クロノス主催 Arnold & Son / Citizen Flagship Store Tokyoレビュー by haj
By : Guest Blogゲストブロガーとして3回目の投稿になります。Hajです。
今回は、時計専門雑誌クロノス主催 Arnold & Son / Citizen Flagship Store Tokyoのレビュー記事です。
Arnold & Sonという現在スイスに拠点を置く歴史あるブランドがCitizenグループに入り、Ginza Sixに旗艦店を構えました。そのプロモーションイベントを、私の愛読書である時計専門雑誌『クロノス』が主催したイベントです。約30名が抽選で招待されてブランドに触れる機会が設けられました。
まずは冒頭でArnold & Sonプロダクトマネージャーのデービット・セラ氏からブランドの特徴が説明されました。
そして、クロノス編集長の広田氏より、愛好家目線でブランドのどこが魅力なのかということが、時計の知識がない人でも分かりやすくユーモアを交えて語られました。
ジョン・アーノルドはブレゲの意外な交友関係があり、また、安価なマリンクロノメーターやブレゲヒゲ原型やシリンダー脱針機を作り出している歴史的にも重要な人物のようです。
イベントの後半は20本以上の時計が集まったイベント会場で、ワインや軽食を食べながら自由に手に取って時計を感じる時間でした。
私は真っ先にセラ氏の元に行って、気になっていることを色々と聞きました。彼の腕にはChrono36という最新モデルが巻かれていたので、最後に記念につけさせてもらいました。
http://www.arnoldandson.com/home/royal-collection/tourbillon-chronometer-no-36/tourbillon-chronometer-no36-ref-1etasg01ac112s.aspx
そして、個人的なお気に入りのモデルは何か聞いて紹介されたのが、世界限定125本のブルーの文字盤がきれいなDSTBというモデル。こちらは常用展示しているので、Ginza Six Flagshipに行けばいつでも見ることができます。
http://www.arnoldandson.com/home/instrument-collection/dstb/dstb-ref-1atawl04ac121w.aspx
ちなみにブランドのHPにはオリジナルキャリバーが写真付きで色々と紹介されているので、機械の美しさを楽しむことができる見ごたえのあるサイトになっているので、お時間ある際は是非。
Arnold & Sonを何本か実際に腕に着けてみた感覚ですが、40mmオーバーという日本人には多少大きいサイズなのが気になるものの、その分美しいシンメトリー構造や文字盤側からもメカニックな要素を存分に楽しむことが出来る時計だという印象の方が強いです。仕上げに関してもネジまでしっかりと面取りまでされていて美しいです。個人的には、「機械そのもの」を楽しみたい方には間違いなく今後訴求していくブランドだと感じました。今後のCitizenグループの最高級ラインを担っていく存在として、3年後くらいに日本市場でどうなっているか楽しみなブランドでした。まだ若造の私には手が届かないので、時々銀座に行く際は立ち寄って機械を楽しもうと思います。
余談ですが、私はイベントにLundis Bleusをつけていったところ、それに気づいたとあるCitizenの店員さんが話しかけてくれるという予想外なことがありました。彼は以前Lundis Bleusが採用しているMiyota9015のセールスを担当していたこともあり、よくブランドのことをご存知でした。今でもスイス出張の際は毎回Lundis Bleusの工房の前を通るようで、色々と私も知らないようなことを教えてくれました。お客さんのマイナーな時計を見つけて、さらには楽しませていただいて純粋に感心しました。個人的に飲みに行きたいと思いましたが、なかなか店員を飲みに誘う勇気はわきませんね。サービズ残業を強要してしまうことになってしまいますし。笑
そのLundis Bleus関係で、情報があります。
<Ludis Bleus時計師来日情報>
初回に寄稿した大好きなスイス新興ブランドのLundis Bleusは、美しいエナメルバージョンに引き続き、今度は有名エングレーバーとコラボした新作が出ているようです。来月12月には私が会った時計師ヨハンさんが来日されます。
興味がある方は下記に連絡してみてください。そして、この機会に生でLundis Bleusの時計を感じてみることをおススメします。何よりもヨハンさんの人柄を好きになると思います。日本語も話せますよ。
最後になりますが、最近始めたことがあります。
<時計ケース研磨始めました>
時計愛好家として、最近は眺めるだけでなく、自らケース研磨を始めました。写真は少しずつ磨いてきれいになっていく過程を1枚にまとめたものです。
まだまだ肉眼の傷は残りますが、思ったよりは綺麗に磨くことができました。
これからは自分で勝手に師匠と崇めている方を目指して練習して、いつかこの場で発表出来たらいいなと思います。
以上、hajでした。
今後も時計を楽しんでいく中で記事にしたいようなことがありましたら寄稿させていただきますので、よろしくお願いいたします。
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