White Truffle Dinner

 By : Ay&Ty Style

FPジュルヌの「ルテニウム文字盤+チタニウムケース」のアニバーサリーモデルは5種類。

このうち最初の2モデル、クロノメーター・スヴラン(2005)とクロノメーター・レゾナンス(2006)は、東京ブティックのみで販売されたことから、今となってはとりわけ希少だ。

3番目のトゥールビヨン・スヴラン(2007)は、当時存在した4都市のブティックで5本ずつ、合計20本が販売された。4番目のオクタ・パーペチュアル(2009)が発表された年にはブティックは6都市に増えていた。また、これまでの3モデルと違って、オクタ・パーペチュアルは、既存モデルの素材違いでなく、新たに永久カレンダー機構を搭載したニューモデルであったことから、製作本数は99本と多かった。

5番目となったサンティグラフ・スヴラン(2016)は、10周年を迎えたブティックに対して限定された個数が割り当てられ、ケースバックには都市名が刻まれることとなった。既報のとおり、初年度である2016年は東京に10本、香港に20本が割り当てられ、徐々にデリバリーが始まっている。

東京は5種類すべてのアニバーサリーモデルが販売された唯一の都市。それもあってか、私の友人にはアニバーサリーモデルの所有者が少なくない。
この日お誘いいただいたディナーでも3種類のアニバーサリーモデルが集まった。

しかしこの夜の主役はFPジュルヌではなく、スペシャルな白トリュフでした!



まずはカザフスタンの大粒なベルーガを房総のアワビとともに
Salon 2004



スライサーではなく包丁で切ったアルバの白トリュフのブロック。
香りと食感の変化を楽しみながらゆっくりといただきます。
白トリュフはもちろん香りを楽しむもの。ですがサクサクとした食感は禁断の果実かも!

サンティグラフ・スヴランはシャイングレーのストラップで。



ヒラメ。これと同じくらいの量の白トリュフ。



2003 DRC Montrachet 
特級モンラッシェは北のピュリニーモンラッシェ村と南のシャサーニュモンラッシェ村に跨っています。
村名クラスではピュリニーを好む方も多いと思いますが、DRCの畑はシャサーニュモンラッシェ村側。



コンソメ



クロノメーター・スヴランのアニバーサリー。オリジナルのボルドーストラップで。



ステーキ。この上に冒頭の白トリュフのブロックをちぎって乗せていただきます。



2005 DRC Romanee St.Vivant
秀逸で長熟な2005年。



スペシャリテの白トリュフの肉巻き揚げ(肉のトリュフ巻きではない!)



〆のウニのパスタにも包丁でスライスされた白トリュフ。この厚み!!



自家製アイスクリーム。もちろんチョコチップではなく、包丁で微塵切りにした、、、



来年の再訪を誓うエキサイティングな体験でした!