チャペック新作「アンタークティック プリカジュール」~インディペンデント・ウォッチメイキング10周年への光のオマージュ
From : Czapek (チャペック)ANTARCTIQUE PLIQUE-À-JOUR: A LUMINOUS TRIBUTE TO 10 YEARS OF INDEPENDENT WATCHMAKING~アンタークティック プリカジュール : インディペンデント・ウォッチメイキング10周年への光のオマージュ
チャペックは、ブランド復興10周年を記念して製作する4つの特別モデルのうち、第二作目となる「アンタークティック プリカジュール」を発表します。10本の限定生産であるこのモデルは、メゾンの現代的なウォッチメイキングの言語と、極めて精緻な伝統工芸技法であるエナメル装飾のひとつ「プリカジュール(Plique-à-jour)」を融合させたものです。初披露はWatch Time New York 2025にて行われます。
2015年のブランド再興以来、チャペックは「伝統工芸を現代の時計作りと対話させる」というシンプルながらも挑戦的な理念のもと、創造的なアプローチを築いてきました。
この「アンタークティック プリカジュール」は、その探求の延長線上にあり、通常はジュエリーや装飾工芸品に用いられる古代の技法を、モダンなスティール製一体型ブレスレットを備えたモデルへと応用した作品です。
「チャペックは常に『メティエ・ダール』の世界を探求し、それを現代的なデザインと新しい技術で再解釈してきました。このプロジェクトは希少な職人技を継承しつつ、それに現代のウォッチメイキングにおける新たな役割を与える試みなのです」とチャペックのCEO、ザビエル・デ・ロックモーレルは語ります。
プリカジュール技法について
“Plique-à-jour(プリカジュール)”とは、直訳すると「日光を通す」という意味。6世紀のビザンチン帝国で発展した最も難易度の高いエナメル技巧のひとつです。裏打ちのない開放型の金属セルを設け、そこへ透明や半透明のエナメルを充填し、約900℃の高温で焼成します。エナメルは金属枠に融合しますが、背面には何も残さないため、光がそのまま透過し、小さなステンドグラスのような輝きを生み出します。

この高度な技法を習得している工房は、世界でもわずかしか存在しません。理由は、極めて繊細かつ多段階の工程を要するためです。色調と透明度を狙い通りに得るための調色、ひとつひとつのセルへの正確な充填と層づくり、高温焼成時の割れを防ぐ精密な温度管理、そして仕上げ段階での研磨 –そのすべてに完璧な技術と忍耐が求められます。
完成したエナメルの透明性により、ダイヤルの下にあるムーブメントの構造が透け、芸術とメカニズムが直接的に結びついた独自の美を実現しています。
「このダイヤルが特別で唯一無二なのは、まさにその”透明性”にあります。
一般的なプリカジュールは内部に微細な気泡が生じ、わずかに曇ることが多いのですが、今回のアンタークティック プリカジュールでは完全な透明性を実現しました。さらに微妙な色のグラデーションが加わり、すでに驚異的だった技法をさらに高次元へと押し上げています。」と続けました。
協働によるクラフトマンシップ
このプロジェクトの実現には、複数の専門工房との密な協働が欠かせませんでした。メタル構造はMD’Art、エナメルの調色と高温焼成はBagues-Masriera、そして繊細な研磨と厚みの調整はPBMCが担当。その後、パッド印刷や脚部の取り付け、表面仕上げなど最終工程を再びMD’Artが担いました。
各工程は、チャペックの製品開発チームと職人の継続的なやり取りによってすすめられ、素材の脆さと構造の複雑さから、わずかな誤差も許されない精度が求められました。結果として、ひとつとして同じもののない、10枚の個性豊かなダイヤルが生まれました。

アンタークティックのケースとキャリバーSXH7
「アンタークティック」コレクションは、チャペックが描く現代のオート・オルロジュリーの姿を体現するものです。スポーティでありながら上品なスティール製ケースと一体型ブレスレットを備え、シャープなラインと流れるようなエルゴノミクスが融合。
ヘアラインとポリッシュを交錯させた仕上げが、光の反射を美しく操ります。
搭載されているのは、自社で開発、組み立てられた自動巻きのスケルトン・ムーブメント「キャリバーSHX7」。ベースとなるSXH5の設計を受け継ぎつつ、完全に開放的な構造を採用しました。100%リサイクルされたプラチナ製のマイクロローターはボールベアリングで支持され、効率的な巻き上げを実現。スケルトン・ブリッジやオープン・バレル、可視化されたテンプにより、プリカジュール エナメル・ダイヤルの透明性と完璧に呼応する構造美を描きます。振動数は28,000振動/時(4Hz)、パワーリザーブは約60時間です。手作業による面取り、18箇所のインワード・アングル、サンドブラスト仕上げのブリッジ、ダイヤモンドカットのシンク、ロジウムプレートによるコントラスト強調など、細部まで高次元の仕上げが施されています。光がメカニズムを貫き、文字盤下の”メカニカルな構造”をかつてない形で照らし出します。

GWDでプロトタイプとレベラシオンを並べて撮影、スケルトンムーブメントを半透明のエナメルと組み合わせる表現のスケルトンウォッチ、とも言えそうです。
10周年を記念する限定10本
「アンタークティック プリカジュール」は、わずか10本の限定で製作されます。手作業によるエナメル技法のため、すべてが微妙に異なる個性を持ちます。裏ブタには、ブランド再興10周年を記念する特別ロゴが刻印されています。
このシリーズは、2025年4月発表の「アンタークティック・トゥールビヨン」に続く、10周年記念コレクションの一翼を成し、独立性、情熱、現代のウォッチメイキングにおけるコラボレーションの追求というチャペックの精神を象徴するものです。
【仕様】
アンタークティック プリカジュール ポーラーブルー
ANTARCTIQUE Polar BluePlique-à-jour –
PRICE(税込予価):-¥15,400,000.-
限定:10本の限定生産
[特長]
40.5mm ステンレススティール製ケース
マイクロローターを備え、スケルトン化された自動巻き、完全自社製ムーブメント
18Kホワイトゴールドにグランフーエナメルが施された文字盤

FUNCTIONS
-時・分表示スモールセコンド
MOVEMENT
-Czapek キャリバー SXH7 : スケルトン化された自動巻き
-パワー・ワインディング・システム : リサイクルされたプラチナ製のマイクロローター
-シングルバレルのパワーリザーブ : 約60時間
-バレルのトルク : 8.8Nmm(ニュートン・ミリメーター)
-振動数 : 28,800 VpH(4Hz)
-径 : 30mm(13 ¼リーニュ)
-厚 : 4.2 mm
-コンポーネント総数 : 152
-石数 : 25
-スイス レバー・エスケープメント : 4つのゴールド製慣性ウエイト(マスロット)を備えたフリースプラング・テンプ
FINISH
-サンドブラスト仕上げ ブラックのブリッジ 手作業による面取り サイドはストレート・グレイン装飾
-手作業による18のインワード・アングル
CASE
-ステンレススティール
-ケース : 40.5(径)X 10.6(厚)mm
-無反射加工がなされたグラスボックス型サファイア・クリスタル
-内側に無反射加工がなされたサファイア・クリスタル製のケースバック
-防水性 : 120m
-ねじ込み式リューズ
BRACELET
-リンクがモダンな「C」を描くステンレススティール製ブレスレット独自の「イージー・リリース」システム
-ブレスレットの長さを2~4mm調節できるマイクロ・アジャストメント機構
-ラバー・ストラップが付属
DIAL
-18Kホワイトゴールドの文字盤にブルーのグランフーエナメルのグラデーション
-スティール製、ソード・シェイプの針
【お問い合わせ】
株式会社 ノーブルスタイリング
〒153-8580
東京都目黒区三田1-4-1 ウェスティンホテル東京 1F
電話番号:03-6277-1604
FAX:03-6277-1689
メールアドレス:info@noblestyling.com
[Czapek & Cie]
チャペックは、19世紀のチェコ生まれのポーランド人ウォッチメーカー、フランソワ・チャペック(François Czapek)の精神を受け継いだ現代のウォッチ・メゾンです。183年にチャペックは、ワルシャワでの政治的混乱から逃れ、ジュネーブに亡命しました。そして1830年代に数々のビジネスを創業しました。1845年にCzapek & Cie.(チャペック時計会社)を設立したのち、彼はナポレオン3世の宮廷時計師となり、パリのヴァンドーム広場に最初期の時計ブティックを開きました。
チャペックの名前は、2015年にメゾンの歴史とクラフトマンシップを再興しようとする時計愛好家のグループによって復活しました。1850年代のチャペック製ポケットウォッチからインスピレーションを得た、ファースト・コレクションである「ケ・デ・ベルク33bis」は、2016年のGPHG(ジュネーブ・ウォッチ・グランプリ)でパブリック・プライズを受賞しました。2020年同社は、初の自社製ムーブメントを搭載したスポーツシックなコレクションである、アンタークティックを発表しました。現在、チャペックの時計は、独特なデザイン、高品質の職人技、限定生産で知られています。ジュネーブに本社を置き、ラ・ショードフォンに自社工房を構えるチャペックは、”etablissage”(エタブリサージュ -水平分業)というコンセプトを現代的な方法で徹底的に守っています。
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![チャペック【CZAPEK】 NEW ANTARCTIQUE GRAND FEU WHITE ENAMEL [UNIQUE DIAL]](http://assets.watch-media-online.com/a/319/618/rseksx/ta9mnh72hg.jpg)





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