ショパール 2021年新作として Watches & Wonders 2021 プレビュー 3モデルを一挙発表～「L.U.C クアトロ スピリット 25」、「インペリアーレ ムーンフェイズ」、「ハイジュエリー」

ショパール 2021年新作として Watches & Wonders 2021 プレビュー 3モデルを一挙発表！
「L.U.C クアトロ スピリット 25」、「インペリアーレ ムーンフェイズ」、「ハイジュエリー」





「L.U.C クアトロ スピリット 25」
ショパール マニュファクチュール初のジャンピングアワーを搭載したタイムピース


ショパール マニュファクチュールは設立25周年を記念して、ジャンピングアワーを搭載した初のタイムピース「L.U.C クアトロ スピリット 25」を発表します。L.U.Cコレクションの特徴である、端正なラインを描く40mm径の18Kエシカルローズゴールド製ケースに収納された革新的で超高性能のムーブメント「L.U.C 98.06-L」は、独自に開発されたショパール クアトロ テクノロジーによって4つの香箱を備え、ジャンピングアワーを搭載した時計としては異例とも言える最長8日間のパワーリザーブを保有します。100本限定の本作は、マニュファクチュールの職人が駆使する芸術的技巧によって、ムーブメントから6時位置に時表示小窓を配したホワイトのグラン・フー・エナメル文字盤に至るまでの全工程が製作されます。そして、洗練を極めた装飾は名高いジュネーブ・シールによって証明されます。


技術革新：ショパール クアトロ テクノロジーによって、長時間パワーリザーブを備えるジャンピングアワー
「L.U.C クアトロ スピリット 25」を通じて、ショパール マニュファクチュールは、ジャンピングアワーを搭載した初のタイムピースを披露します。コレクターから高い評価を得るこの複雑機構は、シリアルナンバーの入った100本限定モデルで、L.U.Cコレクションを象徴するシンプルなデザインと斬新な技術を組み合わせた端正な解釈を見出しています。伝統と現代性が融合した18Kエシカルローズゴールド製ケースは、かつてルイ‐ユリス・ショパールがデザインした懐中時計のハンターケースから着想を得て、丸みを帯びた魅力的なフォルムを描いています。



このタイムピースに搭載されたムーブメント「L.U.C 98.06-L」は、一般的に多くのエネルギーを消費するこのカテゴリーのウォッチでは極めて珍しく、最長で8日間のパワーリザーブを保有します。L.U.C クアトロ スピリット 25は、時表示ディスクの回転に多くのエネルギーを消費する一方で、唯一無二のショパール クアトロ テクノロジー（通常216時間パワーリザーブ）を駆使した2組の積載式二重香箱（4つの香箱）によって、190時間を超えるパワーリザーブを確保します。



シースルーバック越しに姿を見せるこの機械式手巻きムーブメントは、厚さわずか4.85mmの極めて複雑な構造で信頼性と精度を保証します。ヒゲゼンマイの先端は、数少ないマニュファクチュールだけが持つ技術であるフィリップス外端曲線を描き、調速機構の振動を正確に制御します。また、ムーブメントは時計を細かく調整できるスワンネックも備えています。




芸術的職人技：ショパール マニュファクチュールのエナメル職人が作り出す文字盤
内部のみならず外観にも気品を漂わせるタイムピース「L.U.C クアトロ スピリット 25」 は、ショパール マニュファクチュールのエナメル職人によって完全自社製造されたピュアホワイトの文字盤に時刻を表示します。18Kエシカルローズゴールドをベースとする文字盤は、高温（820°C）で何度も焼成を繰り返すグラン・フー・エナメル仕上げが施されています。さらに、研磨によって丸みを持たせることで独特な光の取り込みを演出しています。職人は最後にブラックエナメルを用いて、同じ技法で「L.U.CHOPARD」ロゴ、および分を表示するミニッツトラックとアラビア数字を浮かび上がらせます。



時表示小窓は、時間が切り替わる瞬間の眺めを分針が妨げないように、6時位置の開口部に配されています。小窓のフレームはローズゴールド製で、ホワイトをバックに時を表示するブラックの大きなアラビア数字のシンプルな装いを引き立てています。



エナメル文字盤の製作には忍耐、粘り強さ、緻密さが不可欠です。この芸術的職人技の統合は、時計の伝統的な技法に特化した卓越性の象徴をショパール マニュファクチュールと共に生み出すという、共同社長カール-フリードリッヒ・ショイフレの強い意思を反映しています。


精度：ジュネーブ・シールを取得した仕上げ装飾
「L.U.C クアトロ スピリット 25」に施された質の高い装飾はジュネーブ・シールの認定に値します。この厳格な基準が定められた羨望のラベルは、比類ない機能性を宿すメカニズムが美しく彩られた、ほんの一握りの時計にしか与えられません。このラベルはムーブメントおよび時計全体のクオリティ、精度、信頼性を保証するだけでなく、組立てがオート・オルロジュリー発祥の地であるジュネーブ州で行われたことも証明しています。



調整精度、快適な装着感、優れた視認性、全面にコート・ド・ジュネーブ装飾を施したムーブメントのブリッジ、部品の面取りによって、L.U.C クアトロ スピリット 25は繊細な美と洗練された技術を体現します。




ヘリテージとトラディションの調和：L.U.Cコレクションの 25年間
1996年以来、ショパール マニュファクチュールは、時計製造のノウハウとカール-フリードリッヒ・ショイフレの優れたビジョン—―それは、革新への追求、そしてルイ-ユリス・ショパール（1860年、メゾンの創業者）から受け継いだ真の「アルチザン オブ ウォッチメイキング エモーション」というヘリテージの継承に対するコミットメント—―を形にしています。

ムーブメントの開発から、完成品のデザイン、ゴールドの鋳造、ケースとムーブメント部品のスタンピングと加工、手作業による伝統的なエングレービングと装飾、グラン・フー・エナメル、表面の処理、研磨、組立て、調整および品質検査に至るまで、ショパールはスイスのジュネーブとフルリエのアトリエでL.U.Cコレクションのタイムピースの全製造工程を制御しています。

このように熟練職人の技が駆使されたタイムピースは、そのシンプルで端正なデザインが最高の洗練美を表現し、それを着用するにふさわしい現代のジェントルマンのエモーションを掻き立てます。芸術や専門的技術、ウォッチメイキングをこよなく愛する男たちは、大胆かつ情熱的にその人生を歩んでいます。







L.U.C クアトロ スピリット 25
シリアルナンバー入り100本のリミテッドエディション
18Kエシカルローズゴールド製


【技術仕様】

ケース：
18Kエシカルローズゴールド
外径: 40.00 mm
厚さ: 10.30 mm
防水性: 30m
L.U.Cロゴ入り18Kローズゴールド製リューズ: 7.00 mm
バーティカルサテン仕上げのミドルケース、サイド
ポリッシュ仕上げベゼルとケースバック
反射防止加工のサファイアクリスタル
シースルーバック、反射防止加工のサファイアクリスタル

ムーブメント：
機械式手巻きムーブメント L.U.C 98.06-L
部品数: 240
外径: 31.80 mm
厚さ: 4.85 mm
石数: 42
振動数: 毎時28,800回 （4 Hz）
パワーリザーブ: 192時間（8日間）
ジャンピングアワー
4つの香箱 – 独自のショパール クアトロ® テクノロジー
コート・ド・ジュネーブ装飾とゴールド仕上げのエングレービングを施したブリッジ
スワンネック緩急針
フィリップス外端曲線入りヒゲゼンマイ
« Poinçon de Genève »（ジュネーブ・シール）品質証明
 
文字盤と針：
18Kエシカルローズゴールド製文字盤 – フルリエのショパール マニュファクチュールで働くエナメル職人が製作したホワイトグラン・フー・エナメル
ミニッツトラックとアラビア数字にグラン・フー・エナメル仕上げのブラック転写
ゴールド仕上げを施したドーフィンフュゼ型分針
ゴールド仕上げを施したバトン型パワーリザーブ表示針

機能と表示：
6時位置の小窓に瞬時のジャンピングアワー表示
中央に分表示
時計裏面にパワーリザーブ表示
秒停止機構

ストラップとバックル：
手縫いのマットブラウンアリゲーターストラップ、コニャックカラーのアリゲーターライニング
ポリッシュ仕上げとサテン仕上げの18Kエシカルローズゴールド製ピンバックル

Ref.161977-5001 – 18Kエシカルローズゴールド製、ブラウンのアリゲーターストラップ
シリアルナンバー入り100本のリミテッドエディション


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「インペリアーレ ムーンフェイズ」
高精度コンプリケーションに加わる天空の帝国


「インペリアーレ コレクション」が星のきらめく夜空に覆われました。貴石を散りばめた直径36mmケースの新作タイムピース「インペリアーレ ムーンフェイズ」は、18Kエシカルホワイトゴールド製、文字盤全面にはアベンチュリンを使用した、フェミニンで技術的に洗練を極めるジュエリーウォッチです。ありのままに星のまたたきを表現したこの優雅なガラスには、5つの主要な北半球の星座があしらわれています。星座たちは最もフェミニンなコンプリケーションである天文学的ムーンフェイズディスプレイの背景となり、自社製ムーブメントChopard 96.25-Cを搭載します。広がる深いブルーをダイヤモンドの輝きで照らすインペリアーレ ムーンフェイズは、月の満ち欠けを精巧に刻みます。


ブルーマザーオブパール文字盤にホワイトゴールド製ケース、そしてピンクマザーオブパール文字盤にローズゴールド製ケースを採用したモデルに続いて、インペリアーレ ムーンフェイズに新たなモデルが加わります。新作モデル最大の特徴は、星座があしらわれたアベンチュリンガラスを文字盤に採用しています。月の隣に並んだ北斗七星（おおぐま座）、こぐま座、カシオペヤ座、ケフェウス座、りゅう座が夜空の星々を思わせる数十石のきらめくダイヤモンドに呼応します。


©Federal Studio

芸術的、高貴な素材
ショパールが詩情豊かに表現する月相の秘訣は、ディテールのきめ細かさにあります。このインペリアーレ ムーンフェイズの文字盤を構成する2枚のブルーアベンチュリンガラスは、砂金石としても知られており、ひと目で分かる特徴的なきらめく粒子を含んでいます。この失われた伝統技術が初めて発見されたのはイタリア、ムラーノ。伝説によると、そのきっかけは、溶けたガラスの中にガラス職人が鉄と銅のかけらを誤って入れてしまったことでした。そのガラスが冷えて固まった時、まるで夜空のごとく、美しく煌めく独特な輝きを放っていたのでした。

インペリアーレの特徴的なベゼル、ラグ、エンドピースには計3カラットのダイヤモンドがあしらわれており、ムーンフェイズとスモールセコンドの周囲も同様です。また、スモールセコンドはコレクションの象徴であるダマスク模様を模っています。

2018年7月以降、ショパールのアトリエで製造されたすべてのウォッチやジュエリー製品同様、この新作ウォッチもエシカルゴールド製です。


芸術的、高精度ムーンフェイズ
この時計の機構もまた、メゾンの職人が持つノウハウの卓越性を物語っています。本作に搭載された完全自社設計・製造されたキャリバー Chopard 96.25-Cは、スイス公式クロノメーター検定局（COSC）の認定を受けた自動巻きムーブメントで、ゆとりある65時間のパワーリザーブを保有します。

ムーンフェイズの表示は、天文学的な精度を備え、新月から次の新月までに発生するずれはわずか57.2秒、つまり、実際の月との1日分のずれを生じるまでに122年を要し、その時のみ調整が必要となります。これは、コンプリケーション搭載モデルの製作に必要な精緻な時計製造技術をショパールが有する証に他なりません。


ショパールの時計製造マニュファクチュール
ショパールは独立の信念を強く抱くファミリーメゾンです。ショパールのタイムピースは、ジュネーブとフルリエにある製造拠点で製造されています。ムーブメントの開発、完成品のデザイン、ゴールドの鋳造、ケースのスタンピングと加工、ムーブメントの部品の製造、エングレービング、手作業による伝統的な装飾、表面処理、研磨、組立て、調整と品質管理に至るまで、ショパールのアルチザンたちは時計製造の全工程を担い、偽りのないエモーションの表現者としてその役割を果たしています。そして、ジュネーブにあるショパールのアトリエでは、ジュエリー製造の全般的な工程が行われています。






インペリアーレ ムーンフェイズ


【技術仕様】

ケース
18Kエシカルホワイトゴールド
外径: 36.00 mm
厚さ: 9.84 mm
防水: 50 m
ダイヤモンドセットの18Kエシカルホワイトゴールド製リューズ
ダイヤモンド（計3カラット）セットの18Kエシカルホワイトゴールド製ベゼル、ラグカバー、ラグ
反射防止加工のサファイアクリスタル
シースルーバック

ムーブメント
機械式自動巻き Chopard 96.25-C
外径: 28.40 mm
厚さ: 4.70 mm
石数: 32
振動数: 毎時28,800回（4 Hz）
パワーリザーブ: 65時間
アベンチュリンガラスのムーンディスク
COSC（スイス公式クロノメーター検定局）認定

文字盤と針
星座をあしらったアベンチュリンガラスの文字盤
センターにダイヤモンドをあしらったホワイトゴールド製のサークル
ダイヤモンドセットのホワイトゴールド製インデックス
オープンワーク、ロジウム仕上げの短剣型時針、分針
ロジウム仕上げのインペリアーレモチーフのスモールセコンド

機能と表示
中央に時、分表示
6時位置にスモールセコンド
12時位置にムーンフェイズ表示

ストラップ
光沢のあるブルーアリゲーターストラップ
18Kエシカルホワイトゴールド製インペリアーレモチーフのバックル

Ref. 384246-1002 – ダイヤモンドセットの18Kエシカルホワイトゴールド製


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ハイジュエリー
ハイジュエリーを魅了するムービングダイヤモンド



ムービングダイヤモンドはメゾンのこの上ない象徴です。1976年、ショパールのアトリエが生み出したムービングダイヤモンドは、さまざまなウォッチやジュエリーを通じ、その自由さや大胆さを放ち続けてきました。今回、そのムービングダイヤモンドが、ハイジュエリーアトリエのアルチザンたちの卓越した才能によって、3つの比類ないジュエリーウォッチを彩ります。18Kエシカルホワイトゴールド製の新作ウォッチは、光り輝く5石のムービングダイヤモンドを文字盤にあしらい、その周囲はマーキーズカットの貴石がティアラのように取り巻いています。


キャロライン・ショイフレが手掛けるクリエイティブなデザインのなかでも、ジュエリーウォッチは極めて特別な感情をかき立てます。ショパールの共同社長兼アーティスティック・ディレクター、キャロライン・ショイフレの祖父は、およそ1世紀前、既にダイヤモンドをセットしたタイムピースをデザインし、その道のスペシャリストとして名を馳せたからです。このように、メゾンのノウハウはハイジュエリーアトリエのアルチザンたちによって大切に受け継がれ、そして今回、エシカルホワイトゴールドにダイヤモンド、およびサファイアをあしらった新たな3作品を発表します。

ジュエリーの逸品ともいえる今回の新作は、1976年にメゾンが革新的なこのコンセプトを誕生させて以来、巧みに培われてきたムービングダイヤモンドの伝統を受け継ぐものです。セッティングから解き放たれた5石のムービングダイヤモンドは、文字盤周囲を自由に楽しげにくるくると動き回ります。自らのファセットへ無限に光を反射させながら、時間に対する従来のビジョンを一変させるような美しいスペクタクルを繰り広げます。ハイジュエリーアトリエのアルチザンたちは、見る人をうっとりさせるような魅力的なこの文字盤の周囲に、美しく調整されたマーキーズカットの貴石を丁寧に配し“月桂冠：ゲッケイジュを編んで作った冠”のように模りました。ダイヤモンドバージョン、ブルーまたはピンクサファイアバージョンで展開する3作品には、それぞれの素材にマッチするグレー、ブルー、ピンクのサテンストラップが添えられています。


ショパールのハイジュエリー
ショパールのハイジュエリーは、スイス最大、かつ専門性を兼ね備えるアトリエを年々発展させてきたキャロライン・ショイフレの先見性に優れた目に委ねられています。今日、メゾンの拠点であるジュネーブのアトリエでは、30を超える専門職を集め、貴石を彩り、無尽蔵の豊かな創意を際立たせ、シーズンごとに数多くの感動を呼び起こします。

 

ハイジュエリー

【技術仕様】


18Kエシカルホワイトゴールド製ウォッチ、マーキーズカットダイヤモンド（9.92カラット）、ブリリアントカットダイヤモンド、文字盤の周囲に5石のムービングダイヤモンド。グレーのサテンストラップ。
Ref. 204994-1001




18Kエシカルホワイトゴールド製ウォッチ、マーキーズカットピンクサファイア（13.53カラット）、ブリリアントカットダイヤモンド、文字盤の周囲に5石のムービングダイヤモンド。ピンクのサテンストラップ。
Ref. 204994-1002




18Kエシカルホワイトゴールド製ウォッチ、マーキーズカットサファイア（13.65カラット）、ブリリアントカットダイヤモンド、文字盤の周囲に5石のムービングダイヤモンド。ブルーのサテンストラップ。
Ref. 204994-1004