SIHH 2019 Day 1: IWC - スピットファイア、トップガン等、パイロット・ウォッチの最新作

 By : KIH
IWCブースでは、「パイロット・ウォッチ」コレクションの新作モデル発表がメイン。リシュモングループ傘下の他のブランドと比べてもかなり大きな面積を占めるブースの中には、「シルバー スピットファイア」が飾られ、さながらその格納庫のよう。周りには、古き良き時代の旅客機の座席のような面談シートが並んでいる。受付スタッフたちは、整備員のような服装で出迎えてくれた。



では、プレスカンファレンスの様子と、実機を紹介しよう。


今日紹介してくれるのは上記4シリーズ。クラシック、スピットファイア、プティ・プランス(星の王子様)、そしてトップガン、である。


1943年製のプロペラ戦闘機、スピットファイアは2年をかけてレストアされ、元のピカピカの機体となり、歴史上初めてと思われる世界一周の旅に出ることが発表された。総飛行距離43000キロ、26か国・100か所にわたる中継給油地、という壮大な計画だ。

その「スピットファイア」コレクションからの新作の目玉はこちら。筆者もベゼルと時刻調整の連動は便利な機能だと感じた。
パイロット・ウォッチ・タイムゾーナー・スピットファイア “ロンゲスト・フライト”

12時の窓には24時間計があり、午前・午後の区別。そして、ベゼルを回すことによってその地の時刻を表示する、という機構。250本限定だ。


その他のスピットファイア コレクションはこちら。
(いずれも最終商品となるまでには一部仕様の変更もあることを為念申し添える)


パイロット・ウォッチ・UTC・スピットファイア “MJ271” 



パイロット・ウォッチ・オートマティック・スピットファイア
ステンレスケースバージョン


クロノグラフ


パーペチュアルカレンダー



そして、トップガン コレクション



イチ押しの新作はこちら。パイロット・ウォッチ・ダブルクロノグラフ・トップガン・セラタニウム。
”セラタニウム”とは、チタニウム合金をベースとしたチタニウムとセラミックの利点を組み合わせて一つにした素材。非常に軽い。見た感じもセラミックのような表面。150本限定。

そして、セラミックと言えばこちら。モハーヴェ砂漠からインスピレーションを得た、パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “モハーヴェ・デザート”。


こちらは500本限定。

やや大きめのサイズが多いものの、日本人にも大人気のIWC。今年の新作はいかがだろうか。ブランドのサイトもご覧いただきたい。
https://www.iwc.com/ja/specials/sihh-2019-new-watches.html

IWCの皆さん、ありがとうございました!