HYT: Skull Pocket - HYTが懐中時計を発表

 From : HYT (HYT)

Skull Pocket : HYT は懐中時計を輝かせます




HYT はブランド初の懐中時計、Skull Pocket(スカル ポケット)を発表します。新しいケース、初めてスカルと関連させた機械式ライト機能、特別な仕上げ、8 個限定製造。
Skull Pocket は HYT の流体力学を応用した時計の開発に一転機を画します。



「最初、私たちはブランドの時計のコレクターをきわめて独自な限定シリーズで喜ばそうと思っていました。私たちがまだしていなかったことは何でしょう?答えは自ずから明らかでした。この地球上の誰一人として私たちに期待していなかったこと。それはブランド初の懐中時計です。」


HYT の共同創設者、Vincent Perriard は、ブランドが常に掲げる使命、つまり過去と現在の知識を基盤にして未来の時計製造を生み出すということをあらためて確かめます。伝統的な時計製造の最も高貴な遺産の 1 つである懐中時計がこのたび、HYT の展開と表現の新たな地平になります。


Skull Pocket により、HYT はその流体テクノロジーが伝統的な機械式時計のあらゆるエレメントを取り入れ、それらを 21 世紀に登場させられることを証明します。それが、HYT が高級時計を型にはまった領域のさらに先へ進ませるその能力を求め、高級時計基金のパートナーのブランドがしっかりと組織するサークルに加わった理由の 1 つです。


自然なサイズ
Skull Pocket はわずか 8 個しか製造されない限定シリーズで、HYT の最も贅沢な作品の 1 つです。このモデルはMetropolis(メトロポリス)モデル用に開発されたライティング モジュールを初めてスカルに組み合わせています。


このモジュールは 6 時位置のカバリエの下に 2 つの LED を配置させています。それらを作動させるジェネレーターは 4 時と 5 時位置の間に入り込ませました。その機能はダイナモと同等で、機械的な動力をライトのエネルギーに変換します。回転させてダイナモはセットされます。そしてプッシュ式リューズを押すと、2 つの LED が作動し、柔らかな青い光が Skull Pocket を包み込みます。


メカニズムを再び巻き上げる必要がない限り、ライトは 5 秒間光り続けます。作動に電池は介在せず、すべてが機械式です。部品数 82 を下回らないこの開発は、その超小型化、カーブしたフォルム、さらに時計製造の世界で現在までこのようなタイプの先行メカニズムがなかったという理由から特にデリケートであるということが明らかになりました。


オートクチュールの外装
アッセンブリは Skull Pocket 専用に作られたサイズ 51 ~ 59 mm のブラック DLC チタン製ケースに収められています。新しいケースは懐中時計なのでラグがなく、小型化されています。


ブランドに相応しく、HYT はダイヤルを保護するカバーの独自のシステムを開発しました。12 時位置のヒンジで連結されたそのシステムは、ブランドの美的特徴の 1 つとなった 6 時位置の象徴的なカバリエにより、作動します。下向きにそっと押すと、カバリエがカバーを解放し、Skull Pocket のダイヤルが現れます。閉じたカバーには、このモデル用に特別に考案されたカスタマイズ可能なモチーフの刻印とレザーのインサート。


このカバーの下には HYT のスカルのサインが見てとれます。グリーンの液体がカバリエの両側でそれと調和します。頭蓋骨は初めて全体的にファセット加工され、周囲を取り巻くクル・ド・パリ仕上げに呼応する微妙な光の反射をもたらします。


夜間、カバリエからキャピラリーへ向かって放たれる光。色が瞬間的に反応して柔らかな青い輝きを生み出します。時間はスーパールミノバをコーティングしたアラビア数字により、頭蓋骨の周囲から直観的に読み取ることができます。左目には秒ディスク、右目にはパワーリザーブ表示ディスクが配置されています。アッセンブリは Skull Pocket のために特別に設計されたチェーンに向けられています。ポリッシュ仕上げとサテン仕上げが交互に施され、ファセット加工されたその構造は、スカルの精神を末永く感知させるかのごとく、頭蓋骨の美観を思い起こさせるように設計されたものです。




ティーザー動画


 


テクニカル シート
Skull Pocket

ケース:チタンおよびブラック DLC チタン、レザー エンボス加工のカスタマイズ可能なカバー付き
- 直径:59 mm
- 厚さ:20.6 mm
- 2 つのブラック ラバー コーティング チタン製ねじ込み式リューズ(2 時 30 分および 4 時 30 位置)
- チタン製ドーム、6 時位置に組み込まれたカバー開閉システム
- サイド プレート(3 時位置/9 時位置)、ブラック DLC のクル・ド・パリ装飾
- ダイヤル側に反射防止加工を施したドーム型サファイアガラス
- メタル加工されたねじ込み式サファイア ケースバック
- 50 m 防水


機能:ブラックの流体によるレトログラード式時間表示、秒表示ムーブメント:機械式手巻、特殊 HYT キャリバー
- 28,800 振動/時、4 Hz、35 石
- コート・ド・ジュネーブ装飾、手作業による面取りが施されたブリッジ、ロジウムプレートのふいご
- パワーリザーブ 65 時間


ブルー ライトの機械式モジュール:
- 巻き上げ機能、4 時 30 分位置のプッシュ式リューズによるシステムのサポート
- 4 時 30 分位置のリューズを押して作動させるダイナモ システムこのプッシュ式リューズを放すとモジュール用香箱のゼンマイが完全に巻き解けるまでライトは消えます


ダイヤル:非構築型ロジウムプレート、ブラック PVD クルー・ド・パリ仕上げ、ロジウムプレートアプライド インデックス、流体による時間表示
- ファセット加工された頭蓋骨、PVD コーティング付き
- ブラックの時間ダイヤル、グレーのインデックス
- 秒ディスク(左目)
- パワーリザーブ表示ディスク(右目)


チェーン : チタン製、HYT 特製


スイベル : チタン製、HYT 特製


リファレンス:159-TD-49-GF-CH ; 8 個限定製造



HYT について

HYT の Hydro Mechanical Horologists(ハイドロ メカニカル ホロロジスト)は、機械と液体を組み合わせるというユートピアを現実のものとします。まさに反画一主義の彼らは、高級時計製造の厳しい規範に基づいてはいたものの、 易々とそれらを粉々に打ち砕きました。


原理

高級時計製造と流体メカニズムの出会い。それは先験的なユートピアとも言えるでしょう。あらゆるもっともらしさを一掃し、画一主義を廃し、H1 へ導いた中心的なアイディアはシンプルなものです。それは、2 つのフレキシブルなタンクをキャピラリー(毛管)の各先端に固定して使用するというものでした。一方には着色した液体を、もう一方には透明な液体を入れます。お互いの分離は、 それぞれの液体の分子の反発力により維持されます。2 つの境界はメニスカス(キャピラリー内の液体表面が作る凹凸の曲面)が画定します。


6 時の 2 つのタンク。一方を圧縮するともう一方は減圧し、キャピラリー内の液体を動かします。時間とともに着色した液体が進みます。半月状のメニスカスがチューブ内のもう一方の液体との境界点を画し、時間が表示されます。18 時になると蛍光色の液体は、レトログラード式の動きで初期位置に戻ります。


タンクを作動させる秘密は何でしょうか?それはピストンで動かされる、非常に柔軟で耐久性の高い合金製の 2 つのふいごです。そしてそれが時計の機能との間に介在するこのシステムを作動させるのです。


HYT はハイブリッド素材で絶対的な追及を推し進め、新しい H3 コレクションを発表します。このモデルは H2 コレクションと同じく、HYT チームと、Giulio Papi が指揮する Audemars Piguet Renaud & Papi が分かち合ったビジョンから生まれました。



ブランドの創設者と CEO
Patrick Berdoz, Lucien Vouillamoz, Emmanuel Savioz, Vincent Perriard
Grégory Dourde (CEO)


HYT にまつわる数字:

2015 年に達成された目標:
- 450 個の製品の製造と販売
- 66 ヶ所の販売拠点
- 13 個の新作の発表

2016 年に予定されている目標:
- 80 ヶ所以上の販売拠点
- 7 個の新作を 2016 年に発表すること
- クアラルンプールに初の HYT ブティックをオープンすること


www.hytwatches.com