ダヴィッド・カンドー DC7 Genesis

 From : Others (その他)

 "シンプルさは究極の洗練である" (レオナルド・ダ・ヴィンチ)

DC7 Genesisでダヴィッド・カンドーはシンプルの追求に妥協がなく、技術的に複雑なものをシンプルにし、伝統を現代的に再解釈します。
 ダヴィッドはクロノメーターの精度を向上させるために、短針と長針のシンプルな2針の文字盤に、30度の傾きを有する複葉機型トゥールビヨンを合わせました。




DC7 Genesisのそれぞれの部品は効率性と耐久性を最大限に考慮したもので、視認性と腕への装着感を高め、機能性と美しさの調和を実現しました。
 文字盤全体は視認性向上のためにクラウン(リューズ)側に3度傾いています。しかし、文字盤の縁はフラットのままであり、ケースとサファイアクリスタルとが真っ直ぐ揃って います。文字盤中心と外周の間のくぼんでいる部分は、12時側が高く、6時側が低くなっていて繊細な表情を見せます。この構造は他にはない存在感をもたらし、あらゆる角度から この時計の様々な表情を楽しむことができます。
今回ダヴィッドは初めて、ケースに対し3度傾いた文字盤の12時位置に30度の傾きを有する複葉機型フライングトゥールビヨンを配しました。チタン製トゥールビヨンゲージの 中で、てんぷは文字盤よりもさらに30度傾いています。これは、衝撃や体の動きによる クロノメーター精度への影響を減らすためです。



深い青色のサンレイ仕上げの文字盤は、ゆるやかなボンベ型で、外周にアラビア数字がバランスよく配置されています。スイススーパールミノヴァは昼夜問わず、高い視認性を実現しています。赤色のスイススーパールミノヴァが塗布された針はスケルトン化され、文字盤のカーブに合わせて先端が曲げられています。
文字盤を保護するドーム型サファイアクリスタルは不変の美を演出しています。サファイアクリスタルのすぐそばには格納式のマジッククラウンがあります。このマジッククラウンは2つの特許を有するのですが、6時位置に配され、D.CandauxとLe Solliatと刻印された鏡面仕上げのプレートの間にあります。そして機能性と美しさの統一感は、心地よく感じることでしよう。



レオナルド・ダ・ヴィンチの対称性に関する研究から着想を得たダヴィッド・カンドーは、6時から12時を結ぶ線を中心とする左右対称のデザインを生み出します。ケースバックから見えるデザインは賞賛に値します。


 
ブリッジの表面はレバントの石でつや消し仕上げを施しているのですが、これは前例のない装飾技法です。ブリッジのブラックポリッシュの施された角の輝きと、力強いコントラストを織り成しています。


DC7 Genesis Titanium


DC7 Genesis Rose Gold


DC7 Genesis Rose Gold - Night View

新しいムーヴメント

ダヴィッド・カンドーはDC7 Genesisを製作するにあたり、ムーヴメントを新たにデザインしました。新キャリバーH70はチタン製で24g、28個の受け石と、伝統な技法で装飾された189個の部品で構成されています。


DC7 Genesis Titanium – Case Back

テクニカルデータ  

モデル:DC7 Genesis
機能:時分秒表示、30度の傾きを有する複葉機型トゥールビヨン、マジッククラウン
ケースサイズ:直径44 mm、厚さ14mm
ケース素材:チタン製
ムーヴメント:自社製キャリバーH70 チタン(手巻、毎時21,600振動、部品数189個、28石、パワーリザーブ72時間)
総重量:58g
防水:50m
ストラップ:高級ラバーストラップ、ベルクロアタッチメント



[ダヴィッド・カンドー]

かのフィリップ・デュフォーから推薦されAHCI(スイス独立時計師協会)メンバーになったダヴィッド・カンドーは、スイス高級時計産業の中心地であるジュウ渓谷出身です。彼は生まれた時から時計制作に囲まれた環境で育ち、パテック フィリップの複雑機構の時計師であった父を含め、3代目に渡り時計師です。現在ダヴィッドは自身の名を冠したブランドにおいて、マスターピースのデザインから組み立てまで全て自身で行っています。その工程はコンセプト立案から部品製造、仕上げにまで及びます。複雑機構の分野において、すでに36の特許を取得し、時計愛好家を魅了し続けています。





Contact: info@dcandaux.watch



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