SIHH 2019: ピアジェ - ジュエリー系の中でも歴史の深さを背景に時計としての完成度は今年も健在

 By : KIH
ピアジェというブランドについての「よくある誤解」については、何度かここでもしつこく書かせていただいた。ジュエリーメーカーが時計を売っているのではなく、ムーブメントメーカーが、ジュエリーウォッチを作っているのである。この2種類は全く違う、ということをここでもしつこく申し上げておく。そうすると、このブランドの「見た目だけではわからない」すごさが少し見えてくると思うからである。

ブースについて。昨年は海のリゾート、という感じであったが今年は水の代わりに砂浜のような砂が周りを埋めているステージ、という雰囲気。



1.アルティプラノ
メテオライトのダイヤルが充実。






メテオライトのダイヤルはここ数年よく見かけるようになったが、それぞれの特徴があるようだ。ピアジェのメテオライトはその中でも、模様が(もちろん個体によってすべて違う)非常にきれいに出ている。ゴールド系のケースとの相性は抜群の出来と言えるだろう。










アルティプラノ ハイジュエリー。派手ではあるが、ここまでできるのはさすがピアジェ、と言わざるを得ない。900P の時計としてのすばらしさは証明済みであり、さすがにやや厚くなったが「ピアジェ」である。


670Pトゥールビヨン ムーブメントの、ハイジュエリー版。




2.ライムライト・ガラ




3.ポロ


角度によって色がグリーンからブルーに変わる加工がされているダイヤル。




4.ポセション


ハイジュエリー



今回は新たなムーブメントの発表はなかったが、既存モデルの最新デザインを見るとやはりさすがである。メテオライト文字盤モデルの出来は秀逸と言える。

女性にとっては、これらジュエリー、あるいはハイジュエリー時計はとても魅力的な商品なのだろう、という想像しかできないが、今後も薄型ムーブメントの開発、メンズドレスウォッチのさらなる充実に期待したい。

男物の時計ばっかり見ている目には、いつも新たな「美」を見せてくれます。PRの皆さま、ありがとうございました!

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