ショパールが フルリエのマニュファクチュールに、四半世紀にわたる卓越した時計技術を物語る新たなショールームをオープン

 From : Chopard (ショパール )




フルリエのショパール マニュファクチュールに、四半世紀にわたる独立性と卓越のウォッチメイキングのショールームを常設


カール‐フリードリッヒ・ショイフレは、決然とした意志と計画的な内部育成によって、わずか数十年で、彼が共同社長を務めるショパールグループに、職人が高度な技術を駆使する独立したウォッチメイキングのアトリエを設立し、成功へと導きました。開設から四半世紀の歴史を持つショパール マニュファクチュールは、あらゆる時計製造技術をマスターして自社一貫生産を行うマニュファクチュールです。こうしたイニシアチブを発揮しながら、芸術的職人技の伝統に根ざし、優れたノウハウを継承しています。時計のコレクターから羨望の眼差しを向けられるL.U.Cコレクションは、カール‐フリードリッヒ・ショイフレがデザインを手がけた新たな常設ショールームに展示され、マニュファクチュールの数々の技術的快挙や象徴手的なモデルを披露します。



スイスの時計製造業界において、一貫生産に必要な組織を有するメゾンはほんの一握りしか存在しません。しかし、四半世紀にわたる投資戦略と高度な職人技の伝統を継承した正真正銘のマニュファクチュールを設立する確固たる意志によって、ショパールはそうした設備を整えています。ショパール マニュファクチュールは、フルリエとジュネーブにある時計製造のアトリエで構成されます。そこでは、情熱に溢れる職人たちが従事し、L.U.Cコレクションの各モデルに搭載されるムーブメントやパーツの設計、製作、装飾、組立て、検査を行っています。


先見の明に裏打ちされたイニシアチブ
1990年代初頭、カール-フリードリッヒ・ショイフレはかつてメゾンが挑んだことのない大規模なプロジェクトに着手しました。彼は数年後に機械式時計が歴史的な発展を遂げることを予見し、その準備を整えます。そして数名の情熱的なエキスパートのサポートを借りながら、初の自社製キャリバー開発のコンセプトを発表しました。そして、当時他に類を見ないマイクロローターを備えた複数の機能を持つ精巧な超薄型自動巻きムーブメント「L.U.C 96.01-L」が誕生しました。これは、ショパール マニュファクチュールの誕生を明確に示す当時の成果であり、その後のフルリエ エボーシュ社の設立を始めとする数多くの発展に寄与します。そこでは、ムーブメントのエボーシュやパーツが一貫生産され、2008年以降、ショパール製ウォッチのさまざまなモデルに搭載されています。




過去のヘリテージと未来のウォッチメイキングの結びつき
それからショパールは、フルリエ(ヌーシャテル州)の町にショパール マニュファクチュールの最初のアトリエを設立しました。スイスのジュラ山脈の小さな町に定住した理由は、この渓谷で時計製造が代々行われていたこと、ラ・ショー・ド・フォンの時計製造の中心地から近いこと、そして熟練職人が周囲に存在していることが挙げられます。それから数年の間に、カール-フリードリッヒ・ショイフレはそこに自社製ムーブメントの製造拠点を築きました。

ショパール マニュファクチュールは、外部の力に頼らず、3針ムーブメントからグランドコンプリケーション、および、パーツの最新のコンセプトから製作、そして認証を得た最高水準の装飾に至るまで、一貫生産に必要なあらゆる専門のノウハウを集結させています。 教育、養成、研究、継続的な投資によって、ショパールは生きた専門のノウハウを豊富に蓄積しています。そして、それらをメゾンの教育施設に毎年受け入れている40名の見習い職人に受け継ぐことで、時計製造のノウハウと芸術的職人技を継承しています。


四半世紀にわたる卓越した時計技術を物語る新たなショールーム
カール-フリードリッヒ・ショイフレは、ショパール マニュファクチュールの開設25周年を機に、フルリエの建物に新しいショールームを作り、時計製造における重要な軌跡を披露します。訪れた人々がショパール マニュファクチュール製ムーブメントの全シリーズとそれを搭載したタイムピースを見渡せるよう、彼は自らこのショールームを設計しました。そこには、L.U.Cコレクションの傑作モデルが初めて常設で展示されます。この発展型の展示会場には今後、マニュファクチュールが誕生させる主要な新作モデルが順次追加されていきます。

来場者は、キャリバーのシリーズ別、年代順、そして1997年に発表され、スイスの雑誌『Montres Passion (Uhrenwelt)』で“ウォッチ・オブ・ザ・イヤー”を受賞した最初のイエローゴールド製モデル「L.U.C 1860」を始めとする、コレクションに導入された技術革新に沿って歩みを進めます。展示されている作品の一部は以下の通りです。



■2000年 L.U.C クアトロ
特許取得のテクノロジーで4つの香箱(2組の積載式二重香箱)を搭載した世界初のモデル。9日間のパワーリザーブを確保するムーブメント「L.U.C 98.01-L」を搭載。
 

■2001年 L.U.C トノー
ムーブメント「L.U.C 97.03-L」はマイクロローターを備える希少なトノー型キャリバー。

 

■2002年 L.U.C クアトロ トゥールビヨン
ショパール マニュファクチュール初のトゥールビヨン。ムーブメント「L.U.C 02.01-L」を搭載。ショパールクアトロテクノロジー。ターミナルカーブを描くヒゲゼンマイを備えた可変慣性テンプ《ヴァリナー》。4Hzの振動数で優れた精度を誇る当時唯一のトゥールビヨン。


■2003年 L.U.C クアトロ レギュレーター
オフセンターの針を配したモデル。キャリバー「L.U.C 98.02-L」を搭載。スイスの雑誌『Montres Passion (Uhrenwelt)』で“ウォッチ・オブ・ザ・イヤー 2004”を受賞。


■2005年 L.U.C ルナ ワン
パーペチュアルカレンダーと軌道式のムーンフェイズを備えたモデル。ムーブメント「L.U.C 96.13-L」を搭載。
 

■2006年 L.U.C ストライク ワン
時を告げる崇高なチャイムを宿したムーブメント「L.U.C 96.14-L」を搭載。ショパール マニュファクチュール初のソヌリを搭載したモデル – リピーター機構の制御への第一歩。
 

■L.U.C クロノ ワン
キャリバー「L.U.C 03.03-L」を搭載。コラムホイール、垂直クラッチ、フライバック機能、スモールセコンドのリセット機能、高精度のジャンピング・ミニッツカウンターを備えたクロノグラフの傑作。


■2009年 L.U.C トゥールビヨン テック ツイスト
トゥールビヨン・ムーブメント「L.U.C 02.12-L」の中心にシリコン製脱進機を搭載したマニュファクチュール初のモデル。目覚しい技術改良をもたらす。


■L.U.C XP 漆
前年に発表された日本限定の初シリーズに続き、ショパールが日本古来の伝統技法を駆使し、漆で装飾した文字盤を備えるコレクションを開始。キャリバー「L.U.C 96.17-L」を搭載。


2010年 ショパール創業150周年を記念して4つの新たなキャリバーを発表。
■L.U.C エンジン ワン トゥールビヨン
ムーブメント「L.U.C 04.01-L」を搭載。カール‐フリードリッヒ・ショイフレの高性能自動車に対する情熱に着想を得たタイムピース。


■L.U.C オール イン ワン
トゥールビヨン、パーペチュアルカレンダー、均時差表示など、14の複雑機構を組み合わせたムーブメント「L.U.C 05.01-L」を搭載。


■L.U.C ルイ-ユリス – ザ・トリビュート
懐中時計から着想を得たタイムピース。ジュネーブ時計製造学校と共同開発したムーブメント「L.U.C 06.01-L」を搭載。以来、このムーブメントは同校で学ぶ見習い時計職人の実習用ピースとしての役割を果たす。



■L.U.C トゥールビヨン エスプリ ド フルリエ
消滅の危機に瀕した芸術的職人技を復活させ、手作業で全面にフルリザンヌ彫りを施したムーブメント「L.U.C 02.10-L1」を搭載。



■2011年 L.U.C トリプル サーティフィケーション:ムーブメント「L.U.C 02.13-L」を搭載。ジュネーブ・シール、COSCクロノメーター認定、カリテ フルリエ財団の認定を受けた世界初のタイムピース。


■2012年 L.U.C 8HF
振動数8Hzを誇るクロノメーター認定を受けた世界初のタイムピースを発表し、ショパールはパイオニアの地位を確立。ムーブメント「L.U.C 01.06-L」を搭載。その後の開発によって、フルリエ エボーシュ製の高振動ムーブメントが、アルパイン イーグル コレクションに搭載される。


■2013年 L.U.C パーペチュアル T
傑出したトゥールビヨンとパーペチュアルカレンダーを搭載したモデル。キャリバー「L.U.C 02.15-L」を搭載。


■2014年 L.U.C クアトロ トゥールビヨン QF フェアマインド
世界初となるフェアマインド認証を受けたエシカルゴールド製タイムピース(ムーブメント「L.U.C 02.13-L1」を搭載)。


2016年 ショパール マニュファクチュール開設20周年を記念した3つの新作を発表。
■L.U.C タイム トラベラー ワン
ユニバーサルタイムを備えたタイムピース。ムーブメント「L.U.C 01.05-L」を搭載。


■L.U.C GMT ワン
GMT機能を備えたモデル。ムーブメント「L.U.C 01.10-L」を搭載。


■L.U.C フル ストライク
ムーブメント「L.U.C 08.01-L」を搭載。透き通る音色を奏でるサファイアクリスタル製ゴングを採用した世界初のミニッツ・リピーター。2017年にジュネーブ時計グランプリで「金の針賞(Aiguille d'Or)」を受賞。


■2019年 L.U.C フライング T ツイン
フライングトゥールビヨンと自動巻きムーブメントを備えたマニュファクチュール初のモデル。ムーブメント「L.U.C 96.24-L」搭載。ジュネーブ・シールとCOSCクロノメーター認定を取得。


四半世紀の歴史の中で、精巧を極め、優れたクオリティの多彩なモデルを取り揃えたL.U.Cコレクションは、その比類ない限定シリーズを切望する情熱的なコレクターの関心を集めてきました。創意と革新のセンスによって、ショパールは2016年まで、トゥールビヨンにクロノメーター認定を取得する希少なマニュファクチュールのひとつに数えられていました。また、L.U.C クロノ ワンは、誕生から15年が経過した今日でもなお、世界で最も技術革新を極めた自動巻きクロノグラフムーブメントとして評価されています。

プライベートで訪れることができるL.U.Cショールームは、ショパールの共同社長が時間測定の歴史を物語る多彩なコレクションを展示するために、2006年にオープンさせたミュージアム「L.U.CEUM – 時の軌跡」と対を成しています。



独立への道
今日、ショパール マニュファクチュールは、ショパールグループ全体に活気をもたらすプロジェクトの最前線に位置しています。2008年、カール‐フリードリッヒ・ショイフレは、ショパール マニュファクチュールの生産性を高める目的でフルリエ エボーシュ社を設立しました。数百メートルのところに位置するこの新しい工場は、崇高なムーブメントの大量生産に特化しています。そこで製造された「Chopard 09.01-C / Chopard 03.05-C / Chopard 01.01-C」を始めとする自動巻きキャリバーは、ハッピースポーツ、ミッレ ミリア、アルパイン イーグルなどのモデルに搭載されます。

蓄積されたノウハウ、歴史に残る偉大な時計職人に対する敬意、そして溢れる野心が、2015年にショパール マニュファクチュールのパートナー「クロノメトリー・フェルディナント・ベルトゥー」を誕生させました。カール‐フリードリッヒ・ショイフレによって甦った、最も複雑かつ有能でクラシックな高精度クロノメーターを扱うこのクロノメトリーは、2016年のジュネーブ時計グランプリの最高賞「金の針賞(Aiguille d’Or)」を筆頭に数々の賞を受賞しています。


卓越した機構と美
カール‐フリードリッヒ・ショイフレは、ショパール マニュファクチュールを独立した時計製造機関が集まる崇高な領域に置いています。フルリエとジュネーブのアトリエの有益な相互作用によって、ムーブメントや時計全体の卓越した究極の美を証明するジュネーブ・シールを自社製キャリバーに刻むことができます。また、ショパールは、厳格なカリテ フルリエ財団の創設メンバーです。そして、すべてのL.U.Cウォッチ(秒針のないモデルを除く)がスイス公式クロノメーター検定局(COSC)の認定を取得しています。

時計製造の広大な文化を前に、カール‐フリードリッヒ・ショイフレが静かに指揮を執るショパール マニュファクチュールは、時計製造機関との繋がりや、優れたクオリティ、信頼性、革新、性能へのこだわりを証明しています。そしてそれは、時計に不可欠な精度や美しい装飾、その地に伝わる古のノウハウの継承に基づいており、ショパール マニュファクチュールはそれらを担うアンバサダーとしての役割を果たします。




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