴史的な側面をさらに強く押し出しました。
H. Moser & Cie. の歴史に深く根差したこのヘリテージ ブロンズ“Since 1828”には、過去と現在の繊細なつながりが表現されています。ヘリテージ ブロンズ“Since 1828”は、シャフハウゼンを拠点とするブランドの豊かな伝統のモダンな象徴として、現代的で革新的なマニュファクチュールのおよそ 200 年にも及ぶ長い歴史を誇る H. Moser & Cie. を完璧に体現するモデルです。



ケースの素材として、H. Moser & Cie. は、時とともに変化し、パティナ(緑青)が濃くなるにつれて美しさを増すブロンズを採用しました。まったく同じ経年変化をたどるケースはないため、最終的には、一つひとつがいわばユニークピースとなります。クラシックな趣の丸みを帯びたデザインで、先細のラグと刻みのある大型のリュウズを備えています。



温かみのあるブロンズの光沢が、キリル文字の H. Moser & Cie. ロゴをあしらったブラックオア(光沢)仕上げを施したフュメ ダイアルのクールな色合いと魅力的なコントラストを成します。



H. Moser & Cie. は、伝統と現代性の狭間に立ち、独特なカラーと素材を用いることで、このモデルのクラシックなデザインに波紋を投げかけます。ホワイトの線路型の分目盛りでモダンなルックスに仕上げ、剣形の針にはスーパルミノヴァ® のアクセントが施されています。一方で、立体感のある独特のアプライド数字には、どんな形状や色にも仕上げることのできる画期的なセラミック ベースの素材、グロボライト® を使用し、スーパールミノヴァ® が配合されています。



ヘリテージ ブロンズ“Since 1828”を駆動するのは、サファイアガラスのケースバックから覗く HMC 200 ムーブメントです。自社で一貫して設計、開発、製造されるこのキャリバーには、系列会社の Precision Engineering AG が製造した調速機構が組み込まれています。名高いモーザー ダブルストライプで装飾された HMC 200 キャリバーのパワーリザーブは約 3 日間です。



ヘリテージ ブロンズ“Since 1828”は、2021年11月24日から28 日にかけて開催されるドバイ ウォッチ ウィークで発表され、H. Moser & Cie. およびそのパートナーで長年の信頼関係で結ばれたセディッキ、またはH.モーザー本社のオンラインプラットフォームで販売予定です。
(※日本ではNX ONEにて受注を承ります。)



疑う余地のない H. モーザー社スタイルの高級時計です。



【技術仕様】
ヘリテージ ブロンズ“SINCE 1828”
リファレンス 8200-1701、
ブロンズ モデル、フュメダイアル、グレーのクーズーストラップまたはブラックのファブリック製ストラップ、50 個限定製造

[ケース]
ブロンズ(銅-アルミニウム)
直径:42.0 mm、厚さ:11.1 mm
サファイアクリスタル
サファイアクリスタルを用いたスチールケースバック
「M」で装飾されたリュウズ

[ダイアル]
サンバーストとブラックオア仕上げを施したフュメ
グロボライト® の数字
スーパールミノヴァ® で強調された剣形の針
キリル文字の H. Moser & Cie. ロゴ

[ムーブメント]
HMC 200 自動巻きキャリバー
直径:32.0 mm(14 1/4 リーニュ)
厚さ:5.5 mm
振動数:21,600 振動/時
27 石
ラチェット式両方向自動巻きシステム
H. Moser & Cie. の刻印が施されたローター
パワーリザーブ:約 3 日間
オリジナルのシュトラウマン® ヘアスプリング
モーザー ダブルストライプ仕上げ

[機能]
時針および分針
センターセコンド

[ストラップ]
ブラックのファブリック製
モーザーのロゴが刻印されたブロンズのピンバックル

[税抜価格]
227万5000円(税込 250万2500円)



[H. MOSER & CIE.(H. モーザー)]
H. モーザーは Heinrich Moser により 1828 年に創設されました。ノイハウゼン アム ラインファルを拠点とするこのブランドは現在、約 60 名を超える従業員を擁し、15 つの自社製キャリバーを開発し、年間に 1,500 個以上の時計を製造しています。H.モーザーは、その姉妹会社であるPrecision Engineering AG(PEAG)を通じて、調速機構やヒゲゼンマイなどの部品を製造しており、これらは自社の生産に使用されるほか、パートナー企業にも供給されています。 Precision Engineering AGは、2012年にモーザーウォッチホールディングスに設立された独立企業であり、エスケープメント用の部品製造を専門としています。H. モーザーはモーザー家の人間を名誉会長とし、Heinrich and Henri Moser 基金の代表に迎えるという栄誉に浴しています。Heinrich Moser の子孫たちに設立された Moser 基金は、一族の歴史を維持するために機能しており、Heinrich Moser 家が住まうシャルロッテンフェル城に併設の Moser 博物館に収蔵すべき昔のモデルの収集といった役目も担っています。時計製造に関するノウハウとこの分野での専門技術に裏打ちされた MELB Holding はH. モーザー、Hautlence という企業を擁するに至っています。MELB Holding は伝説的なジュウ渓谷を拠点とする家族経営の独立系グループです。