SIHH 2018: フェルディナント・ベルトゥー 新作ライブ映像速報!

 By : KIH
ニュースで既報の通り、クロノメーター フェルディナント・ベルトゥーからの新作を実機映像を交え、SIHHから速報いたします。

まずは、見ていただくのが一番。















基本デザインや機構はFB 1から変わっていませんが、こちらはレギュレーターで、ベルトゥーが実際に描いた図面をもとにダイヤル面はデザインされました。

そして、浸炭ステンレススティール製ケースで、ヴィッカーズ硬度が1200という硬さ。個人的には、お財布にお金が入っていれば欲しい!  FB 1も欲しいけどこれも欲しい!













妙にダイヤルにスペースがあるなあ、と思った方も多いはず。しかし、それはフェルディナント・ベルトゥーが描いたデザインスケッチを忠実に再現しようとしたまでのこと。






細部までこだわってます。ここは、拡大した部分に、「ピラミッド彫り」を施しています。職人泣かせ。





そして、今回のSIHHのもう1つの目玉、FB 1のチタンケース。これは一目惚れ・・・。




チタンをこれだけよく磨きました・・・。








軽いんですが、裏を見ると、あら? 何か、前のWGやPTモデルと比べて、やや「スカスカ」感が。


ん? スカスカじゃない! ブリッジをクリスタルにしたのでした! これまた職人泣かせな・・・。


きっちり面取りまでされていて、頭が下がります。


従来タイプのFB 1の裏と2ショット。


真ん中にFB 1R 6-1 を挟んて3ショット。




そしてこちらはさらに違う色のダイヤルのチタンケースモデル。私は黒の方がいい。。。




さらにこんな細部にまで。。。
Dバックル部分ですが、このFBロゴの部分は、ダークロジウム加工。しかし、それだけではなく。。。


微妙な長さ調節ができるんです。これが通常位置。


これが伸ばし切ったところ。穴を1つずらさずにこれで調整できますね。しかし、すごい・・・。


で、これを考えた、Vincent Lapaire(ヴァンサン ラペール)さん。以前、L.U.Cを担当されていましたが、実はこのフェルディナント・ベルトゥー プロジェクトをするために雇われた、ということでした。今は、フェルディナント・ベルトゥーのGeneral Managerの肩書きです。この人が、この細かいデザイン面のことを詰めていったようです。すごい。




ショパールの一部のようで、別のブランドであるフェルディナント・ベルトゥー。今後もすごい、欲しい、と思わせる時計を作り続けていただきたいです。

#FerdinandBerthoud