Basel World 2018 ROLEX 速報

 By : KAIROS
バーゼルワールドも終盤になり、各社色々と情報が出揃い、SIHH組と併せ2018年の動きを予想する動きが見て取れる。
そして、やはり多くのメディアでも取り上げられるのは話題性が多い決まったブランドである。その中の一つ、今年も王者ROLEXがやってくれた。

 それはRolex GMT Master Ⅱ !!
ベゼルをレッドブルーに分けた通称“ペプシ” モデルである。ベゼルにはセラクロムを採用し、しかもステンレススティールのオイスターケースとジュビリーブレスレット!!!

 1955年航空会社のパイロットのために開発されたGMTマスターは、ロレックスを代表するモデルは周知の事実。様々なブランドがこのカラーリングを真似する程、有名な“ペプシ” カラーは今年、最も注目する一本であろう。
また最新ムーブメントである新世代キャリバー 3285 を搭載し、堅牢性、機能性、信頼性をより確実なものにし、尚且つジュビリーブレスレットを付けることによって、時計に華やかさを与えている。
40㎜のオイスターケースは決して大きくなく、ジュビリーブレスレットが心地よいフィット感を生み出すのは言うまでもないだろう。
その他にはブラウンとブラックのセラクロムをセットしたゴールドとロレゾールモデルがあり、計3本が発表された。

しかし、この時計を手に入れられる幸運な持ち主が、羨ましくなる一本であるのは間違いないだろう!


 そして今年の新作はケースサイドとラグに新たに手を加えているという。それはGMT Master Ⅱも同じである。今まででも十分な美しさを演出していたケースに、さらに手を加えてくるという事は更なる美意識の探求であるに違いないだろう!
そんな美意識が今年のその他の新作にも現れている。それはゴールドとステンレスのコンビモデル ロレゾールだ。

 実は各ブランド、コンビモデルを販売するものの、その美しさを十分に表現出来きれず明暗を分けている。Rolexはその数少ない美しさを十分に表現出来るブランド。今年の新作に多くのコンビモデルを打ち出しているロレックスは、まさに今まで以上に美しさを強調しようとしているだろう!
またベゼルにダイヤモンドをセッティングしたモデルは秀逸である。あまり取り上げられることは無いが、ロレックスは石のセッティングにも気を使っている。勿論それも哲学の一つ!使い勝手が悪いものは、常に改良され、人知れず改善されているのだ!そこに美意識が加われば、ジュエラーとて太刀打ちできなくなってくる。

 

  


更にダイアルをNewカラーにして、マイナーチェンジを行っているモデル


ブルー文字盤

 



精度や機能だけでなく、美意識の探求を続けるRolex。
一切の手を抜かないブランド哲学は、まさに王者そのものであり、そして今後も期待に胸が躍るのは筆者だけではないだろう。

https://www.rolex.com/ja