SIHH 2019: ジラール・ペルゴ - Earth to Sky (地球から空へ)

 By : KIH
今年のジラール・ペルゴのテーマは「Earth to Sky」ー 地球のようにブルー。宇宙のようにブラック。宇宙をテーマに、宇宙空間の色彩の遊びを「アース・トゥ・スカイ」エディションで表現。ブルーとブラックが織りなす効果により壮大な宇宙を感じさせる、とのこと。

今回のこのテーマははっきり言って、やや驚いた。ロレアートは復活してまだ数年であり、様々な可能性があることは確かだったが、この方向は思いつかなかった。青は時計に使われる色としてここ最近はやっている。そして、宇宙と地球というテーマで、黒と青の組み合わせは面白い。非常にインパクトのある作品に仕上がったと思う。さらに、場所は宇宙。したがって、防水性能も大幅にアップさせたモデルとなった。






1.ロレアート アブソルート
2019 ロレアート アブソルート誕生
オリジナルモデルめられたらかにすることで妥協なき傑作誕生
より洗練されそしてより現代的。完璧なアプローチによって実現した
きるアクティブなのための都会的モデル
 
直径44mm の存在感、ブラック PVD 加工したチタンによる軽量化
さらに防水性能 300 mまでアップ一体型となったしいラバーストラップを採用
 
3モデルにそれぞれ3 つの機能
 ロレアート アブソルートロレアート ソルート クロノグラフロレアート アブソルート WW.TC
いずれも自社製ムーブメント搭載















ロレアート アブソルート クロノグラフ。このベゼルの高さが、防水性能を300mまで高めた証拠の1つ。




ロレアート アブソルート WW.TC。WW.TCにロレアートを被せてくるとは思わなかったが、これまたなかなかよく噛み合ってます。










この3つの裏にはロレアート アブソルートのロゴが。



そしてこちらは、1966 アブソルート エディション。きれいな黒と青。





ブリッジ コスモス
ニュースリリースによると、「ジラール・ペルゴが 2019 年に発表する複雑時計の傑作地上と空、物質と空間、見える部分と見えない部分の間で交わされる斬新な対話2 つの完全な球体―地球と天球、それは私たちが宇宙と融合する瞬間を映し出す鏡です。地球が日々の回転を続けるかたわらで、このミニチュアの天空では12 の星座が代わる代わるに姿を現し、見知らぬ世界を告げていきます空と同様、この時計にも昼と夜という 2 つの顔があります。見えない部分の美しさを追求するジラール・ペルゴ特有の洗練さを守りながら、コスモスは、これまで未知だった美しい仕上げを明らかにします。コスモスを軌道に乗せるために完全に新しい自社製ムーブメントGP09320-1098 を搭載リューズはありません。時と各種表示の手動調整は、ケースバックで行います。」

48㎜、ビードブラスト仕上げのチタンケース。3時に地球と、GMT表示が赤道上に。9時には星図。23時間56分4秒で1回転。








ケースにはリューズがなく、裏の「爪」を立てて巻き上げる。その他の調整は下半分にある3つの小さい丸を回して行う。







キャッツアイ プラム ブロッサム シリーズ
それぞれ、9時位置の梅の花が秒針のように回転する。







というラインナップで、例年通り豊富なモデル群なれど、ロレアートの進化には驚いた。価格も非常にリーズナブルにおさえられており、ストライクゾーンに入るコレクターも多いのではないだろうか。

ロレアートの進化からは当分目が離せそうにない。