Baselworld 2017: 菊野 昌宏 Masahiro Kikuno 新作お披露目 ~朔望(さくぼう)~

 By : KIH
小生が先日レポートしたアトリエ訪問記で、この新モデルの大方の概要はつかめたのではないかと思います。それがついに、バーゼルで完成品として皆さんの目に触れています。なんとも言いようのない感動を感じます。

モデル名は「朔望」。陰暦の1日と15日、すなわち、新月と満月を指します。なんともピッタリな名前を思いつかれたものです。さすがです。

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一緒に持ってきているのは、オーナーのご好意により、すでに納品済みの「和時計改」ですが、こちらもマクロで取るとどんだけすごい彫金やってるんだ、という感じですね。




まだ詳細は後日レポートしますが、まずは完成品の写真をご覧ください。渋いムーンフェーズですね。




この裏のブリッジの表面加工も凝ってそうですね。サンドブラスト?





そして、素晴らしい和時計改も・・。




なんともいいようがありません。こんな時計をお手元に置いておく方って一体・・・。

この新モデルも非常に「味」があるダイヤルです。針にも特徴がありますし、いつもダイヤルやケースに使う金属に凝りますよね、菊野さんは。

ダイヤルの黒四分一の彫りもすさまじいです。これで、今度は年産4-5本ですから、かなりリーズナブルなお値段が予想されますね。

菊野さんのご活躍、このモデルについても、引き続きこの場でフォローしていきます。


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https://www.masahirokikuno.jp/