秋雨の夜会オフ~それぞれのブランド傑作選

 By : a-ls

最近は、ブランドからのニュース記事の編集に明け暮れている感じで、本来のブログ的な記事が書けていない。
個人ブログの頃には時計について思ったことをけっこう気軽に書いていたが、WATCH MEDIA ONLINEとして、やや公けな面も増えてきた今は、ちょっと構えてしまっているのか、なかなかに思い付きをすらすらと書けていない。別に金銭・利益のために時計について書く職業ライターとか時計ジャーナリストになりたいわけではなく、実機を手にする機会の多いユーザーとしての立場から、時計愛好家に役立つ情報を発信したり、共有したいと思って始めたWATCH MEDIA ONLINEなので、そこはちょっと反省だ。


ということで、ひさびさにOFF会記事を書く。



“ご自分が急用で行けないので、代わりにいかがしょう”と誘っていただいた食事会。
最近なかなか予約が難しくなってきた気鋭の中華店の個室で、あくまでも食事がメインの会だが、
他のゲストも気の置けない知り合いばかり、そしてみなさん時計趣味人なので、こちらもそれなりの“武装”をしてうかがう。

みなさんもお気に入りの逸品をつけていらしたようで、錚々たる面子というか、各ブランドの代表作が顔をそろえていた気がする。



リシャール・ミルからは、デザイン性を突き詰めたRM 067-01と性能と軽さを突き詰めたRM 027-01。



A.ランゲ&ゾーネからは、結果的に“ルーメン”の祖となったツァイトヴェルク・ルミナス。この限定時計の評価と人気とが、ランゲの“ルーメン”開発を進めさせることになる記念碑的作品。
そして初代1815MoonのPT。この頃のランゲの時計には、今とは違う“艶っぽさ”や“ロマンチシズム”が漂っていた。このモデルはその頂点に君臨するものだ。




そしてパテック フィリップから5016。永久カレンダー、トゥールビヨン、ミニット・リピーター。
文字盤のクォリティなど後継の5216や5316の素晴らしさにも目を見張るが、36.8mmという小ぶりなサイズにすべてを収めた
“コロン”としたケース厚はとても気品がある。




そしてロレックスGMTマスターII。



自分では使わないが、ロレックスは世界最高の“キング・オブ・工業製品”として実に高く評価しており、これと全く同じモデルを“甥”への贈り物として購入したこともある。なにせ頑丈で壊れにくく、時計としての性能と信頼性も高いうえに、確固たるセカンドマーケットが全世界レベルで構築されている。工業製品の宿命である“消耗品”という概念を超越したロレックスのような工業製品は一部の車を除いては、他に例を見ない。ただ個人的に時計は仕上げの美観が好きなので、いまは選ばないが、実に尊敬に値するブランドであることは間違いない。

食事も素晴らしい。




また、時計OFF会というわけでもないので、主役は様々な会話。
ホットだったのは、サウジ・アラビア無人ドローン機の爆撃、またヨーロッパ視点からのアジア外交の報道など、たいへんに勉強になるし、あとは、初めていただいたシャンボール=ミュジニーがかなり良かった。





9月10月は、国内外をとわず、イベントや展示会が多い。
この会も集まった6人中3人が、3日以内にイベントや趣味やお仕事などで出国の予定というあわただしさの中だったが、久しぶりに会う友人たちと、ゆっくりと食事を堪能できた。


暦は秋になっているのに気候はまだ変。
体調を管理しつつ、原稿もためないように書いて(失笑)、サイトリニューアルを目標に、今年後半を頑張ろう!!!
~と思う秋雨の夜会であった。