H.モーザーとピエール・ガスリーにより「ストリームライナー・トゥールビヨン ピエール・ガスリー」~エレガンスの極み
From : H. Moser & Cie. (H. モーザー)ストリームライナー・トゥールビヨン ピエール・ガスリー:エレガンスの極み
コラボレーションの中には、単なるマーケティング戦略もあれば、出会いと対話、そして二つの世界が繊細に共鳴し合うことで生まれる、真のコラボレーションもあります。H.モーザーとピエール・ガスリーが制作したタイムピースは、まさに後者と言えるでしょう。多くを語る必要はなく、ある一人の人物と、彼への揺るぎない敬意だけ。H.モーザーは、彼のディテールへの飽くなき探求心と、物事の本質を見抜く審美眼に敬意を表し、2つのバージョンからなる「ストリームライナー・トゥールビヨン ピエール・ガスリー」を誕生させました。彼の名前を冠したこのモデルは、彼のセンスや感性、そして精神を反映しています。
ピエール・ガスリーとH.モーザーとの出会いが1つのタイムピースを生み出しました。彼自身のイメージ、そして個性そのものを投影したかのような時計であり、マニュファクチュールの職人たちとの密接な連携のもと、1ミリ単位に至るまでピエール自身がこだわり、作り上げたものです。

彼は単に名前を貸したのではありません。全体を構想し、質感を吟味し、そしてトゥールビヨンであることに強くこだわりました。「私はずっと、この機構に魅了されてきました。バレエのように優雅で、絶え間ないその動きは、人を惹きつけてやまない魅力があります。そしてその精度と卓越した技術性は、F1の世界とも通じるものがあるのです。」と、彼は語ります。ピエールはムーブメントの選定からダイアルのカラーに至るまで、この時計を作るにあたって、あらゆるプロセスに携わっています。

そして、H.モーザーのCEO エドゥアルド・メイランは、熱く語ります。
「初めて会ったときから、ピエールは自分が求めるものについて極めて明確なビジョンを持っていました。私たちは、あらゆる可能性を探るため、そして彼の中から新たなアイデアを引き出すために、あえて様々な代替案をぶつけてみました。しかし彼はいつも、自身の直感に従い、この1本に戻りました。私たちが今回発表する、この彼の時計に。」
彼が求めたのは、深く、繊細で、どこかミステリアスな、自身を映し出すダイアルでした。彼自らが「チョコレート フュメ」と名付けたそのダイアルは、深く、豊かなニュアンスを湛えたブラウンの色合いが特徴です。それは内に秘めた力強さとディテールへのこだわり、サングラスとレーシングスーツの奥に垣間見える、彼の控えめで洗練された魅力の両方を感じさせます。H.モーザーを象徴するフュメ仕上げが施されたブラウンのダイアルには、透明なラッカー仕上げのブランドのロゴがあしらわれ、他に類を見ない、贅沢な表現の舞台となっています。

この時計の心臓部で時を刻むのは、6時位置に配置されたミニッツ フライング トゥールビヨンで、見る者を瞑想へと誘うかのような光景です。創意の極致ともいえるHMC 805自動巻きキャリバーは、H. モーザー社の系列会社であるプレシジョン・エンジニアリング社で設計・製造されたダブルヘアスプリングを備えています。この対になったヘアスプリングにより、ゼンマイが伸縮する際に生じる各ヒゲゼンマイの重心のズレを相殺し、完璧性を絶えず追求する中で、より高い精度と等時性を実現しています。
このダイアルにより、5Nレッドゴールド製ストリームライナー ケースの洗練されたデザインに対して意図的にコントラストを成すように設計されています。濃淡のある色合いから感じられる丸みとスポーティなラインとの間に生まれる緊張感が、唯一無二のバランスを生み出します。それはまるで、ドライバーとしての精密さと、温かな人間性を兼ね備えたピエール自身の佇まいそのものです。
この極めて素晴らしいコラボレーションが実を結び、2つのバリエーションで登場します。1つ目は、限定 100本で、スポーツシックな個性を強調するチョコレート カラーのラバーストラップを組み合わせたモデル。

2つ目は、わずか10本のみという、さらに特別なモデルです。「10」という数字は、ピエールが愛してやまない番号であり、自身のレーシングナンバーでもあります。彼への敬意を表して、10時位置には赤いルビーをさりげなくセッティングしています。それは、彼とこの時計だけが分かち合う、密やかなシンボルのようです。注意深い人だけが、その存在に気づくことでしょう。この希少なモデルには一体型の5N レッドゴールド製ブレスレットが組み合わされ、ケースから途切れることのない、流れるような自然なラインです。

H.モーザーは、2025年10月1日、シンガポールグランプリに合わせてストリームライナー・トゥールビヨン ピエール・ガスリーを発表します。舞台は、まるで映画のワンシーン。夜景のスポットライト、湿気と熱気を帯びた雰囲気に、響き渡るエンジン音。そしてピエールの腕には、正確で、個性的で、一切の妥協がない時計。そう、彼自身のように。
まさに、疑う余地のないH.モーザースタイルの高級時計です。
【技術仕様】
ストリームライナー・トゥールビヨン ピエール・ガスリー エディション
リファレンス: 6805-0410
予定価格:15,213,000円(税込)
発売:2025年11月入荷頃 予定
限定:100本限定、
[特長]レッドゴールド製モデル、チョコレート フュメダイアル、チョコレートカラーの一体型ラバーストラップ

ストリームライナー・トゥールビヨン ピエール・ガスリー ゴールドエディション
リファレンス:6805-0411
予定価格:24,068,000円(税込)
発売:2025年11月頃 入荷予定
限定:10本限定
[特長]レッドゴールド製モデル、10時位置にルビーをあしらったチョコレート フュメ ダイアル、レッドゴールド製一体型ブレスレット

ケース:5N レッドゴールド、トップ部分が緩やかなドーム型のサファイアガラス
・直径:40.0mm
・サファイアガラスを除いた厚さ:10.3mm、サファイアガラスを含む厚さ:12.1mm
・「M」の刻印で装飾されたねじ込み式リュウズ
・サファイアガラスのシースルー ケースバック
・12 気圧防水
ダイアル:サンバースト仕上げを施した チョコレート フュメ
・透明なラッカー仕上げのH. Moser & Cie. ロゴ
・グロボライト® インサート付きのレッドゴールド製時針および分針
・レッドゴールドのアプライド インデックス
・10時位置にバゲットカットのルビー(リファレンス 6805-0411)
ムーブメント:自動巻きキャリバー HMC 805
・ムーブメントサイズ:直径32.0mm(14 1/4 リーニュ) /厚さ:5.5mm
・振動数:21,600 振動/時
・ラチェット式両方向自動巻きシステム
・18K レッドゴールド製スケルトン ローター、H. Moser & Cie. ロゴの刻印
・パワーリザーブ:約 3 日間
・オリジナルのダブルヘアスプリング
・6時位置のミニッツ フライング トゥールビヨン、スケルトンブリッジ
・モーザー ダブルストライプで装飾されたアンスラサイト仕上げ
・部分的にスケルトン加工が施されたブリッジ
・機能:時針および分針
ブレスレット
・リファレンス 6805-0410:チョコレートカラーの一体型ラバーストラップ、モーザーのロゴが刻印された5N レッドゴールド製ブレード付きフォールディング・クラスプ
・リファレンス 6805-0411:5N レッドゴールド製ブレスレット
【お問い合わせ】
株式会社エグゼス
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-2-1霞が関コモンゲート西館32階
TEL.03-6274-6120
FAX.03-6274-6121
[H. MOSER & CIE.(H. モーザー)]
H. モーザーは Heinrich Moser により 1828 年に創設されました。ノイハウゼン アム ラインファルを拠点とするこのブランドは現在約 120 名の従業員を擁し、20 個の自社製キャリバーを開発、年間に 4,000 個以上の時計を製造しています。H.モーザーは、その姉妹会社であるPrecision Engineering AG(PEAG)を通じて、調速機構やヒゲゼンマイなどの部品を製造しており、これらは自社の生産に使用されるほか、パートナー企業にも供給されています。 Precision Engineering AGは、2012年にモーザーウォッチホールディングスに設立された独立企業であり、エスケープメント用の部品製造を専門としています。H. モーザーはモーザー家の人間を名誉会長とし、Heinrich and Henri Moser 基金の代表に迎えるという栄誉に浴しています。Heinrich Moser の子孫たちに設立された Moser 基金は、一族の歴史を維持するために機能しており、Heinrich Moser 家が住まうシャルロッテンフェル城に併設の Moser 博物館に収蔵すべき昔のモデルの収集といった役目も担っています。時計製造に関するノウハウとこの分野での専門技術に裏打ちされた MELB Holding はH. モーザー、Hautlence、Agenhor SA という企業を擁するに至っています。MELB Holding は伝説的なジュウ渓谷を拠点とする家族経営の独立系グループです。
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