GPHG 2021 各賞のノミネートウォッチ発表~各賞受賞者と大賞は11月4日にジュネーブのレマン劇場で決定
By : CC Fan【追記】各賞の受賞作品結果ならびに、大賞の受賞作品などの詳細は https://watch-media-online.com/blogs/4967/ をご覧ください。
この話題が聞こえてくるとそろそろ年末を感じるGPHG(Fondation du Grand Prix d'Horlogerie de Genève)の2021年バージョン、去年は未曽有の事態によりスイス国内だけのツアー(ラ・ショー=ド=フォン、チューリッヒとベルン、ジュネーブ)となり、ヴィアネイ・ハルターの尖った(意味深)ファッションが話題になったりしました。
授賞式も「オンライン」で受賞者だけ集めて行われ、会場に座っている関係者で「ネタばれ」感がありました。
今年もおそらく同じようなスケジュールで行われると思いますが、詳細はまだ未定。
とりあえず、各部門それぞれ6本のノミネートウォッチが発表されたので見てみましょう。
最近、各社力を入れているレディース向け機械式時計とコンプリケーションウォッチ。
レディースが強いレギュラー感のあるメゾンに混ざって、カーステンのビスポークオンリーコンセプトからオフセンターダイヤルのKF 09-01がエントリー。
男性向けにはグランドセイコーの新型脱進機搭載の新キャリバー9SA5、ラストとなったモーザーのアルプウォッチファイナルアップグレード、アラン・シルベスタインとのコラボのルイ・エラール、もはやアイコンとなったMB&FのLM101のステンレススティール、ピアジェのポロスケルトンなどが登場。
コンプリケーション部門には大手に混じってMB&FのLM10周年を記念したLMXが。
象徴的なデザインが並ぶ「アイコン」には初代グランドセイコーを再解釈したグランドセイコーや、各社を代表するデザインが。
トゥールビヨンもトラディショナルなものから革新的なデザインまでバリエーションが広いです。
IWCのコンスタントフォーストゥールビヨンはこの前拝見できたので追ってレポートします。
カレンダーと天文学の部門は天文機能と永久カレンダーが並びます。
機械の極致を目指したMECHANICALEXCEPTION部門は個人的に最も注目している部門。
久しぶりに注目して取り上げたベルナルド・レデラーのセントラル・インパルス・クロノメーター、クリストフ・クラーレのナポレオンが登場。
アーティスティック部門には40周年を迎えたアンデルセン・ジュネーブのジャンピングアワーや、MB&Fの8日間世界一周が。
低価格でよい時計を選出する「小さな針」賞には、キングセイコーやトリローブが!
新たなる試み?のチャレンジ部門。
WMOでも今後フォローしていこうと思います。
リストは↓から。
https://www.gphg.org/horlogerie/en/gphg-2021/nominated-watches
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