シチズン 前人未踏の年差±1秒の精度を実現したCaliber 0100 (延長) 続・第十三回~ 【私も買いました】今年の測定は無しの反省
By : CC Fan年末といえば個人的に粘着しているシチズン Cal.0100が「本当に年差±1秒を達成できたのか」の測定…なのですが、今年は充電切れで止めてしまう大失態、合わせ直したものの、その後も複数回の2秒運針(省電力モード)にしてしまう体たらく、こんな状態ではとても精度に対して偉そうなことなんて言えそうにないため、今年は記録は無しにします。
秒単位ではずれてなかったので、省電力にはなったものの停止はしなかったようです。

年初めの帰省でにベルトが破損、見て見ぬふりをしてきましたが、停止を機に向き合いました。
純正はドレスにしても薄すぎる・華奢すぎる・ツヤツヤすぎる・昭和と感じたのでシチズンの他のベルト部品も検討しましたがピンと来ず、ジャン・ルソーでカスタムオーダーをお願いすることに。

こんなのができました。
「日常使い」を強化するために屈強なファブリック(コーデュラ)のストラップ、ステッチを入れてスポーティな印象にしました。
ステッチは文字盤の色と合わせる戦略です。
これで使うぞーと思ってものの、充電が足りず何度か2秒運針にしてしまったのは前述のとおりです。
純正は幅広い需要に応えるためか6穴仕様でしたが、よく使う位置の3穴に絞る、剣先の形を整えるなどの定番の手当ても行いました。

裏地には紅色のカーフレザーを、赤色が好きなもので…
純正のフォールディングバックルも華奢な印象ですが本体とのバランスは取れている、と感じるのでそのまま続投です。

文字盤の金色のイーグルマークはどうかな?と思ってもいましたが、いいアクセントと感じるようになりました。
アプライドのシチズンロゴもインデックス同色のおかげか目立たなくていいです。
何より、蒔絵のバランスは初めて見た時から限定にするのはもったいない、と思えるほどの完成度です。

0100は「市民の時計」を標榜するシチズンにしては珍しい、と感じるほどの「性能最優先」の機械で、レーシングカーのような魅力を感じています。
分かりやすい例では光発電セルの面積を最大化するためかシチズンなら通常なら間違いなく入れるであろう日付窓すら省いています。
年差±5秒のA060が通常使用で7ヵ月、暗所で運針を停止させるパワーセーブで1.5年(18ヵ月)動くのに対し、通常使用で6ヵ月・パワーセーブでも8ヵ月と短くなっています。
運針を停止すれば倍持つA060に対し、0100は2ヵ月しか伸びない、という事が0100の8MHz AT水晶がいかに「大食い」であるかを示しています、更にA060には永久カレンダー付きの日付表示もあるわけで…
この大食いの水晶を搭載した上で「年差を活かせる期間」動き続けるためにエコ・ドライブを組み合わせる、というのは私としては魅力的なストーリーと感じます。
いつかは「ご先祖さま」のクリストロン・メガやATカット高周波水晶の作品も欲しいな…と漠然と考えていましたが、予期せずオメガのメガクオーツ・マリンクロノメーターを入手できました。

「人が死ぬ」航海用のクロノメーター、こちらも来年から精度チャレンジを?
箱の中に取り付けられたプレートによると、25年のコラボレーション(勤続?)を記念して1984年にある人物に贈られた、とあり、記念の時計のようです。
前回は証書の写真を撮り忘れましたが、今回はこちらも。

ヌーシャテル天文台にてクロノメーター検定を取得、このメガクオーツ自体は1300台ほど作られたそうなので、1284番はかなり後期の個体になります。
数値は上から日差・動的復元差・温度係数・静的復元差です。
日差は測定期間全域での誤差を一日あたりの誤差で表した値、復元差は期間の最初と最後で日差の差を求める日差の安定度の指標、動的は温度変化を含めた値、静的は一定温度(室温25℃)での値のようです。
温度係数は高温・室温・低温環境下で測定した日差を温度差で割り、1℃あたりの日差変化を表しています。
どの値も基準値に対して優秀であり、この性能を保っているなら今でも年差出るのでは?と思ったので、来年から0100同様に測定を…?

オメガの総覧みたいな本に情報が載っていました。
日差0.01秒なら単純には年差3秒程度でクリストロン・メガと同等の性能でしょう。
比較的後期なので分周回路にはICが使われており、モーターを駆動するHブリッジと外部に1Hzのパルスを送るPPS信号のドライバだけに単体トランジスタが使われています。
分周回路が時計用とPPS用で別になっているようにも見え、時計を調整のために止めても信号が出続けるのかもしれません。
測定も含め、ちゃんとしていきたいです。
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