外国より友きたる。ミニOFF会!

 By : KIH
うーむ。やはり独立時計師、独立ブランドの人気は上昇中か。

久々に、東京に時計友達来る、ということで週末のミニお茶会兼オフ会をしてきました。幸い、本業での出張(時計関係ではありません)は7月と8月はナシ!でありまして(出張先の相手は夏は休んでばっかりなんで)、こうやって海外の友達が日本に来ても応対できるのでそれはうれしい。 今週は実は、もう1人アメリカからの友人の客が来ていて、彼が菊野氏に注文をしたいということでお付き合いしてアトリエまで行ってきたのでしたが、彼も徹底的に独立時計師(独立ブランドではなく!)の時計を最後に残るコレクションにしたいと考えている、ということでした。その彼の場合はかなり気合が入っていて、自分たちには子供がいないので、死ぬ前にはすべての時計はその時計師たちに送り返すつもりだ、とも言ってました。確かに、その時計師が作った時計ならば、最後に里帰りをさせるというのも、我々のような時計好きのこれからの終活としては意味があるかもしれませんね。確かに、資産を残す子供がいなければ、「投資目的」で時計を買う必要もないわけで、それが将来いくらで売れるようになろうが一切関係ないわけです。であれば、じっくりと気に入った時計師本人と話をして、どこをどうカスタマイズしてもらうか、どのような「自分だけの」時計にしてもらうか、にこだわって自分がすべての時計を十分愛でる程度のサイズのコレクションを楽しみ、役目が終わったら時計師にまた愛でてもらおうという、1つの究極の時計好きの姿を見た気がしました。

さて、今日の客人たちは香港から遊びに来ており、前回も会ったので今回も会おうぜ、ってな感じで時計談義をしてまいりました。

独立時計師がメインでしたね。





やはりじっくりと見たくなってしまう時計。




ジャガールクルト マスター コンプレッサー エクストリーム ラブ 2






ストラップがラグのところでかなり角度を変えられるので、大きめの時計ですが、フィット感はかなりいいですね。




そして、こちらはあらためて手に取ると、そのサイズ感、デザイン、等々、すべて「刺さって」しまいました。。グローネフェルト 1941 ルモントワール です。これまでにもcc fanさんらによるレポートがいくつも出ています(こちらこちら、そして最近はこちら)が、実機をあらためて見て触って、どうしてもっと注目していなかったんだろう、という後悔というか反省でした。もうディスコンというか、オーダーはすべて終わってしまっているので涙を呑むしかありません。。
















思わず、動画も撮っちゃいました。



独立時計師や独立ブランドが好きな人たちは本当に好きですよね。確かに、だれが作ったか「顔が見える」し、その「人となり」を尊敬できる人の時計が欲しい、という気持ちもわかります。買った後のこともしっかりやってくれる、って安心感もありますしね(つまり、人として尊敬できない人の時計はなるべく避ける)。ですから、だいたい、その独立ブランドのトップや、独立時計師本人と話をして直接カスタムオーダーなどを交渉したりして購入に至るようです。むろん、楽しみ方は人それぞれです。

いやー、やはりOFF会は勉強になるし、「気づき」がありますね。

皆さんも、OFF会をされたらレポート送ってくださいねー。あるいは、呼んでいただければ取材に伺います。