ショパール:第20回 三越ワールドウォッチフェア レポート

 By : KIH
さすが週末。どこも混んでいます。ショパールは、若い女性あるいは、若いカップルが多いかな、といういつもの感じ。

本当は、ものすごく素晴らしい時計を作ってるんですけどね・・・。

こちらでは、ジュエリーではなく、筆者が気になる時計だけをレポート。






まずは、今年のミッレミリアで参加者全員に配られたモデルから。シルバーと赤の色の組み合わせも秀逸です。








リューズにはハンドル、、、




そしてクロノグラフのボタンには、ベダルの滑り止め模様。




そしてこちらが、、今年のスーパーファスト。軽いし、美しい。クロノグラフがついていれば、絶対にその場で買っていた・・・




ちょっと見えにくいですが、「HF」と12時ロゴの一番下に入っています。High Frequencyということ、すなわち日本語で言うと、「ハイビート」。36000ではありませんよ。57600! すなわち8Hertzということです。耳を近づけるとカチコチの音が超速です。これも大きな魅力の一つ。

こちらのスペシャルエディション、ジャッキー・イクス氏のサイン入り青色文字盤が、Only Watchに出品されます。ジャッキー・イクス ファンの私としては垂涎の逸品、いや一品。こちらも是非ご注目 (と、是非入札をおススメします。勝てなくても、チャリティですから、気分がなんとなくいい。クリスティーズのサイトでまずはクリスティーズに登録して、11月の入札を待て、みたいな感じですが、別にその場にいる必要もないですし、その時間に起きている必要もありません。あらかじめ自分の上限を決めて、期日前入札が可能です。その後かかるフィーとかはまだ発表になっていないので、よくわかりませんが、チャリティーで、クリスティーズもサポーターに入っているので、おそらく普段は25%くらいかかる「バイヤーズプレミアム」もないのでは、と思ってはおります。詳細決まりましたら、またこちらでもお知らせしたいと思います)。


















そして、実は恥ずかしながら発表以来ずいぶん経ってしまいましたが、個人的には初めてのご対面の、L.U.C タイム トラベラー ワン。こちらはステンレスモデル。L.U.Cとしてはめちゃくちゃリーズナブルな値段設定。これは、実用的でもありますし、何しろL.U.Cですからね。気合が入っています。それでこの値段は・・・。




どうやって操作するか、試しに動画を。。。




42mmとはいえ、特に大きいな、という違和感は思ったほどはないです。それよりも、ダイヤルの秀逸さに目が行きます。




自動巻きL.U.C








こちらは18K ロースゴールド。


















やっぱりL.U.Cマーク入りのプッシャーは萌えます。




こちらは、一番欲しい! と思っているモデル。
見かけは、普通の3針時計+日付ですが・・・(むろん、ダイヤル中央部分の彫りも大注目ですが)。




リューズの先っぽに注目。これ、プッシャーなんです。と言っても、クロノグラフではありません。これを押すと・・。




裏ぶたが開くんです! オフィサーケース、と言います。




この裏ブラの模様も凝っていること・・・。手間かかってます。






何がすごいって、この「96]ムーブメント。マイクロローター式のムーブメントとしては、世界最高峰と言う人たちもいる、逸品中の逸品。この復活をどれだけの時計好きが待っていたことか! しかも、仕上げを簡略化した後世代のバリエーションではなく、オリジナルの仕上げで、見た目も文句なし。






今では、呼び名は「96-01]となっていますが、むかしは1.96と呼ばれていましたねえ。。




で、この裏ブタの中の彫りですが、これは真ん中にあるのは蜂の巣だそう。これが、手掛けた職人によって、周りを飛んでいる蜂の数や飛び方が違うんだとか。さすが、手作り!






超マクロなカメラを持っている友人のを借りて・・・。








この面取りを含む仕上げ!








ダイヤル面の模様も実に手が込んでいます。ロゴも何ども塗り直したのがわかりますね。
結論: やはり、L.U.Cはものすごく手がこんだ、メンズウォッチなのです。ショパールは女性だけのブランドではありません。ジュエリーも素晴らしいものを作り、各映画祭などで女優さんに着けてもらったりしていますが、メンズ時計の実力は半端ではありません。筆者は、ほんとに昔からこのブランドの時計に畏敬の念を抱き続けています。







こちら、残念ながら100個限定です。急いでください!

筆者は、来週からショパールさんのご好意で工場見学に行ってきます(昼間の仕事は大丈夫だろうか・・・)。そのレポートもお楽しみに!


というわけで、WWFですから、いろんなイベントも毎日あります。この日は、ショパールのスポンサーで、GQジャパンの鈴木編集長と、実は時計の造詣も深い山田五郎さんのトークショーがありました。山田さんの博識・雑学おそるべし! というトークショーでした。





是非、お近くのショパール販売店・ブティックへどうぞ。

https://www.chopard.jp/watches