Ulysse Nardin

 By : Daiwatokeiten
Marine chronometerと言えば、Ulysse Nardinが有名ですね。

1846年、Le Locleで創業したUlysse Nardinは
50か国の海軍にMarine chronometerを納品していたほど、独占状態でした。
 


ちなみに旧日本海軍にも数多く納品されており、
1918年に製作された物は『戦艦三笠』に搭載され、
今でも横須賀市にある記念艦『三笠』で見れるそうですよ。
興味のある方は見に行かれてみては如何でしょうか?


Ulysse Nardinにとって絶好調な時代があったものの、
後に腕時計への移行時期が遅れ、
おまけに1970年に世界を席巻したクオーツショックの影響をモロに受けてしまい、
一時は衰退の一途を辿ることになってしまいました。

しかし、1983年
投資家のRolf W. SchnyderとDr. Ludwig Oechslin によって
・アストロラビウム・ガリレオガリレイ
・プラネタリウム・コペルニクス
・テリリウム・ヨハネスケプラー の天文3部作が製作されたことで
復活を遂げることになり、今に至ります。


とはいえ、個人的には Ulysse Nardin が最も輝いていたのは
マリンクロノメーターや懐中時計を製作していた時代なのではないかと思っています。

『戦艦三笠』に搭載されたMarine chronometerより
少し前の1910年前後に製作された懐中時計は
K14ピンクゴールドのハンターケースです。
ちなみにハンターケースとは蓋つきのケースで、
竜頭部分にあるボタンを押して、蓋の開閉を行うタイプです。




ゼンマイ巻き止め機構が付いた香箱搭載のムーブで


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パーツ1つ1つ、丁寧に面取り仕上げが施されています。
この手間がアンティークウォッチのムーブの良さの1つです。