関口陽介氏のニューワークショップ 訪問レポート
By : CC Fanジュネーブを離れ、ヌーシャテル州に来ました。
本日はル・ロックル在住の関口陽介氏が引っ越した新しいワークショップ(アトリエ)を見学させていただけたのでレポートします。

関口氏の好意によりヌーシャテル駅前でピックアップしていただき、アントワーヌ・シモナン氏の書店を伺いましたが、残念ながら閉まっていました、気を取り直してワークショップに移動します。
以前は集合住宅ビルの連続した階の下の階をワークショップ、上の階を住居として使用していましたが、新しい自宅に引っ越していました、今回、良い物件が見つかったことでワークショップのほうも引っ越した、と聞き及んだので見学させていただいた、という形になります。
ワークショップの位置は「非公開」、それであるということを示す看板もありませんので外観の写真はなしです。

時系列が逆(最後に出るときに撮った)ですが、関口氏です。
今回も取材というかただ単にお話しをしに行ったのか…という感じですが見ていきましょう。

引っ越したばかりで完全に整理されてはいない、という工作機械群。
以前のワークショップは住宅として使うためのレイアウトでしたが、新しいところは家内制手工業の工場や路面店舗として使うことを想定したような大きなワンルームとバックオフォス用の小部屋、というレイアウトでより効率的に並べられていると感じました。

メインの組み立て作業を行う時計師机、現在取り掛かっているプリムヴェールが置かれています。

部品の仕上げや組み立てといった各段階の作業に対して使いやすいように調整した専用の時計師机を用意するスタイルで製作が行われています。
関口氏は「整理できなくて散らかってますが」と謙遜しますが、常により良くできないかと改善を模索して最適化を進めてきた結果と理解しました。

時計旋盤を設置した机も、「屋根裏部屋」ではないですがショーウィンドウを想定しているような窓から光が取り込まれています。

「台所」を想定した水場には焼き入れ用の窯やコーヒーメーカーを設置。

コーヒー用のカップの脇にも関口氏が集めたアンティーク工具が。

まだ開封中の貨物もあり工作機械の周辺は危ない、「次の機会に」と判断して小部屋のほうに。

以前のワークショップと同じような「応接スペース」になっています。
書籍や集めた時計工具、アンティークの置時計が並びます。

反対側の棚も時計に関する本で埋まっています。

コーヒーを淹れていただいてお話を伺う…となるともう取材なんだか駄弁りなんだか…という形になってきます。
現在も生活のすべてを制作に充てており、朝から深夜までお子さん送り迎え以外は工房にこもっているそう。
現状いろいろな構想・取り組みを進めているものの、現時点で公式にアナウンスするのもではないそうなので、これからもご期待くださいとだけ伝えさせていただければと思います。
来年のウォッチアンドワンダーズシーズンにも何かイベントは行うことを考えて入るそうなのでWMOでレポートしていきます。
プリムヴェールは日本をはじめとして世界各地でよい反応を得られている、と伺い私もうれしくなります。
感想として、「写真の状態ではすごさがわからず、ただのアンティークインスパイアだと思っていたけど実機を見てすごさがわかった」というのを聞くそうで、やはり実機を見てくださいという形になると思います。

「(自分の)時計の息抜きに(アンティーク)時計」というのは関口氏のストイックさの表現(あまりよくないかな…)ですが、今もオークションで集めているそうです。
真ん中に映っているのはクロノグラフのご先祖様のような時間計測機器で、上側が秒、下側が分で、まだ清掃しただけで本調子ではないためこれから調整していくそうです。
また、ケースをはがされたムーブ単体は手に入りやすく、開けることで過去の時計師の仕事を感じることができるためそちらも集めています。
向かって左の赤いラッチが付いたケースがそのようなムーブメントを収めるボクセル?ケース、こんなのあるんですね。
あるムーブメントでは脱進抵抗を減らすため爪石の断面を平面ではなくかまぼこ状の曲面にし、金の合金で作られたガンギ車も接触面以外を肉抜きすることで極限まで慣性を押さえる、ということが行われていた、性能のためにそこまでやっていた、と熱く語られます。

「駄弁り」と表現しているのは、「よそ行き」や「良い悪い」ではなく、「そういうもの」という形であけっぴろげに最近どうですか?という話をしている、というニュアンスのつもりですが、これをちゃんと伝えられるかは試行錯誤していくしかない、と考えています。
応接スペースから工房を、眺めたショットをとりつつ、ウィッチならカンタロスの脱進が拾える、怪しいやつだとコンスタントフォース脱進で乱されて測れない、という思い出話を…

ヌーシャテル駅でピックアップしていただいた14時、シモナンのアレコレでワークショップについたのが15時前後ぐらいでしたが話続けて気が付いたら18時、この後にホテルのチェックインと別の用事があるためお暇します。
いつもありがとうございます…

これなら特定されないだろう、という外観を(問題があったら消します)。
頑張ってください、というのもおこがましい気がしますが、やはり頑張ってくださいとしか言えないので言いたいと思います。
ありがとうございました!
公式サイト
https://yosuke-sekiguchi.com/index.html
本日はル・ロックル在住の関口陽介氏が引っ越した新しいワークショップ(アトリエ)を見学させていただけたのでレポートします。

関口氏の好意によりヌーシャテル駅前でピックアップしていただき、アントワーヌ・シモナン氏の書店を伺いましたが、残念ながら閉まっていました、気を取り直してワークショップに移動します。
以前は集合住宅ビルの連続した階の下の階をワークショップ、上の階を住居として使用していましたが、新しい自宅に引っ越していました、今回、良い物件が見つかったことでワークショップのほうも引っ越した、と聞き及んだので見学させていただいた、という形になります。
ワークショップの位置は「非公開」、それであるということを示す看板もありませんので外観の写真はなしです。

時系列が逆(最後に出るときに撮った)ですが、関口氏です。
今回も取材というかただ単にお話しをしに行ったのか…という感じですが見ていきましょう。

引っ越したばかりで完全に整理されてはいない、という工作機械群。
以前のワークショップは住宅として使うためのレイアウトでしたが、新しいところは家内制手工業の工場や路面店舗として使うことを想定したような大きなワンルームとバックオフォス用の小部屋、というレイアウトでより効率的に並べられていると感じました。

メインの組み立て作業を行う時計師机、現在取り掛かっているプリムヴェールが置かれています。

部品の仕上げや組み立てといった各段階の作業に対して使いやすいように調整した専用の時計師机を用意するスタイルで製作が行われています。
関口氏は「整理できなくて散らかってますが」と謙遜しますが、常により良くできないかと改善を模索して最適化を進めてきた結果と理解しました。

時計旋盤を設置した机も、「屋根裏部屋」ではないですがショーウィンドウを想定しているような窓から光が取り込まれています。

「台所」を想定した水場には焼き入れ用の窯やコーヒーメーカーを設置。

コーヒー用のカップの脇にも関口氏が集めたアンティーク工具が。

まだ開封中の貨物もあり工作機械の周辺は危ない、「次の機会に」と判断して小部屋のほうに。

以前のワークショップと同じような「応接スペース」になっています。
書籍や集めた時計工具、アンティークの置時計が並びます。

反対側の棚も時計に関する本で埋まっています。

コーヒーを淹れていただいてお話を伺う…となるともう取材なんだか駄弁りなんだか…という形になってきます。
現在も生活のすべてを制作に充てており、朝から深夜までお子さん送り迎え以外は工房にこもっているそう。
現状いろいろな構想・取り組みを進めているものの、現時点で公式にアナウンスするのもではないそうなので、これからもご期待くださいとだけ伝えさせていただければと思います。
来年のウォッチアンドワンダーズシーズンにも何かイベントは行うことを考えて入るそうなのでWMOでレポートしていきます。
プリムヴェールは日本をはじめとして世界各地でよい反応を得られている、と伺い私もうれしくなります。
感想として、「写真の状態ではすごさがわからず、ただのアンティークインスパイアだと思っていたけど実機を見てすごさがわかった」というのを聞くそうで、やはり実機を見てくださいという形になると思います。

「(自分の)時計の息抜きに(アンティーク)時計」というのは関口氏のストイックさの表現(あまりよくないかな…)ですが、今もオークションで集めているそうです。
真ん中に映っているのはクロノグラフのご先祖様のような時間計測機器で、上側が秒、下側が分で、まだ清掃しただけで本調子ではないためこれから調整していくそうです。
また、ケースをはがされたムーブ単体は手に入りやすく、開けることで過去の時計師の仕事を感じることができるためそちらも集めています。
向かって左の赤いラッチが付いたケースがそのようなムーブメントを収めるボクセル?ケース、こんなのあるんですね。
あるムーブメントでは脱進抵抗を減らすため爪石の断面を平面ではなくかまぼこ状の曲面にし、金の合金で作られたガンギ車も接触面以外を肉抜きすることで極限まで慣性を押さえる、ということが行われていた、性能のためにそこまでやっていた、と熱く語られます。

「駄弁り」と表現しているのは、「よそ行き」や「良い悪い」ではなく、「そういうもの」という形であけっぴろげに最近どうですか?という話をしている、というニュアンスのつもりですが、これをちゃんと伝えられるかは試行錯誤していくしかない、と考えています。
応接スペースから工房を、眺めたショットをとりつつ、ウィッチならカンタロスの脱進が拾える、怪しいやつだとコンスタントフォース脱進で乱されて測れない、という思い出話を…

ヌーシャテル駅でピックアップしていただいた14時、シモナンのアレコレでワークショップについたのが15時前後ぐらいでしたが話続けて気が付いたら18時、この後にホテルのチェックインと別の用事があるためお暇します。
いつもありがとうございます…

これなら特定されないだろう、という外観を(問題があったら消します)。
頑張ってください、というのもおこがましい気がしますが、やはり頑張ってくださいとしか言えないので言いたいと思います。
ありがとうございました!
公式サイト
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