Naoya Hida & Co.(NH WATCH株式会社) 2021年の3モデルを発表~Type 1C(タイプ 1C)、Type 2B(タイプ 2B)、Type 3A(タイプ 3A)

 From : Naoya Hida & Co. (ナオヤ・ヒダ&Co.)





2021年4月20日 午前10:00(日本時間)より
、以下の新作腕時計3モデルの販売を開始



NH TYPE 1C


<概要>
NH TYPE 1Cは NAOYA HIDA & Co. が最初に発表したモデルである TYPE1 シリーズの最新作で ある。1930 年代の ヴィンテージ ・ ウォッチ の凝縮されたデザインを、 37mm というサイズに変換することによって現代的なテイストを与えることを意図している。同時に、最先端の 超高精度微細加工機と、熟練した職人の手作業を組み合わせることで、文字盤や針を初めとする細部に、比類ない立体感を追求している。 TYPE1 シリーズは、手巻きムーブメントのゼンマイを毎日巻き上げることを楽しみにしている時計愛好家のために製造されている。



<特徴>
⚫ 2020年に発表し15点を製造、完売したNH TYPE 1Cの追加として製造されるモデルである。
⚫ 15点 のみが追加で製造販売される。2022年にはNH TYPE 1Dに移行するため、製造中止となる。
⚫ 2019年に発表されたNH TYPE 1Bと比較して、以下の点が変更されている。
- ラグ(時計本体と革ベルトを繋ぐ4本の突き出した部分)の外側を0.5mm薄くした。
- 9時位置にあるスモールセコンド(小さな秒針)の形状を変更した。
- カーブド・サファイヤ・クリスタルの内側に無反射加工を施した。
- リューズを引いて時刻合わせのポジションに到達するまで、従来は途中に一段ステップがあったが、これを排した。
- 文字盤上のNAOYA HIDA &Co.ブランドロゴを0.37mm上に移動させた。
- 標準で付属するレザーストラップの素材が変更された。

下記の特徴は変わらず継承されている
⚫ 1930年から1950年代のヴィンテージ・ウォッチのデザインを取り入れながら、ケース径37mmという現代的なサイズ及び及び実用性を備えている。(※一般的にヴィンテージ・ウォッチには35mm以下のサイズが多くみられる。)
⚫ 世界最高峰レベルの超高精度微細加工機を製造している碌々産業株式会社、そして同社の機械を導入した部品加工会社と協業することにより、加工困難な素材を数ミクロンの精度、かつ凹状のベゼルや、彫り込まれたロゴなど複雑な形状かつ立体的に工作することに成功。
⚫ 搭載される手巻きムーブメントCal.3019SSは、ベース・ムーブメントであるETAヴァルジュー7750に新たに開発した後退式のコハゼ機構を組み込むことで、巻き上げる感触を楽しむことできる。
⚫ 文字盤上のブレゲ文字盤上のブレゲ・アラビック・インデックスは全て熟練した職人による手彫りによる。その後合成漆(カシュー)を流し込むことで独特の仕上がりとなっている。
⚫ 高い耐食性を持つが加工が困難なため極めて限られたメーカーのみが採用していることで知られているSUS904Lステンレス・スチールを採用。

  

<仕様>

[ムーブメント]
Cal. 3019SS 手巻きムーブメント
直径 30.0mm(13 1/4ライン)
厚さ 4.3mm
振動数 28,800/h (毎秒8振動/4Hz)
石数 18石
パワーリザーブ 約48時間
※ 心地よい巻き心地を追求した新設計のコハゼとコハゼバネを搭載

[外装]
ケース素材 ステンレス・スチール(SUS904L)
超高精度微細加工機による工作の後、研磨
ケース直径 37.0mm
ケース厚 9.8mm
風防 カーブド・サファイヤ・クリスタル(裏側のみ無反射加工)

[文字盤、針]
文字盤素材 洋銀
ブランドロゴ 超高精度微細加工機による刻印
分、秒目盛り 超高精度微細加工機による刻印
外周の分目盛りのリング部分は別部品を組み込んでいる
インデックス 手彫り
カシュー(いわゆる合成漆)によって墨入れによって行ったロゴ、インデックス、目盛り
長短針素材 スチール
長短針の針の仕上げ 加熱処理によるブルード・スチール
長針の先端は手作業によって分目盛りと一致するよう曲げ加工

[ピンバックル]
ピンバックル素材 ステンレス・スチール(904L)

[レザーストラップ]
手縫い仕上げ、表面はデストロイド仕上げを施したキップレザー、裏面はラバー
Galuchattail(ガルーシャテイル https://galuchattail.com/)製
サイズ ラグ幅 20mm – バックル幅 16mm

[ボックス]
素材 イタリア産ベジタブル・タンニング・レザー
Legame(レガーメ http://legame.strikingly.com/)製
手作業による成形及びパティーヌ仕上げパティーヌ仕上げ

[価格]
税込み 2,035,000円

[保証期間]
2年間

[実機画像]




NH TYPE 2B

<概要>
NH TYPE 2B は NAOYA HIDA & Co.のTYPE2 シリーズの2 作目である。TYPE1 シリーズに比べ、かなりモダンなテイストが与えられており、1960 年代によく見られたスタイルをベースにしている。現代においては珍しい手巻きのセンターセコンドムーブメントを搭載している点が特徴である。TYPE2 シリーズのそれ以外の特徴は、超高精度微細加工機によって削り出されたすり鉢状にデザインされた立体的な文字盤と、通常の時計の3 倍近い厚みを持つ針、そして熟練した職人の手作業によって手で彫り込まれたアラビック・インデックスである。新設計のリューズ形状により、TYPE1 シリーズとはまた違ったゼンマイの巻き上げ感を楽しむことができる。



<特徴>
⚫ 2020 年に発表し10 点を製造、完売した NH TYPE 2A の細部の仕様を変更したモデルである。
⚫ 10 点〜15 点のみが製造される。その後NH TYPE 2C に移行するため製造中止となる。
⚫ NH TYPE 2A と比較して、以下の点が変更されている。
- ベゼルとリューズのデザインが1960 年代を意識したデザインに変更された。
- センターセコンドのデザインが変更された(プレスリリースの写真には反映されていない)
- 標準で付属するレザーストラップのサプライヤーと素材が変更された。

下記の特徴は変わらず継承されている。
⚫ 現代では珍しい、秒針が文字盤の中央に位置する手巻き腕時計である。(※自動巻き腕時計では一般的)
⚫ 1930 年から1960 年代のヴィンテージ・ウォッチのデザインを取り入れながら、ケース径37mm という現代的なサイズ及び実用性を備えている。(※一般的にヴィンテージ・ウォッチには35mm 以下のサイズが多くみられる。)
⚫ 世界最高峰レベルの超高精度微細加工機を用いることにより、加工困難な素材を数ミクロンの精度、かつ凹状のベゼルや、彫り込まれたロゴなど複雑な形状かつ立体的に工作することに成功。
⚫ 大半の時計は長短針や秒針をプレスによって加工しているが、立体感を出すため、切削加工によって製作された針は、一般的なものに比べ約3 倍の厚さを持つ。
⚫ 一般的な時計に比べて3 倍近い厚さを持つ文字盤は、すり鉢状に3 段階にデザインされている。
⚫ ベース・ムーブメントであるETA ヴァルジュー7750 に備わっているものとは異なる、新たに開発した後退式のコハゼ機構を組み込むことで、巻き上げる感触を楽しむことのできる手巻きムーブメントCal.3020CS を搭載。これは中三針式(文字盤の中央に秒針位置する構造)とするため2019 年に発表したCal.3019SS を大幅に改修した。
⚫ 文字盤上の6 カ所のアラビック・インデックスは全て熟練した職人による手彫りによる。その後合成漆(カシュー)を流し込むことで独特の仕上がりとなっている。
⚫ 高い耐食性を持つが高価かつ加工が困難なため、極めて限られたメーカーのみが採用していることで知られているSUS904L ステンレス・スチールを採用。


          

    

  


<仕様>

[ムーブメント]
Cal. 3020CS 手巻きムーブメント
直径 30.0mm(13 1/4 ライン)
厚さ 5.0mm
振動数 28,800/h (毎秒8 振動/4Hz)
石数 22 石
パワーリザーブ 約45 時間
※ 心地よい巻き心地を追求した新設計のコハゼとコハゼバネを搭載

[外装]
ケース素材 ステンレス・スチール(SUS904L)
超高精度微細加工機による工作の後、研磨
ケース直径 37.0mm
ケース厚 10.7mm
風防 カーブド・サファイヤ・クリスタル(裏側のみ無反射加工)

[文字盤、針]
文字盤素材 洋銀
ブランドロゴ 超高精度微細加工機による刻印
分、秒目盛り 超高精度微細加工機による刻印
外周の秒目盛りのリング部分は別部品を組み込んでいる
インデックス アラビック・インデックスは手彫り
カシュー(いわゆる合成漆)によって墨入れを行ったロゴ、インデックス、目盛り
長短針素材 ステンレス・スチール
秒針の仕上げ 加熱処理によるブルード・スチール
長針の先端は手作業によって秒目盛りと一致するよう曲げ加工

[ピンバックル]
ピンバックル素材 ステンレス・スチール(SUS904L)

[レザーストラップ]
手縫い仕上げ、ゴート・レザー、裏面はカーフ
ジャン・ルソー (https://www.jean-rousseau.com/ja)製
サイズ ラグ幅20mm – バックル幅16mm

[ボックス]
シュリンク仕上げのクローム鞣しのデイリー ステアレザー、
トラベルケース・スタイル
Takumics タクミクス(https://www.takumics.com/)製

[価格]
税込み 2,310,000円

[保証期間]
2 年間



NH TYPE 3A



<概要>
NH TYPE 3AはNAOYA HIDA & Co.が3番目に発表したモデルであり、また初めて時分秒以外の表示機能を与えられた時計でもある。37mm という比較的小ぶりなサイズのケースに、18-19世紀の懐中時計を彷彿とさせるディテールを凝縮することを目標として製作された。大型の 時位置のムーンフェイズは18K イエローゴールド製である。大きくくりぬかれた窓から見える星や月の上の顔、そして11個のローマン・インデックスは全て熟練した職人の手作業による手彫りによって表現されている。現代においては、ほとんど見ることのないこうしたディテールは、新たに設計されたやや厚めのベゼルを持つ丸みのあるケースに収められている。

<特徴>
⚫ NAOYA HIDA & Co.が3番目に発表した、初めて時分秒以外の表示機能を追加したモデルである。
⚫ 5点〜10点のみが製造される。その後NH TYPE 3B に移行するため、製造中止となる。
⚫ 6時位置に大型のムーンフェイズ表示機構が組み込まれている。
⚫ ムーンフェイズのディスクは18K イエローゴールド製、星と月の表面の顔は全て熟練した職人による手彫り。
⚫ 1930年から1960年代のヴィンテージ・コンプリケーション・ウォッチをイメージした、丸みを帯びた新設計のデザインのベゼルを備えている。
⚫ ケース径37mm という現代的なサイズ及び実用性を備えている。(※一般的にヴィンテージ・ウォッチには35mm 以下のサイズが多くみられる。)
⚫ 世界最高峰レベルの超高精度微細加工機を用いることにより、加工困難な素材を数ミクロンの精度で、かつステップ形状のベゼルや、彫り込まれたロゴなど複雑な形状かつ立体的に工作することに成功。
⚫ 大半の時計は長短針や秒針をプレスによって加工しているが、立体感を出すため、切削加工によって製作された針は、一般的なものに比べ約2 倍以上の厚さを持つ。
⚫ 一般的な時計に比べて3 倍近い厚さを持つ文字盤は、立体的にデザインされている。
⚫ ベース・ムーブメントであるETA ヴァルジュー7751に備わっているものとは異なる、新たに開発した後退式のコハゼ機構を組み込むことで、巻き上げる感触を楽しむことのできる手巻きムーブメントCal.3021LU を搭載。これは2019年に発表したCal.3019SS の発展型である。
⚫ 文字盤上の11 カ所のローマン・インデックスは全て熟練した職人による手彫りによる。その後合成漆(カシュー)を流し込むことで独特の仕上がりとなっている。
⚫ 高い耐食性を持つが高価かつ加工が困難なため、極めて限られたメーカーのみが採用していることで知られているSUS904L ステンレス・スチールを採用。


      

   

    


<仕様>

[ムーブメント]
Cal.3021LU 手巻きムーブメント
直径 30.0mm (13 1/4 ライン)
厚さ 5.6mm
振動数 28,800/h 毎秒 8振動 4Hz
石数 18石
パワーリザーブ 約45時間
ムーンフェイズ表示
59日間で一周、リューズを 1段引き出した位置で調整
※ 心地よい巻き心地を追求した新設計のコハゼとコハゼバネを搭載

[外装]
ケース素材 ステンレス・スチール(SUS904L)
超高精度微細加工機による工作の後、研磨
ケース直径 37.0mm
ケース厚 10.7mm
ケース素材 ステンレス・スチール SUS904L
風防 カーブド・サファイヤ・クリスタル(裏側のみ無反射加工)

[文字盤、針、ムーンフェイズ]
文字盤素材 洋銀
ブランドロゴ 超高精度微細加工機による刻印
分、秒目盛り 超高精度微細加工機による刻印
外周の分目盛りのリング部分は別部品を組み込んでいる
インデックス ローマン・インデックスは 手彫り
カシュー(いわゆる合成漆)によって墨入れを行ったロゴ、インデックス、目盛り
ムーンフェイズ ムーンフェイズ・ディスクは18KYG 製、ビーズブラスト処理を施した後星を手彫り、月は別部品で製作され顔を手彫りした後、ムーンフェイズ・ディスクに固定
時分針素材 スチール加熱処理によるブルード・スチール
分針の先端は手作業によって秒目盛りと一致するよう曲げ加工

[ピンバックル]
ピンバックル素材 ステンレス・スチール(SUS904L)

[レザーストラップ]
手縫い仕上げ、アルカンターラ、裏面はカーフ
ジャン・ルソー(https://www.jean rousseau.com/ja )製
サイズ ラグ幅 20mm - バックル幅 16mm

[ボックス]
シュリンク仕上げのクローム鞣しのデイリーステアレザー、トラベルケース・スタイル
Takumics(タクミクス https://www.takumics.com/)製

[価格]
税込み 2,640,000円

[保証期間]
2年間

[実機写真]




NH WATCH株式会社について

高級機械式腕時計製造、販売を行うNH WATCH株式会社(本社 東京都中央区 代表取締役 飛田 直哉)は、2018年に創業された。

飛田直哉(ひだ なおや) 代表取締役


1990年より複数の外資系専門商社においてセールスやマーケティング業務を担当。F.P.ジュルヌやラルフ ローレン ウォッチ アンド ジュエリーの日本における代表を務めた後、2018年にNH WATCH株式会社を設立。高額商品販売の豊富な経験を基にして、高額商品の販売スキルを教えるトレーナーとしても活躍中。



藤田耕介(ふじた こうすけ) 時計師


2002年に時計学校を卒業。その後時計修理会社、F.P.ジュルヌ、セイコーサービスセンター(現セイコータイムラボ)に時計修理者として在籍。2020年12月にNH WATCH株式会社に入社。時計設計、組立を担う。一級時計修理技能士 WOSTEP認定技術者


<NAOYA HIDA & Co. の時計>

2018年 NH TYPE 1A 1点のみ製造 試作品のため販売されず

2019年 NH TYPE 1B 7点が販売、完売、再製造の予定なし

2020年 NH TYPE 1C 15点が販売、完売
NH TYPE 2A 10点が販売、完売、再製造の予定なし

2021年 NH TYPE 1C 15点が販売、完売後は再製造の予定なし
NH TYPE 2B 10 - 15点が販売予定、完売後は再製造の予定なし
NH TYPE 3A 5 - 10点が販売予定、完売後は再製造の予定なし


<今後の展開について>
2021年度の製造計画では、NH TYPE 1C、NH TYPE 2B及びNH TYPE 3Aを計30点 〜 40点程製造販売する予定。将来的にも自分たちが作りたいと思う時計のみを多品種少量、製造販売する時計会社となることを目標としている。


<NH WATCH株式会社 について>
事業所名 NH WATCH 株式会社
代表者名 飛田 直哉
設立 2018年3月
事業の内容 時計の製造販売、トレーニングプログラムの提供等々
本社所在地 104-0045 東京都中央区築地 3-2-10



<お問い合わせ先>
NH WATCH株式会社
www.naoyahidawatch.com
info@naoyahidawatch.com
https://www.instagram.com/naoya_hida_co.official/
https://www.facebook.com/profile.php?id=100017145943910
https://twitter.com/naoyahidawatch