速報!- 新ブランド NH Watch, Naoya Hida & Co. の第一号モデル 実機レポート

 By : KIH
詳細は後日アップしますが、とりあえず速報です!

FPジュルヌを日本で展開することに大いに尽力し、またリシュモングループとラフルローレンのJVであったラルフローレンウォッチジャパンでも手腕を発揮されていた飛田直哉氏が、5年前から密かに始めていたプロジェクト、NH Watch、またはNaoya Hida & Co.ブランドをついにローンチしました。

飛田氏とは、ラルフローレンウォッチ以来のお付き合いですが、時計に関する知識、造詣は時計ファンの1人として常に教えられることばかりで、ラルフローレンウォッチ退職時に今後の「噂」を聞いたときに、どんな時計を作るのだろう、と非常にワクワクしていたことを覚えています。

そして、ついに本日、3月2日、ローンチイベントが行われ、ご本人、実機を拝見してきました。詳細はまた後日アップしますが、とりあえず今日のところは実機写真をご紹介します。







特徴は、ケースが904Lスチールであること。これを採用しているのはロレックスをはじめ極少数のブランドのみ、と理解しています。これを加工できる機械も少なく、きっちりと製品化できているところは少ない、ということです。904Lの優秀なところは、その耐腐食性と言われています。

そして、直径37㎜。飛田氏のビンテージへの思いが感じられるデザインです。

NH Watchもパーツに関する透明性(情報開示)は高く、ムーブメントは、クロノグラフ用として有名なETA7750のクロノ部分を取っ払い、手巻にしたもの。さらに、巻き上げ感を高めるため、コハゼ及び周りの部品と受けをオリジナルで作った、とのこと。

値段は、コスト対比これ以上どうしても安くできなかった、とのこと。本当は150万円以下にしたかった、と。しかし、時計業界や時計の歴史、機構等、ほぼ知り尽くした飛田氏のこだわりが数えきれないほど採用された時計で、ストーリーも満載であることを考えると、個人的には高いとは思いません。どこにこだわったのかは、また報告します。


一番左は、Type 1A。やや文字盤が小さく、ケースの一番下の部分が「とんがり過ぎ」ということで、プロトタイプで終わり。
真ん中と右が、Type 1B。これが今回販売にこぎつけたモデル。5本作る予定で、1本は飛田氏がしており、1本はディスプレイ用に。よって、3本が販売可能というとこ。




色が悪くてスミマセン。ダイヤルは洋銀(すなわち、ジャーマンシルバー)で、綺麗なシルバーです。


このロゴとインデックスが・・・。





この針も・・・。



当然、バックルも904L。







ビンテージ的大きさ、と思うかもしれませんが、37㎜というのは、10年までは普通のサイズでして、日本人の手首にはちょうどではないか、とも思うわけです。







非常に今後が楽しみなブランドの誕生です!

後日の詳細レポートをお楽しみに。