ショパール、オフィシャルタイムキーパーとして 34年目を迎える “1000 Miglia” 2021に参加、そして「ミッレ ミリア 2021 レース エディション」を発表

 From : Chopard (ショパール )




ショパール、2021年“1000 Miglia”カーラリーに参加~オフィシャルタイムキーパーとして 34年目を迎える


ショパールは今年も、歴史的カーラリーイベント「1000 Miglia」にメインパートナー兼オフィシャルタイムキーパーとして参加します。メゾンのスポンサーシップは、今年で連続34年目を迎えます。


2021年6月16日から19日にかけて開催される今年のラリーでは、1,618キロ(1,005マイル)のコースを通常とは逆の反時計回りに巡ります。ルートの方向変更は、1927年から1957年に開催されていたオリジナルのレースでは、定期的に行われていましたが、1977年のレース復活以来としては、今回が初めての試みとなります。


熱き友情で結ばれたジェントルマン・ドライバー
34回目となる今年のレースにおいて、クラシックカーへ飽くなき情熱を注ぐショパールの共同社長カール-フリードリッヒ・ショイフレは、40年以上も前からショイフレファミリーのコレクションであるストロベリーレッドのメルセデス・ベンツ 300SL ガルウイングで、スタートラインに並びます。

その隣には、ル・マン24時間耐久レースで6回の優勝経験を誇るモータースポーツ界のレジェンド、且つメゾンの長年の友人であるジャッキー・イクスが、コ・ドライバーとして参戦します。両氏はこれまで、15回以上タッグを組み、このラリーに出場しています。

  

Photo Credit ©Adam Fussell

カール-フリードリッヒ・ショイフレが初めて1000 Migliaに参戦したのは1989年のことです。当時も、ジャッキー・イクスがコ・ドライバーを務め、同じメルセデス・ベンツ 300SL ガルウイングに搭乗していました。
志を同じくする二人の間に“ジェントルマン・ドライバー”の友情が生まれたのは、まさにこの時でした。1000 Migliaのスピリットと仲間同士の強い団結心を体現する出会いだったのです。

  

Photo Credit ©Adam Fussell

両氏が率いる今年の“チーム・ショパール”は、フランスの耐久レースチャンピンのロマン・デュマを初めとするゲストたちが、エルミニスポーツ1100、フィアット1100 ザガートクーペ(どちらも1954年製)など、5台のクラシックカーを駆って参戦します。


長く、曲がりくねった道
伝統に則り、ラリーの開始は午後1時30分。年式の古い車から順番に1分間隔で、ブレシアの町の並木道ヴェネツィア通りのスタートラインを出発します。

1日目は、チーザ峠を通り、海岸沿いの都市ヴィアレッジョのフィニッシュポイントに向かいます。早朝からレースが再開される翌日の2日目は、歴史的な丘陵の町や小さな村を経由して、ローマへの350kmの行程を辿ります。

レースのハイライトとなる最も困難かつエキサイティングな3日目のルートは、イタリア半島を400km縦断して、ドラマチックな都市オルヴィエート、キャンティのワイン生産地を通り、フータとラティコーザの2つの曲がりくねった険しい峠道を進みます。

ボローニャで一晩滞在した後、最終日となる4日目は、イタリアを代表する自動車メーカー、フェラーリとマセラティの本拠地であるモデナ、さらにオペラの中心地であるマントヴァ、ヴェローナを経由して、ブレシアのゴールへと戻ります。


Photo Credit ©Adam Fussell


ショパールのウォッチ「ミッレ ミリア 2021 レース エディション」
1988年以来同様に、ショパールはこのラリーイベントを記念し、新作ウォッチ「ミッレ ミリア 2021 レース エディション」を発表します。

レース開始前に、各クルーには、ユニークナンバーを付した44mmケースのクロノグラフモデルが贈られます。オールスティール製の1000本リミテッドエディションに加え、18カラットのエシカルローズゴルードをベゼル、プッシュボタンに備えたモデルが250本のリミテッドエディションとして販売されます。

どちらのモデルも、スレートグレーのサテンブラッシュ仕上げを施したガルバニック文字盤に、チャプターリングとクロノグラフのサブダイアルのコントラストが映えるデザインが特徴で、先端に施したレッドカラーのマーカーが、最適な視認性を実現しています。12時間、30分、60秒の3つのカウンターが装備され、車のダッシュボードから着想を得たブラックセラミックのタキメーターベゼルに刻まれたラッカー塗装のホワイトマーカーにより、速度と距離を素早く計測することができます。

ショパールがこれまで発表してきたすべての「ミッレ ミリア」ウォッチ同様に、今回のレースエディションにも、歴史あるカーラリーの純粋な証明として、有名な“レッドアロー”のマークが文字盤に記されています。そして、ケースバックには、チェッカーフラッグのデザイン、“1000 Miglia”ロゴに加えて、伝説のレースルートを示すインスクリプション“Brescia - Rome - Brescia”の文字が刻まれています。





“1000 Miglia”の略歴
1927年に初めて開催された“1000 Miglia”は、世界で最も美しく歴史的な自動車イベントのひとつです。当初このイベントは、ローマを折り返し点とし、ブレシアを起・終点とした1,618km(1,005マイル)のルートを競うオールアウトのレース戦でした。

1955年、英国の有名なレーシングドライバーであるスターリング・モス卿と、彼のナビゲーターを務めたモータスポーツジャーナリストのデニス・ジェンキンソンが、10時間7分48秒、平均時速97.96マイルという記録的なタイムで勝利しました。

1957年にオリジナルのレース形式による開催は終了しましたが、1977年、同レースの開催期間である1927年から1957年に製造されたレースカーのタイムトライアルとして復活を遂げ、当時とほぼ同じ、ブレシアからローマのイタリア中部の往復路がルートに設定されました。
このカーラリーイベントでは、当時の最も優れた希少性の高いレースカーが、往年のルートを走行し、視覚、聴覚、嗅覚を刺激し、観客を心酔させます。群衆がコースサイドを埋め尽くした当時と同じ町や村を通過する時は、まるで時計の針が戻ったかのようなノスタルジックな感覚を誘います。




ミッレ ミリア 2021 レース エディション
ジェントルマンドライバーのためのクロノグラフ


1977年の復活から、1000 Miglia レースは、サンマリノから南下してローマへ、その後シエナ、フィレンツェを北上する1,600kmを通じ、このレースに対する闘志といえる思いを乗せて、伝説のレーシングカーのエンジン音とドライバーたちの鼓動を毎年響かせてきました。1988年以来、同レースの公式パートナー兼タイムキーパーを務めるショパールは、今年もまたこのカーレースに対する情熱を新たにし、「ミッレ ミリア 2021 レース エディション」を発表します。ステンレススティール製1000本限定と、ステンレススティール&18Kエシカルローズゴールドのバイカラーモデル250本限定で展開するこのエレガントなタイムピースは、クロノメーター認定の高精度ムーブメントを搭載し、ショパールのモータースポーツに対する永遠の情熱を示します。


Photo Credit ©Adam Fussell

2021年6月16日から19日に開催される1000 Migliaは、“世界で最も美しいカーレース”の第39回目の歴史的再編成となるでしょう。1927年、史上初の1000 Miglia は、イタリアグランプリのモンツァへの移転に反発するブレシアの熱狂的なファンたちの主導によって開催されました。2021年のルートは、オリジナルのレースにオマージュを捧げ、カーレーサーたちは初めて反時計回りに滑走します。400を超えるレーシングカーが、ブレシアを出発し、ティレニアの海岸を抜け、ヴィアラッジョを経て、ローマ、アペニン山脈を走破し、ボローニャを目指します。


実績ある信頼性を誇るクロノグラフ
ミッレミリアコレクションの全モデル同様に、最新作の自動巻きクロノグラフも、優れたスポーツ機能と高い信頼性を誇ります。「ミッレ ミリア 2021 レース エディション」は、48時間のパワーリザーブ、ストップセコンド機能、100mの防水性、反射防止加工処理により高い視認性を有したサファイアクリスタルなど、さまざまな特徴を備えます。

1000本限定のステンレススティール製、250本限定のステンレススティール&18Kエシカルローズゴールド製と2つのバージョンで展開するこのモデルは、COSC認定クロノメーターのムーブメントを搭載し、ショパール共同社長であるカール‐フリードリッヒ・ショイフレの精度に対する強いコミットメントが証明されています。

クロノグラフ機能の表示は、中央の秒表示、12時位置の30分積算計、6時位置の時間積算計の高い視認性を発揮させるべく、先端にレッドのアクセントを施し強調しています。文字盤に見られるさまざまな要素のバランスを考慮し、秒表示は9時位置に配され、日付の読み取りは3時位置にあしらわれた小窓から行うことができます。

ベゼル上には、ポリッシュ仕上げを施したブラックセラミックのタキメーターをあしらい、ホワイトラッカーのマーキングとともに、1000 Migliaの最中での走行平均速度の計測を可能とします。この耐久レースでは、極めて正確な時間計測が必要とされます。そうした理由から精度の優れたタイムピース製造で名高いショパールがこのレースのベストパートナーを務めているのです。




レーシング・イ ン・ス タ イ ル
卓越したパフォーマンスを誇る「ミッレ ミリア 2021 レース エディション」は、機能性と耐久性に加え、美的スタイルを兼ね備えています。ブラックセラミックのインサートが刻まれたステンレススティール製、または18Kエシカルローズゴールド製のベゼルは、往年のクラシックカーの計器盤から着想を得て生まれたものです。ねじ留め式のケースバックは、チェッカーフラッグ、1000 Migliaロゴ、「Brescia > Roma > Brescia」がエングレーブされ、このウォッチコレクションと歴史的カーレースとの永遠の絆をさらに強調しています。スポーティなテイストのグレーとシルバーの調和にレッドのタッチを添えたこのタイムピースは、視覚的に強いアイデンティティを呈します。



短いラグはどんな手首にもしっくりと馴染み、44mm径のステンレススティール製ケースが、現代的スタイルとヴィンテージ感溢れるエスプリの融合を彷彿させます。また、パンチングが施されたカーフスキンレザー製ストラップは、カーレースの伝統的なグローブを想起させます。同系色のブラック、またはレッドのステッチをあしらったこのストラップには、1960年代のダンロップレーシングタイヤから着想を得たラバーライニングがあしらわれています。2018年の「ミッレ ミリア」コレクションで初めて採用されたモータースポーツの歴史を物語るディテールに他なりません。ポリッシュとサテン仕上げのステンレススティール製フォールディングバックルを添えたストラップは、同モデルの気品あるデザインの大切な一部を形成しています。

ガルヴァニック加工が施された真鍮製のグレー文字盤には、文字盤製造を手掛ける職人の手によってサーキュラーサテン仕上げが施されています。1000 Migliaの文字が象られた“レッドアロー”は、3時位置のセミインスタント式日付表示を指し、ルーペの存在がその読み取りを容易にします。また、針とインデックスには、スーパールミノバ®が塗布され、昼間だけではなく、夜間の視認性も確保し、レースの戦いにおいて、欠かせない重要な要素です。


Photo Credit ©Adam Fussell

コレクターアイテムとしてのタイムピース
「ミッレ ミリア 2021 レース エディション」は、単なるタイムピースという存在を超えて、モータースポーツ界を支えてきた幾世代もの男性たちの絶対的な情熱を具現化しています。カール‐フリードリッヒ・ショイフレにとって、自らがそれを不朽のものとできることは大きな誇りであり、毎年ファンたちがその発表を待ち焦がれるコレクターアイテムです。

カーレースへの情熱はしばしば世代を超えて受け継がれ、1000 Migliaにおいても、父と息子が一緒に参戦することが良くあります。このタイムピースは、このイベントに対する記念であると共に、“世界で最も美しいレース”に家族で参加したという証そのものです。そして、新世代のジェントルマンドライバーにとってのタリスマンでもあります。6月16日、スタートラインでお会いしましょう。




【技術仕様】
ミッレ ミリア 2021 レース エディション
シリアルナンバー入りステンレススティール製1000本限定モデル、
ステンレススティール&18Kエシカルローズゴールド製250本限定モデル


[ケース]
・ステンレススティール
・外径 44.00 mm
・厚さ 13.79 mm
・防水性  100m
・サテン仕上げ
・ステアリングモチーフをあしらったステンレススティール製、または 18Kエシカルローズゴールド製ねじ込み式リューズ 8.00 mm
・ポリッシュ仕上げのステンレススティール、または18Kエシカルローズゴールド製ベゼル、ポリッシュ仕上げを施したブラックセラミックのインサート、ホワイトラッカー仕上げのタキメーター目盛り
・反射防止加工のサファイアクリスタル
・ねじ留め式裏蓋、「Brescia > Roma > Brescia」の文字と1000 Migliaのロゴを囲む碁盤縞の旗

[ムーブメント]
・機械式自動巻き
・クロノグラフ
・部品数 240
・外径 30.40 mm
・厚さ 7.90 mm
・石数 25
・振動数 毎時28,800 回(4Hz)
・パワーリザーブ 48時間
・環状テンプ - フラットなターミナルカーブを描くヒゲゼンマイ
・スイス公式クロノメーター検定局(COSC)認定

[文字盤と針]
・ガルヴァニック加工によるスレートグレーカラーの文字盤とインナーベゼル、サーキュラーサテン仕上げ
・ブラックの分目盛の転写
・スーパールミノバ®を塗布したロジウム仕上げまたはゴールド仕上げのインデックス
・スーパールミノバ®を塗布したロジウム仕上げまたはゴールド仕上げのバトン型の時針、分針
・先端にレッドのアクセントを施したロジウム仕上げまたはゴールド仕上げのクロノグラフ表示のバトン型の針
・ロジウム仕上げまたはゴールド仕上げのバトン型秒針

[機能]
・時、分、9時位置にスモールセコンドカウンター
・センターセコンド、12時位置に30分積算計、6時位置に時間積算計を備えたクロノグラフ機能
・3時位置に日付表示
・タキメーター
・ストップセコンド機能

[ストラップとバックル]
・同系色のブラックまたはレッドのシームをあしらったブラックのカーフスキンストラップ
・レースの手袋から着想を得たパンチング
・1960年代のダンロップのレースカー用タイヤにインスパイアされたブラックラバーのライニング
・ポリッシュ仕上げとサテン仕上げのステンレススティール製フォールディングバックル

Ref. 168571-3009 - ステンレススティール、ブラックカーフスキン&ブラックラバーストラップ、レッドのシーム
シリアルナンバー入り1000本限定モデル

Ref. 168571-6003 - ステンレススティール&18Kエシカルローズゴールド、ブラックカーフスキン&ブラックラバーストラップ
シリアルナンバー入り250本の限定モデル


ショパールについて
1860年に創業し、“アルチザン・オブ・エモーション”を標榜するメゾン ショパール。そのコンテンポラリーでエシカルな作品の中には、伝統的なウォッチメイキングのノウハウと代々受け継がれてきた匠の技が息づいています。
無限の創造性を育みながら、メゾン独特の雰囲気を醸すショパールのコレクションの中から、人々は、自分だけのプレシャスな作品を見つけることができます。情熱的で経験豊富なメゾンのアルチザンたちの熟練技術が、クラフツマンシップを至高のレベルにまで引き上げます。さらに、ショパールでは、製品への倫理的価値を尊重し、2018年7月より、メゾンが製造する全てのウォッチ&ジュエリーに100%エシカルゴールドを使用することを宣言しました。これは、ウォッチ&ジュエリー業界において初の試みでした。
現在ショパールは、ショイフレファミリーによる経営のもと、3カ所の生産拠点で、50以上もの専門職種を習得しており、技術の研鑽とそのノウハウの伝承が日々行われています。
メゾン ショパールは、1998 年よりカンヌ国際映画祭のオフィシャルパートナーを、また1988年より伝説のクラシックカーラリーであるイタリアの1000 Migliaのオフィシャルタイムキーパーを務めています。


オフィシャルWEBサイト: https://www.chopard.jp/
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