BaselWorld2018 奇妙な縁の話

 By : CC Fan
注意:この記事はある記事を時計の情報のみにフォーカスした"余り"を再構成したエピソードです。

バーゼルワールドはわずか3日間の滞在でしたが、現地まで行かないとわからない"空気"を感じられたと思っています。
また、当初の目的としていたブランドだけではなく会場内・ハイペリオンホテル・周辺を散策することで思いもよらぬ幸運な出会いがありました。
今回はその中でも一番、奇妙な縁を感じたエピソードをお伝えします。

次の日の早朝便で帰国予定だった3日目の閉会後、夏時間に切り替わると聞いて飛行機に送れないようにと恐れ戦きつつも、少しは観光らしいことをしようと会場からバーゼル中央駅まで歩いて行こうとしました。



ぶら下げたカメラで道中の写真を撮りながら、ブラブラと。



何か食べて帰ろうか、とレストランのような建物を見ていると…
なくなったはずのパレス(PALACE)を標榜する展示会がありました。



入っていいのかな?と思いながらチラチラ見ていたら、"どうぞどうぞ"と言った感じで招いてくれたので突撃です。
中では日本未上陸のブランドをいくつも見ることができ、それだけでも幸運でしたが、さらに奇妙な縁が。

中でお会いしたある方から、"あなたは日本から来たのか?"と聞かれました。
"そうだ"と答えると、"ノリミチ・カサイとユキノリ・ヤマグチを知っているか?"と質問され思わず吹き出してしまいました。
"知ってるも何も、彼らの顧客だ"と言いながらカンタロス(この時はまだ元気でした)を見せながら、色々話しました。



彼はマーク(Cyrille Marc Schmid)氏、葛西氏とは古い知り合いで、伝説的なブランドアイクポッド(IKEPOD)のマネージャーを務めており、一緒に働いていた…とは、あとから葛西氏に伺いました。
葛西氏もご無沙汰で、バーゼルに来ていることすら知らなかったそうですが、連絡を取ってみるとのことでしたので、もしかしたら彼が現在働いているブランドで新展開があるかもしれません。

このような奇妙な縁と縁の巡りあわせによる予期せぬ出会いがあるのでやはり現地に行くことは重要かな…と改めて実感したエピソードです。