アーミン・シュトロームより『ミラード・フォース・レゾナンス「ツァイトガイスト」』の発表~安定的かつ耐久性のあるレゾナンス
From : Armin Strom (アーミン・シュトローム )
ARMIN STROM INTRODUCES THE MIRRORED FORCE RESONANCE ZEITGEIST~アーミン・シュトローム、ミラード・フォース・レゾナンス「ツァイトガイスト」を発表
この新しいツァイトガイストの解釈は、「もし過去の偉大な時計師たちがレゾナンスの脆弱性問題(Resonance Fragility Problem)を克服し、腕時計という概念を想像していたら、どのような美学でこの現象を表現していただろうか」という探求をさらに深めたものです。
“過去から想像された未来”という思想のもとに構想されたこの新しいツァイトガイストは、存在しなかったもうひとつの時計史を創造的に描き出すものです。
ツァイトガイストは、アーミン・シュトロームが達成した「安定的かつ耐久性を備えたレゾナンス」という画期的成果を、スリムで洗練された43mmケースに収め、技術的深みと日常的な装着性を高次元で融合しています。

これは、クリスティアン・ホイヘンス(Christiaan Huygens)が1665年に行った時計実験に端を発する、レゾナンス同期(Resonance Synchronization)に関する長年の夢を決定的に実現するものです。

ツァイトガイストは、「もし何世紀も前にレゾナンス腕時計が実現していたらどのような姿をしていただろうか」という想像の産物です。安定したレゾナンス維持が人類史の流れさえも変えたかもしれないその時代に、もしそれが実現していたなら。つまりこれは、「存在しなかった未来から届いた遺物(a relic from a future that might have been)」なのです。

Background~背景
アーミン・シュトロームが成し遂げた安定的かつ耐久性のあるレゾナンスは、17世紀以来、クリスティアン・ホイヘンスのような時計師たちによって追い求められてきました。それは「日々まったく同じ秒数の進み遅れを維持する」クロノメトリック・コンシステンシー(chronometric consistency)-すなわち時間精度の一貫性-を実現する可能性を秘めていたからです。

ホイヘンスの時代の航海士たちは、より正確に海上で経度を計算するため、この一貫性を切望していました。しかし、歴史上の名だたる時計師たちが努力を重ねたにもかかわらず、その夢は最も必要とされた時期に実現しませんでした。レゾナンスの脆弱性問題が、海洋航行の厳しい環境においてレゾナンス時計を不適切なものとしてしまったためです。レゾナンスは現実世界の動的な環境下では維持できなかったのです。

それが可能になったのは、2016年。
アーミン・シュトロームのマスター・ウォッチメーカー、クロード・グライスラー(Claude Greisler)は、18世紀の時計師アンティッド・ジャンヴィエ(Antide Janvier)のレゾナンス・クロックの懸架システム(suspension system)から着想を得て、外的要因による干渉に対してほぼ完全な耐性を持つ、世界初のレゾナンス腕時計を完成させました。
この時計はスイス電子・マイクロテクニクスセンター(CSEM)の認証を受け、アーミン・シュトロームの特許構造が、トルク変動を能動的に抑制し、人間の腕上という最も厳しい環境下でも共振を維持することを可能にしました。

Historical Context~歴史的文脈
経度の測定には、かつて「完璧な時計」ではなく「日ごとの誤差が一定である時計」が求められていました。航海士たちは、太陽が最も高くなる「現地の正午」と基準地点の時刻との差を比較して経度を求めていたため、日々の進み遅れが予測可能であれば、計算上の補正が可能だったのです。

もし17世紀にホイヘンスが、外的影響に耐えうる「レゾナンス・シークロック」を完成させていれば、経度問題(Longitude Problem)はジョン・ハリソンが1759年にマリンクロノメーターH4を発表するよりも100年以上前に解決していたかもしれません。
アイザック・ニュートン卿は1714年、経度委員会(Board of Longitude)設立の際に議会でこう述べています。「船の動き、熱と寒さ、湿気と乾燥、緯度による重力の違いのために、そのような時計はいまだ作られていない。」
当時、ヨーロッパ諸国の政府は海上航行の改善を目的として「耐久性のあるクロノメトリック・ソリューション」を見つけた者に莫大な報奨金を約束しました。しかし、レゾナンスを安定的に制御するという時計製作上の課題は4世紀もの間解決されず、ついにアーミン・シュトロームのクロード・グライスラーが2016年に最初のレゾナンス・タイムピースを発表したことで、その夢が現実のものとなりました。
A Milestone in Resonance Watchmaking~レゾナンス時計製作における新たな到達点
時計学における「レゾナンス現象(Resonance Phenomenon)」は、物理学で「ホイヘンス・シンクロナイゼーション(Huygens Synchronization)」として知られています。
これは2つのテンプが互いの微細でほとんど感知できない振動を通じて影響し合い、同期した振動状態に入る現象です。物理学者はこれを“shared modes of motion(運動の共有モード)”と呼びます。

この現象の利点は振動の安定性にあります。レゾナンスは、手首の動き、重力、温度変化、軽度の衝撃などによる典型的な歩度誤差を防ぎます。設計によっては、レゾナンス時計は高い精度(timekeeping precision)またはクロノメトリック・コンシステンシー、あるいはその両方を実現します。
ただし、レゾナンス同期(Resonance Synchronization)がどの程度維持されるかは技術的解決策に依存しており、歴史的にレゾナンス時計は「レゾナンス脆弱性問題」に悩まされてきました。
外的要因に対する耐性が低いため、レゾナンスの効果が断続的で予測不可能、かつ定量化不能だったのです。従来の構造では、テンプは手首の動きや衝撃で繰り返し共振を外れ、また再び同期するという不安定な挙動を示しました。

アーミン・シュトロームの特許であるレゾナンス・クラッチおよびレゾナンス・サスペンション・システムは、この問題を根本から解決し、共振現象を継続的かつ予測可能な状態で維持。精度と一貫性の両立を実現しました。
Exemplary Hand-finishing: Every component counts, even the parts you don’t see.
卓越した手仕上げ― 見えない部品にも美を
アーミン・シュトロームでは、すべての部品に手仕上げを施すことを理念としています。

面取り研磨されたブリッジ、ブラックポリッシュのネジ、ペルラージュ、ジュネーブストライプ、サーキュラーグレインなど、伝統的な装飾技法を通じて、見えない部位にまで職人の手の痕跡を残しています。

Limited to 25 Examples
限定25本― レゾナンスの歴史に捧ぐ
ツァイトガイストは、レゾナンス時計の歴史への大胆なオマージュであり、同時に、アーミン・シュトロームが到達した「安定的・予測可能・耐久的なレゾナンス同期」の節目を祝う作品でもあります。

【仕様】
ミラード・フォース・レゾナンス「ツァイトガイスト」
Mirrored Force Resonance Zeitgeist
Ref.ST25-RF.ZG
価格:¥17,380,000.-(税込予価)
限定:25本の限定生産

Case–ケース:ステンレススティール製
・反射防止加工サファイアクリスタルのフロント及びケースバック
・ケースサイズ:径43mm/厚11.55mm
・防水性: 3気圧防水
Dial –ダイヤル:オフセンターに配置されたダイヤルリング
・“vernislaquépoli(光沢ラッカー)” 仕上げ
・針:自社製、手仕上げのブルースティール
Strap/Buckle –ストラップとバックル
・ダークグレーのアルカンターラ/ グレーのステッチ
・ステンレススティール製ピンバックル
CALIBER ARF21_ZG TECHNICAL SPECIFICATIONS
Movement–ムーブメント:アーミン・シュトローム自社製キャリバーARF21_ZG
・Winding mechanism–巻き上げ機構:手巻き
・Functions–機能:レゾナンスフライバック
・Regulating system–調速機構:2つの独立した調速システムをレゾナンス・クラッチで連結
・Indication–表示:時・分表示ツイン・セコンド
・Bridge / Main plate –ブリッジとメインプレート
・ローズゴールドカラーのPVDコーティング
・パワーリザーブ:約80時間
・ムーブメントサイズ:37.20(径)x 6.70(厚)mm
・振動数:25,200vph(3.5Hz)
・石数:39
・コンポーネント総数:260
【お問い合わせ】
株式会社ノーブルスタイリング
〒153-8580
東京都目黒区三田1-4-1 ウェスティンホテル東京1F
電話番号:03-6277-1604
FAX:03-6277-1689
メールアドレス:info@noblestyling.com
この新しいツァイトガイストの解釈は、「もし過去の偉大な時計師たちがレゾナンスの脆弱性問題(Resonance Fragility Problem)を克服し、腕時計という概念を想像していたら、どのような美学でこの現象を表現していただろうか」という探求をさらに深めたものです。
“過去から想像された未来”という思想のもとに構想されたこの新しいツァイトガイストは、存在しなかったもうひとつの時計史を創造的に描き出すものです。
ツァイトガイストは、アーミン・シュトロームが達成した「安定的かつ耐久性を備えたレゾナンス」という画期的成果を、スリムで洗練された43mmケースに収め、技術的深みと日常的な装着性を高次元で融合しています。

これは、クリスティアン・ホイヘンス(Christiaan Huygens)が1665年に行った時計実験に端を発する、レゾナンス同期(Resonance Synchronization)に関する長年の夢を決定的に実現するものです。

ツァイトガイストは、「もし何世紀も前にレゾナンス腕時計が実現していたらどのような姿をしていただろうか」という想像の産物です。安定したレゾナンス維持が人類史の流れさえも変えたかもしれないその時代に、もしそれが実現していたなら。つまりこれは、「存在しなかった未来から届いた遺物(a relic from a future that might have been)」なのです。

Background~背景
アーミン・シュトロームが成し遂げた安定的かつ耐久性のあるレゾナンスは、17世紀以来、クリスティアン・ホイヘンスのような時計師たちによって追い求められてきました。それは「日々まったく同じ秒数の進み遅れを維持する」クロノメトリック・コンシステンシー(chronometric consistency)-すなわち時間精度の一貫性-を実現する可能性を秘めていたからです。

ホイヘンスの時代の航海士たちは、より正確に海上で経度を計算するため、この一貫性を切望していました。しかし、歴史上の名だたる時計師たちが努力を重ねたにもかかわらず、その夢は最も必要とされた時期に実現しませんでした。レゾナンスの脆弱性問題が、海洋航行の厳しい環境においてレゾナンス時計を不適切なものとしてしまったためです。レゾナンスは現実世界の動的な環境下では維持できなかったのです。

それが可能になったのは、2016年。
アーミン・シュトロームのマスター・ウォッチメーカー、クロード・グライスラー(Claude Greisler)は、18世紀の時計師アンティッド・ジャンヴィエ(Antide Janvier)のレゾナンス・クロックの懸架システム(suspension system)から着想を得て、外的要因による干渉に対してほぼ完全な耐性を持つ、世界初のレゾナンス腕時計を完成させました。
この時計はスイス電子・マイクロテクニクスセンター(CSEM)の認証を受け、アーミン・シュトロームの特許構造が、トルク変動を能動的に抑制し、人間の腕上という最も厳しい環境下でも共振を維持することを可能にしました。

Historical Context~歴史的文脈
経度の測定には、かつて「完璧な時計」ではなく「日ごとの誤差が一定である時計」が求められていました。航海士たちは、太陽が最も高くなる「現地の正午」と基準地点の時刻との差を比較して経度を求めていたため、日々の進み遅れが予測可能であれば、計算上の補正が可能だったのです。

もし17世紀にホイヘンスが、外的影響に耐えうる「レゾナンス・シークロック」を完成させていれば、経度問題(Longitude Problem)はジョン・ハリソンが1759年にマリンクロノメーターH4を発表するよりも100年以上前に解決していたかもしれません。
アイザック・ニュートン卿は1714年、経度委員会(Board of Longitude)設立の際に議会でこう述べています。「船の動き、熱と寒さ、湿気と乾燥、緯度による重力の違いのために、そのような時計はいまだ作られていない。」
当時、ヨーロッパ諸国の政府は海上航行の改善を目的として「耐久性のあるクロノメトリック・ソリューション」を見つけた者に莫大な報奨金を約束しました。しかし、レゾナンスを安定的に制御するという時計製作上の課題は4世紀もの間解決されず、ついにアーミン・シュトロームのクロード・グライスラーが2016年に最初のレゾナンス・タイムピースを発表したことで、その夢が現実のものとなりました。
A Milestone in Resonance Watchmaking~レゾナンス時計製作における新たな到達点
時計学における「レゾナンス現象(Resonance Phenomenon)」は、物理学で「ホイヘンス・シンクロナイゼーション(Huygens Synchronization)」として知られています。
これは2つのテンプが互いの微細でほとんど感知できない振動を通じて影響し合い、同期した振動状態に入る現象です。物理学者はこれを“shared modes of motion(運動の共有モード)”と呼びます。

この現象の利点は振動の安定性にあります。レゾナンスは、手首の動き、重力、温度変化、軽度の衝撃などによる典型的な歩度誤差を防ぎます。設計によっては、レゾナンス時計は高い精度(timekeeping precision)またはクロノメトリック・コンシステンシー、あるいはその両方を実現します。
ただし、レゾナンス同期(Resonance Synchronization)がどの程度維持されるかは技術的解決策に依存しており、歴史的にレゾナンス時計は「レゾナンス脆弱性問題」に悩まされてきました。
外的要因に対する耐性が低いため、レゾナンスの効果が断続的で予測不可能、かつ定量化不能だったのです。従来の構造では、テンプは手首の動きや衝撃で繰り返し共振を外れ、また再び同期するという不安定な挙動を示しました。

アーミン・シュトロームの特許であるレゾナンス・クラッチおよびレゾナンス・サスペンション・システムは、この問題を根本から解決し、共振現象を継続的かつ予測可能な状態で維持。精度と一貫性の両立を実現しました。
Exemplary Hand-finishing: Every component counts, even the parts you don’t see.
卓越した手仕上げ― 見えない部品にも美を
アーミン・シュトロームでは、すべての部品に手仕上げを施すことを理念としています。

面取り研磨されたブリッジ、ブラックポリッシュのネジ、ペルラージュ、ジュネーブストライプ、サーキュラーグレインなど、伝統的な装飾技法を通じて、見えない部位にまで職人の手の痕跡を残しています。

Limited to 25 Examples
限定25本― レゾナンスの歴史に捧ぐ
ツァイトガイストは、レゾナンス時計の歴史への大胆なオマージュであり、同時に、アーミン・シュトロームが到達した「安定的・予測可能・耐久的なレゾナンス同期」の節目を祝う作品でもあります。

【仕様】
ミラード・フォース・レゾナンス「ツァイトガイスト」
Mirrored Force Resonance Zeitgeist
Ref.ST25-RF.ZG
価格:¥17,380,000.-(税込予価)
限定:25本の限定生産

Case–ケース:ステンレススティール製
・反射防止加工サファイアクリスタルのフロント及びケースバック
・ケースサイズ:径43mm/厚11.55mm
・防水性: 3気圧防水
Dial –ダイヤル:オフセンターに配置されたダイヤルリング
・“vernislaquépoli(光沢ラッカー)” 仕上げ
・針:自社製、手仕上げのブルースティール
Strap/Buckle –ストラップとバックル
・ダークグレーのアルカンターラ/ グレーのステッチ
・ステンレススティール製ピンバックル
CALIBER ARF21_ZG TECHNICAL SPECIFICATIONS
Movement–ムーブメント:アーミン・シュトローム自社製キャリバーARF21_ZG
・Winding mechanism–巻き上げ機構:手巻き
・Functions–機能:レゾナンスフライバック
・Regulating system–調速機構:2つの独立した調速システムをレゾナンス・クラッチで連結
・Indication–表示:時・分表示ツイン・セコンド
・Bridge / Main plate –ブリッジとメインプレート
・ローズゴールドカラーのPVDコーティング
・パワーリザーブ:約80時間
・ムーブメントサイズ:37.20(径)x 6.70(厚)mm
・振動数:25,200vph(3.5Hz)
・石数:39
・コンポーネント総数:260
【お問い合わせ】
株式会社ノーブルスタイリング
〒153-8580
東京都目黒区三田1-4-1 ウェスティンホテル東京1F
電話番号:03-6277-1604
FAX:03-6277-1689
メールアドレス:info@noblestyling.com
BRANDS :












COMMENTS
コメントを投稿する
※ 匿名(ニックネーム可)での投稿も可能となっております。