【速報!】パテック・フィリップ、ロレックス、シャネル、ショパール、チューダーがバーゼルワールドから撤退!!
By : KITAMURA(a-ls)FHH( Fondation Haute Horlogerie)からの発表によれば、パテック・フィリップ、ロレックス、チューダー、シャネル、ショパールがバーゼルワールドからの離脱を表明
●5ブランドとFHHの声明書
この5つのブランドは、FHHが主導するWatches & Wonders Geneva と何らかの形で連動し、まだ名称は未定だが、2021年の春を目途にジュネーヴの"パレクスポ (Palexpo) "で新しい時計展示会を開催する方向で、各ブランドの代表者が合意し署名している。
バーゼルワールド離脱の理由として、
・2021年1月への開催延期を含むバーゼルワールドの経営陣(MCH)による様々な一方的な決定が相次いだこと
・すでに払い込まれた出展料についての処理(返金を含む)が受け入れがたいものであったこと
・これらの事情をふまえ、この5ブランドの代表者は、バーゼルワールドがもはやブランドのニーズと期待に応えられないと判断するに至ったとしている。
これ以上の詳細は現在確認中だが、現時点でバーゼルワールドからはまだ何の発表もされていない。
2018年にスウォッチグループが脱退、そして今回の発表で、この5ブランドが去るとなると、バーゼルワールドに残る大きな存在はブルガリ、ウブロ、ゼニスらを擁するLVMHグループのみとなる。
同グループの動向はいまだ明らかではないが(同グループも独自の展示イベント「ジュネーヴ・ウォッチ・デイズ」を企画してはいる)、いずれにせよ、長い歴史を持ちスイス時計業界の象徴的存在としてのバーゼルワールドは、実質的な終焉を迎えることになるだろう。
大規模時計展示会としての成立が危ぶまれるレベルとなったバーゼルワールドに対して、中小のブランドや、独立系のウォッチメイカーがどのような判断を下すのかという点も今後の関心事となるが、そうしたブランドが不利益を被ることのないことを祈りたい。
続報は随時更新していく。
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