2023年 年末に寄せて、久々のスイスで直接話を聞けるのサイコーと言う話
By : CC Fan2023年もあとわずかとなりました、タイピングによる肩の疲労?から一念発起して年末年始で新しいエルゴノミクス分割キーボード環境(0100の記事でちらっと写りこみ)に取り組んでおり、まだタイピングがぎこちないですが何より慣れること、と言う事で2022年末同様に一年を振り返っていきましょう。
2023年は久しぶりにスイスを訪れることができ、色々あった中でも何よりカンタロスが直ってきた!と思ったら、ネジを噛み込んで停止と言うスピード感でしょう。
パテックフィリップ展の会期中の飲み会で、大丈夫ですよーどうぞ見てください、と時計師の方に見せたら、「これ、ネジが折れていません?」と問われたのは今でも明確に覚えています。
ちょうど来日していた関口さんに、「折れましたね!」とお見せしたのも懐かしい思い出です。
改めて見ると関口さんがなかなかいい表情にも見えてきますね…
結局その後もWMOのツアーのサポート兼レポート書きとしてスイスに行く機会があったのですが、クラーレ社のアレコレがあったので持って行かず、決戦(意味深)は次のWatch&Wondersと言う事になりそうです。
そろそろフライトやらなんやらと向き合わねば…
今年で9年目、来年には記念すべき10年周年を迎えるカンタロスですが、まだまだ楽しめそうですネ!
今年のトピックはまだレポートが書けていなくて申し訳ないですが、2020年からパワポで粘着しているベルナルド・レデラー本人に直接お会いすることができ、セントラルインパルスクロノメーターについてお話を伺うことができる貴重な機会が得られたのも非常に嬉しいサプライズでした。
これは工場訪問をアレンジしてくれた奥様のEwaさんが撮影してくれたもの、CAD図を見ながらダイレクトインパルスの理想と現実みたいな話をしているところです。
実はこの後オンリーウォッチの展示会に出かけるというハードスケジュールの中対応してくれたのは感謝しかありません。
そう言えば、この時「ワールドワイド用の時計なのに一回も海外に持ち出さないのは良くない」とシチズンの衛星電波対応アテッサのF950をつけていっていました、その使用感も書かないとですね。
ドバイの万博記念公園的な施設で記念撮影したアテッサ。
万博もリアルタイムで来たかったですネ。
ベルナルド自体は独立時計師アカデミーに所属する独立時計師の顔と、総合部品サプライヤーコンサルタント会社のMHM社の経営者の顔の二つの顔を持っており、個人的なテーマである「工業と工芸の両立」を高いレベルで実現している人物と感じました。
ダイレクトインパルスも含め、色々「理想と現実」的な話も書きたいと思いつつ、なかなか伝えるのが難しいよねと言うことで悩んでいます。
ただ、このセントラルインパルスクロノメーターは本当に素晴らしい、と言うのは実機を見て改めて実感しました。
ジョージ・ダニエルズの名著、「ウォッチメイキング」の本を買うため、祖国ドイツからヒッチハイクでイギリスに言ったという若き日のレデラー、その後、ダニエルズ本人に会い、薫陶を受けるとともに、メッセージをもらったそう。
ダニエルズの新しい脱進機を作り出し、機械式時計を進化させたいという情熱を受け継いでいるという意味で、彼は間違いなくダニエルズの後継者だと思います。
ちなみに、某氏から「まずダニエルズの話が1時間ぐらいありますよ」と伺っていて、流石にそれはないだろう…と思っていたらマジでした。
いまとなっては当たり前となっているアベンチュリン素材を初めて使いだしたのは(少なくともかなり早い段階で使っていた)のはbluの時のレデラーだった、とうエピソードと共に出てきたアベンチュリンの原材料。
レデラープロデュースのチャペックのこれも書かないと…
素晴らしい!
そのほか、MHM社の工場も案内していただき、色々感銘を受けましたがそれは別途レポートに…
そして最後の狼藉は…
ゲストブックのフィリップ・デュフォーの下に、テンションが上がって現代的なダニエルズ(Contemporary Daniels)と言う怪文書メッセージを書き込んだこと。
ボカしているのはガチの本名も書いたからです…
そしてレデラーだけではなく、この日はダブルヘッダー…
現在プリムヴェールを製作中の関口陽介氏!
今回初めて、氏の工房を訪れさせていただきました。
ロットではないですが、10個程度の部品を仕上げては組み上げるそうで、現在鋭意製作中!とのこと。
特徴的な内側のスチール部分だけを青焼きしたバイメタルテンワ。
納得するまで関口氏が自ら仕上げたパーツ類。
もちろん取材をしなければいけないんですが、それよりも関口さん最近どうですか?みたいな駄弁りになってしまうのがいつものことで…
レポートは改めて…
とか書いていたら、新年まであと1時間を切ったようです。
色々あって大晦日も帰省しておらず、元旦ぐらいに帰るとして、何とか年末年始中にレデラーと関口さんのレポートをまとめて晴れ晴れとした気分で2024年をスタートできるよう…
カンタロスは止まりましたが、それを差し引いてもWATCH MEDIA ONLINEでやっててよかったな、と思える1年だったと思います。
今年もWatch Media Onlineをご覧いただきありがとうございました。
2024年もどうぞよろしくお願いいたします、良い年末&年始を!
CCFan
2023年は久しぶりにスイスを訪れることができ、色々あった中でも何よりカンタロスが直ってきた!と思ったら、ネジを噛み込んで停止と言うスピード感でしょう。
パテックフィリップ展の会期中の飲み会で、大丈夫ですよーどうぞ見てください、と時計師の方に見せたら、「これ、ネジが折れていません?」と問われたのは今でも明確に覚えています。
ちょうど来日していた関口さんに、「折れましたね!」とお見せしたのも懐かしい思い出です。
改めて見ると関口さんがなかなかいい表情にも見えてきますね…
結局その後もWMOのツアーのサポート兼レポート書きとしてスイスに行く機会があったのですが、クラーレ社のアレコレがあったので持って行かず、決戦(意味深)は次のWatch&Wondersと言う事になりそうです。
そろそろフライトやらなんやらと向き合わねば…
今年で9年目、来年には記念すべき10年周年を迎えるカンタロスですが、まだまだ楽しめそうですネ!
今年のトピックはまだレポートが書けていなくて申し訳ないですが、2020年からパワポで粘着しているベルナルド・レデラー本人に直接お会いすることができ、セントラルインパルスクロノメーターについてお話を伺うことができる貴重な機会が得られたのも非常に嬉しいサプライズでした。
これは工場訪問をアレンジしてくれた奥様のEwaさんが撮影してくれたもの、CAD図を見ながらダイレクトインパルスの理想と現実みたいな話をしているところです。
実はこの後オンリーウォッチの展示会に出かけるというハードスケジュールの中対応してくれたのは感謝しかありません。
そう言えば、この時「ワールドワイド用の時計なのに一回も海外に持ち出さないのは良くない」とシチズンの衛星電波対応アテッサのF950をつけていっていました、その使用感も書かないとですね。
ドバイの万博記念公園的な施設で記念撮影したアテッサ。
万博もリアルタイムで来たかったですネ。
ベルナルド自体は独立時計師アカデミーに所属する独立時計師の顔と、総合部品サプライヤーコンサルタント会社のMHM社の経営者の顔の二つの顔を持っており、個人的なテーマである「工業と工芸の両立」を高いレベルで実現している人物と感じました。
ダイレクトインパルスも含め、色々「理想と現実」的な話も書きたいと思いつつ、なかなか伝えるのが難しいよねと言うことで悩んでいます。
ただ、このセントラルインパルスクロノメーターは本当に素晴らしい、と言うのは実機を見て改めて実感しました。
ジョージ・ダニエルズの名著、「ウォッチメイキング」の本を買うため、祖国ドイツからヒッチハイクでイギリスに言ったという若き日のレデラー、その後、ダニエルズ本人に会い、薫陶を受けるとともに、メッセージをもらったそう。
ダニエルズの新しい脱進機を作り出し、機械式時計を進化させたいという情熱を受け継いでいるという意味で、彼は間違いなくダニエルズの後継者だと思います。
ちなみに、某氏から「まずダニエルズの話が1時間ぐらいありますよ」と伺っていて、流石にそれはないだろう…と思っていたらマジでした。
いまとなっては当たり前となっているアベンチュリン素材を初めて使いだしたのは(少なくともかなり早い段階で使っていた)のはbluの時のレデラーだった、とうエピソードと共に出てきたアベンチュリンの原材料。
レデラープロデュースのチャペックのこれも書かないと…
素晴らしい!
そのほか、MHM社の工場も案内していただき、色々感銘を受けましたがそれは別途レポートに…
そして最後の狼藉は…
ゲストブックのフィリップ・デュフォーの下に、テンションが上がって現代的なダニエルズ(Contemporary Daniels)と言う怪文書メッセージを書き込んだこと。
ボカしているのはガチの本名も書いたからです…
そしてレデラーだけではなく、この日はダブルヘッダー…
現在プリムヴェールを製作中の関口陽介氏!
今回初めて、氏の工房を訪れさせていただきました。
ロットではないですが、10個程度の部品を仕上げては組み上げるそうで、現在鋭意製作中!とのこと。
特徴的な内側のスチール部分だけを青焼きしたバイメタルテンワ。
納得するまで関口氏が自ら仕上げたパーツ類。
もちろん取材をしなければいけないんですが、それよりも関口さん最近どうですか?みたいな駄弁りになってしまうのがいつものことで…
レポートは改めて…
とか書いていたら、新年まであと1時間を切ったようです。
色々あって大晦日も帰省しておらず、元旦ぐらいに帰るとして、何とか年末年始中にレデラーと関口さんのレポートをまとめて晴れ晴れとした気分で2024年をスタートできるよう…
カンタロスは止まりましたが、それを差し引いてもWATCH MEDIA ONLINEでやっててよかったな、と思える1年だったと思います。
今年もWatch Media Onlineをご覧いただきありがとうございました。
2024年もどうぞよろしくお願いいたします、良い年末&年始を!
CCFan
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