BaselWorld 2018 ショパール: 各新作実機写真 + L.U.C フル ストライク WG Edition 動画、バーゼル直送!
By : KIHバーゼルワールドも終幕し、ようやく落ち着きを取り戻しつつあると思いますが、a-ls編集長による現地での実機写真、動画等が続々と届いています。速報ベースではお伝えしましたので、ここからはゆっくりと実機写真レポートををお楽しみいただきたいと思います。
1.L.U.C フル ストライク
速報、ニュースリリースはこちら。
さて、こちらはGPHG 2017でグランプリを獲得した、L.U.C フル ストライクのホワイトゴールド バージョン。ショパールのこれまでの新作発表は、まずはローズゴールド、そしてホワイトゴールド、プラチナ、チタン・・・、というパターンが多く、これもそれを踏襲したものと言えます。ただし、この後、プラチナはありそうな気がしますが、チタンやその先はどうかわかりません。
でも、1バージョンあたり、20個限定で行くとなると、出すたびにあっという間に売り切れで、前回もはたして日本にはいくつ入ってきたのだろう、というくらい割り当て勝負のところがありますので、いろんなケース金属のバージョンが出ても、あっという間に売れてしまうんだろうな、という(ファンとしては)うれしいような(いろんなところで見かけたい!)悲しいような気持ちがします。
しかし、こうやって、ショパールの技術力が世間に認められているというのは喜ぶべきことですね。昨年の私の工場見学レポートでも報告しましたが、この人たちは本当に手を抜きません。上場企業グループのように、一般株主から突き上げられることもなく、自分たちの作りたいものを作りたい方法、正しい方法で作る。それだけのシンプルな経営方針を貫いています。だから、贅沢な製造工程も可能であるし、ジュエリーはジュエリーで、カンヌなどで常に選ばれるブランドになるのです。しかし、ショパールはジュエリーブランドと同時に時計ブランドです(業績への貢献度は半々)。日本でだけ、間違ったイメージが定着してしまっているのが残念ですが、ショパールは、私の個人的意見ですが、5本の指に入るくらいの時計メゾンの1つです。
さて、そういう立派な時計ブランドが出した、ジュネーブ時計グランプリ(GPHG)でも大賞を受賞するような時計です。本当に素晴らしいですが、店頭で簡単にお目にかかれないのが実に残念。4月中頃にひょっとしたら来るかもしれませんので、是非このウェブサイトを注目していてください。お知らせいたします。
話が長くなりましたが、では疲労困憊の中編集長が撮ってきた実機写真をどうぞ!
右は、ローズゴールドにこれまたバゲットベゼルという超贅沢なユニークピースでしょうね・・・。
本当によくできた機械です。
しかし、一般的に、ミニッツリピーターはステンレススティールが一番いい音だ、なんて聞いたことありませんか? まあ、軟らかい金属よりも固い金属の方がよく響くのかな、というのはわかります。まあ、音というモノ自体、聴く人の好みなので、なんとも言えませんが。私は昼間の仕事で稼いでも稼いでもとても買えるものではありませんので持っておりませんし(涙)。
でも、このモデルはケースの金属にほとんど影響されないのです。音質が、です。なぜか? それはその音が、ケース素材とは関係のないところで作られ増幅され外部に出ていくからです。
以前、構造について少しだけ触れたものがありますので、ご覧になって下さい。こちらが当時のリリースです。お分かりになるように、これは文字盤からインナーベゼルまで一体成型された(これだけでも大変な苦労!)クリスタルが「ゴング」となっていて、音を発する構造は一切ケースに触れていない、ということです。むろん、音がケースの中で増幅されるにあたっては、貴ケース金属の影響がゼロとは言えませんが、実際に音響専用リサーチ会社に音響分析をしてもらったところ、ケースによる音の違いはほとんどゼロで検知できなかった、とのことです。それもすごいですよね。
で、しかもそういった理由でレバー式も採用しておらず、一般生活用防水レベルの防水機能もあります。音は、オフィシャルなものはこちらで披露しましたが、編集長が現場で撮ってきた動画をご覧ください。やや周りのノイズがうるさいですが(バーゼルはほんとに混んでいます・・)、とは言えこちらも「生」の音ですので、お聴き下さい。
いやあ、素晴らしい。是非また東京で聴きたいです。皆さんも、そういうイベントがあればご興味ありますか? 匿名コメントでいいので、お知らせください。
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2.L.U.C All-in-One
続いての大物は、やはり L.U.C オール イン ワン。ほんとに、全部乗せ、って感じのすごい機械です。いろんな大手ブランドがこの手のモノを出してますが、L.U.C はあまり注目されていないのが残念です。作りはしつこくて恐縮ですが、手を抜かず、素晴らしいの一言です。ではご覧ください。
リリースはこちらです。
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3. L.U.C ヘリテージ グラン クリュ
続きましては、L.U.C ヘリテージ グラン クリュ。トノー型ケースの中に、L.U.C 96系ムーブを入れ、マイクロローターゆえに薄くドレッシーに出来上がっています。黒ダイヤルに、バゲットベゼルはスーパーハイエンドドレッシーなデザイン。よだれが出ますが、手が出ません・・・。
リリースは、上記オール イン ワンと同じ記事に入っています。
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4. L.U.C XP エスプリ ド フルーリエ ピオニー
続いては、工芸品と言うかもはやアートの世界の、L.U.C XP エスプリ ド フルーリエ ピオニー です。
これを作る苦労たるや、是非こちらをご覧ください。
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5. ミッレミリア 2018 レース エディション
よーく見ると、ダイヤル表面にペルラージュ加工がされています。当然ハンドメイド。手を抜きませんねえ。
こちら、私はいつもは色付き金属ケースは興味がないのですが、このモデルの場合は、なぜかローズゴールドベゼルモデルの方に惹かれています。。。
リリースはこちら。
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最後は、Pre-Baselとして少し早めに発表した2モデルをご覧ください。
6. L.U.C クアトロ
今までのローマ数字インデックスからアラビア数字を3時と9時にだけあしらったダイヤルはシンプルなモデル。物足りなさを感じる方もいるかもしれないが、ダイヤルのテキスチャーは秀逸で、見ていて飽きない、という印象です。
8日間のパワーリザーブで決して分厚くなく(ムーブの厚さは3.7㎜、時計の厚さは8.8㎜)、すごいの一言です。
リリースやスペックはこちら。
7. ミッレミリア レーシング カラーズ
最後となりますが、これもスポーティーで色のバリエーションも多く、人気モデルとなるでしょう。5色もあると、選べませんよね。ご興味のある方は、できれば自分の腕につけてご判断いただきたいと思います。
リリース・スペックはこちら。
今年も、ほんとに手を抜かず、ペースも毎年変わらず、景気の左右などどこ吹く風、作りたい作品を作って世に出し続けるショパールの新ラインアップ、いかがだったでしょうか。私も実機を早く見たいです!
ショパール ジャパン プレス
03-5524-8922
www.chopard.jp
#ChopardLUC
#RacingInStyle
#Baselworld2018
#ChopardXBaselworld
1.L.U.C フル ストライク
速報、ニュースリリースはこちら。
さて、こちらはGPHG 2017でグランプリを獲得した、L.U.C フル ストライクのホワイトゴールド バージョン。ショパールのこれまでの新作発表は、まずはローズゴールド、そしてホワイトゴールド、プラチナ、チタン・・・、というパターンが多く、これもそれを踏襲したものと言えます。ただし、この後、プラチナはありそうな気がしますが、チタンやその先はどうかわかりません。
でも、1バージョンあたり、20個限定で行くとなると、出すたびにあっという間に売り切れで、前回もはたして日本にはいくつ入ってきたのだろう、というくらい割り当て勝負のところがありますので、いろんなケース金属のバージョンが出ても、あっという間に売れてしまうんだろうな、という(ファンとしては)うれしいような(いろんなところで見かけたい!)悲しいような気持ちがします。
しかし、こうやって、ショパールの技術力が世間に認められているというのは喜ぶべきことですね。昨年の私の工場見学レポートでも報告しましたが、この人たちは本当に手を抜きません。上場企業グループのように、一般株主から突き上げられることもなく、自分たちの作りたいものを作りたい方法、正しい方法で作る。それだけのシンプルな経営方針を貫いています。だから、贅沢な製造工程も可能であるし、ジュエリーはジュエリーで、カンヌなどで常に選ばれるブランドになるのです。しかし、ショパールはジュエリーブランドと同時に時計ブランドです(業績への貢献度は半々)。日本でだけ、間違ったイメージが定着してしまっているのが残念ですが、ショパールは、私の個人的意見ですが、5本の指に入るくらいの時計メゾンの1つです。
さて、そういう立派な時計ブランドが出した、ジュネーブ時計グランプリ(GPHG)でも大賞を受賞するような時計です。本当に素晴らしいですが、店頭で簡単にお目にかかれないのが実に残念。4月中頃にひょっとしたら来るかもしれませんので、是非このウェブサイトを注目していてください。お知らせいたします。
話が長くなりましたが、では疲労困憊の中編集長が撮ってきた実機写真をどうぞ!
右は、ローズゴールドにこれまたバゲットベゼルという超贅沢なユニークピースでしょうね・・・。
本当によくできた機械です。
しかし、一般的に、ミニッツリピーターはステンレススティールが一番いい音だ、なんて聞いたことありませんか? まあ、軟らかい金属よりも固い金属の方がよく響くのかな、というのはわかります。まあ、音というモノ自体、聴く人の好みなので、なんとも言えませんが。私は昼間の仕事で稼いでも稼いでもとても買えるものではありませんので持っておりませんし(涙)。
でも、このモデルはケースの金属にほとんど影響されないのです。音質が、です。なぜか? それはその音が、ケース素材とは関係のないところで作られ増幅され外部に出ていくからです。
以前、構造について少しだけ触れたものがありますので、ご覧になって下さい。こちらが当時のリリースです。お分かりになるように、これは文字盤からインナーベゼルまで一体成型された(これだけでも大変な苦労!)クリスタルが「ゴング」となっていて、音を発する構造は一切ケースに触れていない、ということです。むろん、音がケースの中で増幅されるにあたっては、貴ケース金属の影響がゼロとは言えませんが、実際に音響専用リサーチ会社に音響分析をしてもらったところ、ケースによる音の違いはほとんどゼロで検知できなかった、とのことです。それもすごいですよね。
で、しかもそういった理由でレバー式も採用しておらず、一般生活用防水レベルの防水機能もあります。音は、オフィシャルなものはこちらで披露しましたが、編集長が現場で撮ってきた動画をご覧ください。やや周りのノイズがうるさいですが(バーゼルはほんとに混んでいます・・)、とは言えこちらも「生」の音ですので、お聴き下さい。
いやあ、素晴らしい。是非また東京で聴きたいです。皆さんも、そういうイベントがあればご興味ありますか? 匿名コメントでいいので、お知らせください。
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2.L.U.C All-in-One
続いての大物は、やはり L.U.C オール イン ワン。ほんとに、全部乗せ、って感じのすごい機械です。いろんな大手ブランドがこの手のモノを出してますが、L.U.C はあまり注目されていないのが残念です。作りはしつこくて恐縮ですが、手を抜かず、素晴らしいの一言です。ではご覧ください。
リリースはこちらです。
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3. L.U.C ヘリテージ グラン クリュ
続きましては、L.U.C ヘリテージ グラン クリュ。トノー型ケースの中に、L.U.C 96系ムーブを入れ、マイクロローターゆえに薄くドレッシーに出来上がっています。黒ダイヤルに、バゲットベゼルはスーパーハイエンドドレッシーなデザイン。よだれが出ますが、手が出ません・・・。
リリースは、上記オール イン ワンと同じ記事に入っています。
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4. L.U.C XP エスプリ ド フルーリエ ピオニー
続いては、工芸品と言うかもはやアートの世界の、L.U.C XP エスプリ ド フルーリエ ピオニー です。
これを作る苦労たるや、是非こちらをご覧ください。
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5. ミッレミリア 2018 レース エディション
よーく見ると、ダイヤル表面にペルラージュ加工がされています。当然ハンドメイド。手を抜きませんねえ。
こちら、私はいつもは色付き金属ケースは興味がないのですが、このモデルの場合は、なぜかローズゴールドベゼルモデルの方に惹かれています。。。
リリースはこちら。
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最後は、Pre-Baselとして少し早めに発表した2モデルをご覧ください。
6. L.U.C クアトロ
今までのローマ数字インデックスからアラビア数字を3時と9時にだけあしらったダイヤルはシンプルなモデル。物足りなさを感じる方もいるかもしれないが、ダイヤルのテキスチャーは秀逸で、見ていて飽きない、という印象です。
8日間のパワーリザーブで決して分厚くなく(ムーブの厚さは3.7㎜、時計の厚さは8.8㎜)、すごいの一言です。
リリースやスペックはこちら。
7. ミッレミリア レーシング カラーズ
最後となりますが、これもスポーティーで色のバリエーションも多く、人気モデルとなるでしょう。5色もあると、選べませんよね。ご興味のある方は、できれば自分の腕につけてご判断いただきたいと思います。
リリース・スペックはこちら。
今年も、ほんとに手を抜かず、ペースも毎年変わらず、景気の左右などどこ吹く風、作りたい作品を作って世に出し続けるショパールの新ラインアップ、いかがだったでしょうか。私も実機を早く見たいです!
ショパール ジャパン プレス
03-5524-8922
www.chopard.jp
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#RacingInStyle
#Baselworld2018
#ChopardXBaselworld
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