ショパール 2022年新作 実機レポート ~ アルパイン イーグル、メンズ L.U.C編

 By : KIH



W&W2022で発表されたChopardのノベルティの一部がショパールジャパンに上陸。早速実機拝見、On the Wristレビューの機会に恵まれた。さっそく今回主だったモデルを見てみよう。それぞれ、W&Wで発表したモデルであり、そのツアーが日本に来た、ということであろう。ちなみに、ざんねんながら、「鳴り物」は1機も日本には来なかった・・・。


1. ショパール2022新作「L.U.C XPS 1860 オフィサー」~ハンターケースバックを備えた 気品が漂う超薄型タイムピース
(リンクに行くと、これら新モデルのニュース記事に行けます)
L.U.Cのハンターケース付きXPS。


裏ブタはきっちりとケースバックに収納されており、これによる厚さの影響はほとんどない。
リューズのトップにプッシャーがあり、それを押すことでハンター蓋が開く仕組み。この手法であれば、角にケース厚さを薄くできる。


素晴らしいL.U.Cキャリバー。


フルーリエ地方名産のハチミツとハチの巣をモチーフに。下書きは機械・レーザーであるが、そこにハチの巣の手書きの彫りを入れている。


エレガントなドレスウォッチ。確か、このシリーズは3回目であるが、飽きの来ないデザイン。50個限定とは、少ない・・・。非常に魅力的なモデル。




40㎜のケース径により、私のようなほそい手首の方たちでも、それほど違和感はないと思う。


2.アルパイン イーグル フライング トゥールビヨン
もちろん、価格帯はグッと上がるが、しなやかなブレスレット、ラグの下向きの角度により、非常にしっくりくる。まだ、各ブランドから最近増えてきた「Oneクリック ストラップ交換」はまだChopard全体が取り入れていないが、そういう細かなところへの気遣いも嬉しいものだ。現在Alpine Eagleは納品待ちの状態だ。






L.U.Cムーブメント。名機96シリーズにフライング トゥールビヨンを組み込んだ。


Alpine Eagleのラインでありながら、L.U.Cムーブメントを積んでいるところが、非常に真面目なショパールらしい。ちなみに、文字盤には「L.U. CHOPARD」の署名はない。


サイズ感にもこだわりがあり、非常によくできた時計。


手首16.5cmの筆者にとっては、サイズ的にはそれほど悪くない。


3.アルパイン イーグル クロノグラフ











44㎜というケース径は日本人の一部には難しいと思う。











ゴールドとセラマイズドチタンのケースなのでそれほど重くはない。




ただ、やはり大きいか・・・。


ストラップの赤いアクセントがいい。



以上、「鳴り物」には会えなかったが、充実したAlpine Eagleラインや、XPSシリーズの最新モデルの実機を触ってきた。現在、Alpine Eagleはものすごい人気で、少なくとも数か月の待ち時間となるという。Alpine Eagleの進化や、そのバリエーションの充実と進化は今後も続くと思う。クロノは手首の大きさと相談した方がいいが、安定したモデルの広がりを見せているAlpine Eagleシリーズは今後とも楽しみなコレクション。是非、店頭で手に取って触って操作性などを確認しつつ、実際に自分の目で見ていただきたいと思う。


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