ジラール・ペルゴ: スリー ブリッジ 150周年記念 イベントレポート その1 - 高級時計ルーム
By : KIHクレッセントという、以前からとても気になっていた芝公園にあるレストランで、ジラール・ペルゴのイベントが開かれると聞き、個人的にはそれで大興奮してしまっていました。しかし、食べ物が絶品だったのはもちろんですが、ジラール・ペルゴが相当の気合を入れてこのイベントに臨んでいることは一目瞭然でした。
内容が盛りだくさんなので、3つに分けてレポートをアップしていきます。
1.高級時計(Haute Holrogerie)ルーム: プロダクト開発ディレクターのステファノ・マカルーソ氏がべったりと長時間にわたり1対1で説明してくれました。
2.ランチ + ロレアート ルーム: 今年のSIHHで名作ロレアートの復刻版の多くのバリエーションが発表されました。それに加えて、つい最近発表された、スケルトンモデルも来ていましたのでレポートいたします。
3.最後に、これもとても楽しみにしていた、「マスタークラス トレーニング」経験。ジラール・ペルゴがこだわる、「仕上げ」の一部である、「磨き」に挑戦しました。
さて、では第1部、高級時計の部屋のレポートですが、その前に。
1枚の招待状が届きました。
場所はレストラン クレッセント、高級時計ルーム、ランチ、そしてマスタークラス、すべてを予約させてもらいました。すでに大興奮。
芝公園は、東京プリンス、東京タワー、増上寺等のおひざ元。
こちらがそのレストラン。雰囲気ありますねえ。
クレッセント。
VIP用のお車。当然私は歩きです。
レストラン入り口を入ると・・。先日発表されたばかりのロレアート スケルトン!
ラウンジもすっかり模様替え。
まずは、ビンテージピースから行きます。
こちらは、1975 スチール & イエローゴールド クォーツ クロノメーター ムーブメント
1979 ホワイトゴールド、ダイヤモンド、サファイヤ クォーツ クロノメーター ムーブメント
1995 スチール & イエローゴールド 自動巻き ムーブメント
1985 イエローゴールド クォーツ、永久カレンダー + 黄道帯インディケーター
高級時計ルームの前で待っていてくれたステファノ・マカルーソ氏
これが高級時計ルーム。
まずは、新型のスリー・ゴールドブリッジ トゥールビヨン
分インデックスがベゼル内側に彫られている。
40mm。お値段はともかく、サイズ的には悪くない。特段分厚くもないし。
右が旧タイプ。何が変わったのか?
確かに裏側は違います。新型の方がガラスが大きくてなんとなく雰囲気はいいですね。受けに装飾もしっかり入ってるし。
こちらが、旧タイプ。ブリッジは平らというか、まっすぐですね。
こちらは新型。ブリッジが立体的な曲線です。それに仕上げもかなり気合が入っている感じ。
お次はミニッツリピーター編
ちょっと懐かしい、1966 ミニッツリピーター ホワイトゴールド。私はこのホワイトゴールドの方が好きでした。素晴らしいダイヤルですよね。
こちらは裏側にミニッツリピーターの機構がすべて載っています。裏側のデザインも秀逸です。
こちらは、最新のブリッジ付きミニッツリピーター トゥールビヨン のチタンケース。すべては表側にあります。
ハンマーもよくあるV字ではなく、ブリッジの端の矢印型。
この美しい造形。トゥールビヨンをがっちりガードしている感じですね。中の部品もほとんどすべてチタンです。めちゃくちゃ軽い。
そして裏にもさりげなく「ブリッジ」が。
さて、音の違いを聴いてみたいですよね? ではどうぞ!
だいぶ違いますよね。条件はほぼ同じです。いずれも時計用トレイのフェルト面に置き、ハンマーとゴングがある方をこちら側にしています。ホワイトゴールととチタンという素材の違い、チタンの方はハンマーの周りに十分なスペースがあること、等々の違いが影響しているのでは、と思います。私はチタンの音の方が断然好きですが、皆さんはどうでしょうか。お好みですからね。
では、さらにこのチタンの方を例の増幅器に置いて聴いてみました。
40㎝くらいは離れたところから録画しました。
超複雑2017新モデル編
プラネタリウム トライアクシャル
ステファノ氏 - 「これを実際に腕にはめさせるのは初めてじゃないか。」 - ああ、何と光栄な・・・。
裏もすごいっす。
横の窓からもすごい。
これが、文字盤右上にあるムーンフェーズと同様、ミニチュアペインティングなんですよ・・・。
飛び出た部分は、あとからサファイヤクリスタルの球面をしっかり嵌め込んだそうです。
もちろん、実用時計としては、分厚く、でかいですけど、このイノベーションと仕上げ、デザインは秀逸すぎます。
では、再び動画を。最初は、地球儀の動く様子。次は3軸トゥールビヨン。本当は2分必要だったんですが(1つが2分、2つ目の軸が1分、3つ目の軸が30秒で1回転)・・・。すみません。
次に登場するのは、ジュネーブ時計グランプリで「トゥールビヨン時計賞」を受賞した、ラ・エスメラルダ。スリー・ゴールドブリッジ トゥールビヨン の1つですが、こちらは装飾やケースにポケットウォッチの意匠を取り込んでいます。
先ほどの今年の新作スリー・ゴールドブリッジ トゥールビヨンと比べてみます。
左は40㎜、ラ・エスメラルダは44㎜です。
そして、このかなり出っ張った(光をもっと取り込むため)サファイヤグラスとケースの違いにご注目。
すごいのが続きすぎて汗が出てきましたが、こちらは何となくほっとする、トゥールビヨン。40㎜。いい感じですねえ。ほっこりします。
では、その2は明日に!
内容が盛りだくさんなので、3つに分けてレポートをアップしていきます。
1.高級時計(Haute Holrogerie)ルーム: プロダクト開発ディレクターのステファノ・マカルーソ氏がべったりと長時間にわたり1対1で説明してくれました。
2.ランチ + ロレアート ルーム: 今年のSIHHで名作ロレアートの復刻版の多くのバリエーションが発表されました。それに加えて、つい最近発表された、スケルトンモデルも来ていましたのでレポートいたします。
3.最後に、これもとても楽しみにしていた、「マスタークラス トレーニング」経験。ジラール・ペルゴがこだわる、「仕上げ」の一部である、「磨き」に挑戦しました。
さて、では第1部、高級時計の部屋のレポートですが、その前に。
1枚の招待状が届きました。
場所はレストラン クレッセント、高級時計ルーム、ランチ、そしてマスタークラス、すべてを予約させてもらいました。すでに大興奮。
芝公園は、東京プリンス、東京タワー、増上寺等のおひざ元。
こちらがそのレストラン。雰囲気ありますねえ。
クレッセント。
VIP用のお車。当然私は歩きです。
レストラン入り口を入ると・・。先日発表されたばかりのロレアート スケルトン!
ラウンジもすっかり模様替え。
まずは、ビンテージピースから行きます。
こちらは、1975 スチール & イエローゴールド クォーツ クロノメーター ムーブメント
1979 ホワイトゴールド、ダイヤモンド、サファイヤ クォーツ クロノメーター ムーブメント
1995 スチール & イエローゴールド 自動巻き ムーブメント
1985 イエローゴールド クォーツ、永久カレンダー + 黄道帯インディケーター
高級時計ルームの前で待っていてくれたステファノ・マカルーソ氏
これが高級時計ルーム。
まずは、新型のスリー・ゴールドブリッジ トゥールビヨン
分インデックスがベゼル内側に彫られている。
40mm。お値段はともかく、サイズ的には悪くない。特段分厚くもないし。
右が旧タイプ。何が変わったのか?
確かに裏側は違います。新型の方がガラスが大きくてなんとなく雰囲気はいいですね。受けに装飾もしっかり入ってるし。
こちらが、旧タイプ。ブリッジは平らというか、まっすぐですね。
こちらは新型。ブリッジが立体的な曲線です。それに仕上げもかなり気合が入っている感じ。
お次はミニッツリピーター編
ちょっと懐かしい、1966 ミニッツリピーター ホワイトゴールド。私はこのホワイトゴールドの方が好きでした。素晴らしいダイヤルですよね。
こちらは裏側にミニッツリピーターの機構がすべて載っています。裏側のデザインも秀逸です。
こちらは、最新のブリッジ付きミニッツリピーター トゥールビヨン のチタンケース。すべては表側にあります。
ハンマーもよくあるV字ではなく、ブリッジの端の矢印型。
この美しい造形。トゥールビヨンをがっちりガードしている感じですね。中の部品もほとんどすべてチタンです。めちゃくちゃ軽い。
そして裏にもさりげなく「ブリッジ」が。
さて、音の違いを聴いてみたいですよね? ではどうぞ!
だいぶ違いますよね。条件はほぼ同じです。いずれも時計用トレイのフェルト面に置き、ハンマーとゴングがある方をこちら側にしています。ホワイトゴールととチタンという素材の違い、チタンの方はハンマーの周りに十分なスペースがあること、等々の違いが影響しているのでは、と思います。私はチタンの音の方が断然好きですが、皆さんはどうでしょうか。お好みですからね。
では、さらにこのチタンの方を例の増幅器に置いて聴いてみました。
40㎝くらいは離れたところから録画しました。
超複雑2017新モデル編
プラネタリウム トライアクシャル
ステファノ氏 - 「これを実際に腕にはめさせるのは初めてじゃないか。」 - ああ、何と光栄な・・・。
裏もすごいっす。
横の窓からもすごい。
これが、文字盤右上にあるムーンフェーズと同様、ミニチュアペインティングなんですよ・・・。
飛び出た部分は、あとからサファイヤクリスタルの球面をしっかり嵌め込んだそうです。
もちろん、実用時計としては、分厚く、でかいですけど、このイノベーションと仕上げ、デザインは秀逸すぎます。
では、再び動画を。最初は、地球儀の動く様子。次は3軸トゥールビヨン。本当は2分必要だったんですが(1つが2分、2つ目の軸が1分、3つ目の軸が30秒で1回転)・・・。すみません。
次に登場するのは、ジュネーブ時計グランプリで「トゥールビヨン時計賞」を受賞した、ラ・エスメラルダ。スリー・ゴールドブリッジ トゥールビヨン の1つですが、こちらは装飾やケースにポケットウォッチの意匠を取り込んでいます。
先ほどの今年の新作スリー・ゴールドブリッジ トゥールビヨンと比べてみます。
左は40㎜、ラ・エスメラルダは44㎜です。
そして、このかなり出っ張った(光をもっと取り込むため)サファイヤグラスとケースの違いにご注目。
すごいのが続きすぎて汗が出てきましたが、こちらは何となくほっとする、トゥールビヨン。40㎜。いい感じですねえ。ほっこりします。
では、その2は明日に!
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