ショパール、1000 Miglia 2022 オフィシャルタイムキーパー ~ レースへの飽くなき情熱

 From : Chopard (ショパール )




1000 Miglia 2022 オフィシャルタイムキーパー~レースへの飽くなき情熱

2022年6月15日~18日、第40回目となる伝説的な “1000 Miglia(ミッレ ミリア)” カーレースが開催され、ショパールは35年連続で、今年もワールドスポンサーおよびオフィシャルタイムキーパーとして参画しました。 “世界で最も美しいレース”と称されるこのカーレースに、今年は63社の自動車メーカーが製造した404台のクラシックカーがブレシアのスタートラインに立ちました。全行程1,609km(1,005 ローママイル)の走行を経て、アンドレア・ヴェスコ&ファビオ・サルヴィネッリが勝利をつかみました。





2022年“1000 Miglia”勝者
1929年式アルファロメオ 6C 1750 SS ザガートを駆ったクルーナンバー46、アンドレア・ヴェスコ&ファビオ・サルヴィネッリが昨年に引き続き、今年も優勝を飾りました。アンドレア・ヴェスコは、一昨年の2020年にも、父親のロベルト・ヴェスコと共に優勝を果たしています。同一ドライバーによる3年連続優勝記録は、22年ぶりの快挙で、前回は1998年から2000年にかけて、ジュリアーノ・カネが達成しています。







2位も昨年と同様で、1929年式ランチア ラムダ スパイダー タイプ 221を駆ったクルーナンバー40のアンドレア・ルイジ・ベロメッティ&ジャンルカ・ベルゴミのチーム。3位にはクルーナンバー8、ロレンツォ&マリオ・トゥレッリの1929年式O.M 665 SS MM スペルバ 2000が入賞しました。また、レディスカップは、1929年式ブガッティ T40を駆ったシルヴィア・マリーニ&イレーネ・デイ・トスが制しました。





今年のレース参加者たちには、115回にわたるタイムトライアルと8回のアベレージトライアルが課され、ボルセナ湖畔の町、カポディモンテのダートコースで行われるトライアルは特に人気があり、多くの観客が集まりました。


そして、再びレースへ…
初開催から95年の時を経て、イタリアの道路網は大幅に拡大・発展したにもかかわらず、“1000 Miglia”のルートである、ブレシアからローマ、そしてローマからブレシアというオリジナルのコースは、ほとんど変わらぬ形で残っています。



昨年は1950年代に使用された反時計回りのコースが採用されましたが、今年は“時計回り”のコースが復活しました。6月15日(水)午後1時30分、伝統に則ってレースはスタートし、年式の古いレースカーから順番に1分間隔でヴェネツィア通りの並木道を出発しました。出場者は最初に、イタリア最大の湖 ガルダ湖を目指し、サロ、シルミオーネの湖畔の町を通過、マントヴァへと向かい、アドリア海に面したチェルビア=ミラノ・マリッティマでレース初日の夜を迎えました。ブレシアから走行距離約300km以上の行程をドライバーたちは、クラシックカーで少なくとも6時間走行します。



2日目の6月16日(木)、レースの一団は雄大な山々に囲まれた渓谷の町ノルチャを経由し、“永遠の都” ローマを目指しました。ローマへの到着は、日暮れ後の暗くなってからとなりましたが、翌日は早朝出発となる過酷な500kmのドライブを体験しました。






3日目、6月17日(金)、500kmを9時間かけて北上する復路が始まりました。この日は、レースにおいて最も過酷な一日であり、最初にルートは内陸を移動し、中間地点であるシエナに向かいました。シエナを通過した後、しばらくして西へ方向転換し、ヴィアレッジョの海岸沿いを進み、さらに北北東に進路を変え、パッソ・デッラ・シーザの山道に到着。ここでは、海抜1,000m以上まで一気に登り詰めた後、山の反対側へと下り、パルマに1晩滞在しました。









最終日となった6月18日(土)、世界で3番目に古い歴史を持つモンツァ・レースサーキットでのトリッキーなタイムオートテスト(レース開催に合わせ毎年発表されるメゾンのクロノグラフウォッチ「ミッレ ミリア レース エディション」が活躍する場面)と美しいベルガモの街での150km強の行程を経て、ゴールとなるブレシアの町へ向けて丘陵を下りました。最初にゴールを切ったのは、アンドレア・ヴェスコ&ファビオ・サルヴィネッリ。このデュオが、記念すべき2022年“1000 Miglia”を制しました。












ミッレ ミリア 2022 レース エディション:モーターレース愛好家のためにデザインされた高精度クロノグラフ
2022年、今年で40回目を迎えたカーレース “1000 Miglia” を祝して、レースのワールドスポンサー&オフィシャルタイムキーパーを務めるショパールが再び、スターティンググリッドに登場しました。1988年以来、メゾンは毎年、“世界で最も美しいレース”への礼さんを込め、「ミッレ ミリア」ウォッチコレクションの新作を発表してきました。今年もレーススタート前夜、ラルベレータ・ホテルでのエクスクルーシブなディナーの席上において、カール-フリードリッヒ・ショイフレとジャッキー・イクスが、最新作の「ミッレ ミリア 2022 レース エディション」を披露しました。

マスキュリンエレガンス、メカニカルな精度、ウォッチメイキングにおけるパフォーマンス、レーシングエルゴノミクス―44mm径のエシカルローズゴールド&ステンレススティール製、もしくはオールステンレススティール製が選べる今回の新作は、ショパールがこのスポーツウォッチ コレクションのアイデンティティに込めたすべてのコードを採用し、ドライビングの美学を追究した逸品です。








ファミリーが一堂に会すイベント
ショパールは1988年以来、この誉れ高き“1000 Miglia” のワールドスポンサー&オフィシャルタイムキーパーを務めているばかりでなく、メゾンの共同社長カール-フリードリッヒ・ショイフレは、今年もレーサーとして34回目の参戦を果たしました。ショイフレ家所有の、今ではレースにおいてもお馴染となったストロベリーレッドのメルセデスベンツ 300SL(1955年製)で、404台のパワフルな車列に加わりました。

6月15日、ジャッキー・イクスは、ブレシアのスタートランプからカール-フリードリッヒ・ショイフレと隣のシートに同乗した娘のキャロライン-マリーを見送りました。キャロライン-マリーは、2019年にコドライバーとしてレースデビューを果たし、今回は2度目の参戦となりました。

カール-フリードリッヒ&キャロライン-マリー・ショイフレ率いる“チーム・ショパール”は、今年も数々の最高峰のクラシックカーで編成されました。メゾンのアンバサダーであり、 “1000 Miglia” 常連のロマン・デュマは、ブルーの塗装が麗しいポルシェ 356 スピードスター(1955年製)のステアリングを握り、他にもトリアンフ TR3(1957年製)、フィアット 1100/103 TV ベルリナ(1955年製)、オースチン ヒーレー 100/6(1957年製)などの名車が参戦しました。 






[1000 Miglia カーレースについて]
1927年に初めて開催された1000 Migliaは、世界で最も美しく歴史的な自動車イベントのひとつです。当初このイベントは、ローマを折り返し地点として、ブレシアを起・終点とした1,618km(1,005マイル)のルートを競うオールアウトのレース戦でした。
1955年、英国の有名なレーシングドライバーであるスターリング・モス卿と、彼のナビゲーターを務めたモータスポーツジャーナリストのデニス・ジェンキンソンが、10時間7分48秒、平均時速97.96マイルという記録的なタイムでレースに勝利しました。
1957年に、オリジナルのレース形式による開催は終了しましたが、1977年、同レースの開催期間である1927年から1957年に製造されたレースカーのタイムトライアルとして復活を遂げ、当時とほぼ同じ、ブレシアからローマのイタリア中部の1,000マイル往復路がルートに設定されました。
このカーラリーイベントでは、当時の最も優れた希少性の高いレースカーが、往年のルートを走行し、視覚、聴覚、嗅覚を刺激し、観客を心酔させます。群衆がコースサイドを埋め尽くした当時と同じ町や村を通過する時は、まるで時計の針が戻ったかのようなノスタルジックな感覚を誘います。


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[ショパール]
1860年に創業し、“アルチザン・オブ・エモーション”を標榜するメゾン ショパール。そのコンテンポラリーでエシカルな作品の中には、伝統的なウォッチメイキングのノウハウと代々受け継がれてきた匠の技が息づいています。
無限の創造性を育みながら、メゾン独特の雰囲気を醸すショパールのコレクションの中から、人々は、自分だけのプレシャスな作品を見つけることができます。情熱的で経験豊富なメゾンのアルチザンたちの熟練技術が、クラフツマンシップを至高のレベルに引き上げます。さらに、ショパールでは、製品への倫理的価値を尊重し、2018年7月より、メゾンが製造する全てのウォッチ&ジュエリーに100%エシカルゴールドを使用することを宣言しました。これは、ウォッチ&ジュエリー業界において初の試みとなりました。
現在ショパールは、ショイフレファミリーによる経営のもと、3カ所の生産拠点で、50以上もの専門職種を習得し、技術の研鑽とそのノウハウの伝承が日々行われています。
また、メゾン ショパールは、様々な文化的イベントとのパートナーシップを提携しています。1998年以来、カンヌ国際映画祭のオフィシャルパートナーを務め、1988年からは伝説のクラシックカーラリーであるイタリアの1000 Migliaのオフィシャルタイムキーパーを務めています。