SIHH 2019: ユリス・ナルダン - 今年のキーワードは「X」!

 By : KIH
去年のユリス・ナルダンのキーワードは「Freak me out!」であった。そして今年は「X」。とにかく、Xなのである。X線もしかり、Xplore(探検)もしかり、Xcite(興奮する)もしかり、XTREME(極限)もしかり。

同じKerring Groupのジラール・ペルゴも進化に驚いたが、ここ数年のユリス・ナルダンも、新CEOになって以来、次々と新機軸を打ち出してくる。バイタリティー、柔軟性、機敏さは以前の両ブランドではあまり見られなかったものだ。



迎えてくれるのは、「X」の文字が入った檻と、巨大なサメの「X」線写真である。




では、まずは今年の目玉。フリークの2019年版は、フリーク X。



お気付きだろうか? フリークに「リューズ」がついたのである! これは、深いフリークファンであれば、悪い意味でのショックではないかと想像するが、ちょっととっつきにくいと思っていた私のような者にとっては、実は親近感が湧いたのである。「普通の」時計に近づき、かつ、表示方法、針の動き方が「普通でない」ままの機構となっており、「普通の」時計好きは今までとは違って、非常に興味をもって見ていられるのである。




























そして、スケルトンX。
こちらのトゥールビヨン部分がテンワになり、文字盤に「X」が挿入された、ということであろう。























フリークXもスケルトンXも、既存モデルをかなり求めやすい値段に設定し、多くのコレクターが興味をもって接することができるモデルだと思われる。

特に、フリーク Xは個人的にも「食わず嫌い」だった従来のフリークに比べ、かなり近づきやすくなっており、時間をかけて観察してみたいと感じた。

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#freakmeout


その他、例年通りエロチックシリーズも出たが、それはウェブサイトで確認してください。。。。