フェルディナント・ベルトゥー: SIHH新作 ー 伝統保持の真意とは

 From : FERDINAND BERTHOUD (フェルディナント・ベルトゥー)
SIHHでのフォトセッションをレポートしたが、このブランド、そしてこのモデルについてさらに詳細な説明が必要であろう。フェルディナント・ベルトゥーより入手したのでご紹介したい。要は、非常に重要な人物であった、ということと、復活したブランドの作品たちも、まさにそのDNAを持った作品たち、ということである。しつこいようだが、これは筆者個人的にはお金があれば絶対に欲しい時計の1つである。

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伝統保持の真意


クロノメトリー・フェルディナント・ベルトゥーは、最初の作品クロノメーター FB 1を新たに芸術的な解釈をした« Œuvre d’Or (ゴールドの傑作)»コレクションを発表します。

以前、ホワイトゴールド製ケースにチタン製ラグ(FB 1.1)およびローズゴールド製ケースにブラックセラミック製ラグ(FB 1.2)という、2つのゴールド製モデルが登場しました。そして、今回このコレクションに、さらに2つのバリエーションが加わります。先行モデルに用いられた貴金属を再び採用し、ホワイトゴールド(FB 1.1-2)とローズゴールド(FB 1.2-1)製で、今までにない装飾を提案します。



これら新たな仕上げは、18Kゴールドで製作された文字盤やそのエングレービング、ムーブメントのハーフブリッジに施され、完全に手作業で行われます。そしてホワイトゴールド製モデルは、クロノメトリー・フェルディナント・ベルトゥーでは初となる、ジェムセッティングの作品です。





これら2つの新作は、それぞれ5本限定の希少モデルです。フェルディナント・ベルトゥーが考案したタイムピースから直接着想を得ています。その天文懐中時計N° 3は、彼の弟子Jean-Martin(ジャン=マルタン)が 1806年にパリで組み立て調整をしました。現在この懐中時計は、フルリエのL.U.CEUM に所蔵されています。



哲学的な考え方
クロノメーター FB 1は、長い歳月にわたる開発の賜物であるクロノメトリー・フェルディナント・ベルトゥー初の作品で、フルリエの自社マニュファクチュールで完全製造されています。

そのエッジが落とされたケースは、1760年からフェルディナント・ベルトゥーが設計したマリンクロノメーターの構造から着想を得ています。まさしくその12月13日、彼は王立科学アカデミーに≪航海時計の設計原理に関する論文≫を提出しました。この論文は、翌年1761年に完成するフェルディナント・ベルトゥー最初のマリンクロノメーターの基礎を確立するものでした。以来45年以上にわたり、フェルディナント・ベルトゥーはこの時計を改良し続け、最も高い計時性に到達するムーブメントを究めたのです。

クロノメトリー・フェルディナント・ベルトゥーのコレクションFB 1は、これらの功績や計時精度への先駆けとなる活動を称えるものです。そのケースが特にインスピレーションを受けたのは、フェルディナント・ベルトゥーのマリンクロノメーターが航海時、常に水平の位置を保つための自在継手のサスペンションからです。

ムーブメントは、柱構造を持つ防水性のある入れ物の中心に置かれています。しかし、この受けを地板に固定する技術は現在までもう使われていませんでした。この技法により、ムーブメント構造を軽くし、と同時にムーブメントのディテールや仕上げをオープンに見せることができます。100%マニュファクチュール製造のこのムーブメントには、特筆すべき3点があります。






大胆な技術的挑戦
第一に、ムーブメントは独自の吊り下げ式フュゼ・チェーン構造を搭載しています。それによりムーブメントの巻上げのレベルに関わらず、作動中常に脱進機に一定のコンスタントフォースを伝達し、約53時間のパワーリザーブを保持することが出来ます。

その次に、このキャリバーにはダイレクトセコンドのトゥールビヨンが搭載され、腕時計が一日何十回も変わる異なった姿勢により発生する歩度の変動を相殺することができます。ダイレクトセコンドは、秒車とトゥールビヨンケージ駆動車の相関関係により可能となり、どちらも完全に同一で、文字盤側からその姿をご覧いただけます。

最後に、キャリバーFB-T.FCが、特殊な機能のパワーリザーブ表示を備えていることです。これが香箱の回転と連動した可動円錐台上に設置され、巻上げのレベルにより上下に動きます。先端にルビーの付いた可動アーム(探触子)が、それを極めて正確に測定し、文字盤側から見える針に即座に伝達します。

それぞれのムーブメントの精度は、COSC(スイス公式クロノメーター検定局)の認定を受け証明されています。

他にはない特性を持つフェルディナント・ベルトゥーのムーブメントは、4つの特許を取得しています。

これら2つの新作は、クロノメーター FB 1の完全なるオリジナルムーブメントを搭載し、エクスクルーシブな装いをまとい、各5本の限定エディションで登場します。FB 1.1-2と命名された最初の限定エディションは、いくつかの新機軸の仕上げが施されています。


手彫りパティナ仕上げのゴールド製文字盤
まずは文字盤側 : クロノメーター FB 1.1-2は、18Kホワイトゴールド製ケースと18Kイエローゴールド製文字盤を見事な調和で組み合わせています。独特な時計のフェイスデザインによって生まれた大きなスペースに、パティナ仕上げという独自の装飾を18Kゴールド製文字盤に手作業で施しました。 このパティナ仕上げは、高度な手先の器用さが求められる彫金技法です。ゴールドはまず鏨を使って細かくグレイン仕上げが施され、その後≪berceau(ロッカー)≫と呼ばれる工具を使ってこの表面を長時間加工し、文字盤にモヘアの揺らめきのような輝きをもたらします。時の流れとフェルディナント・ベルトゥーからの継承の象徴であるこの技術と芸術の融合は、クロノメーター FB 1に着想を与えた天文懐中時計N°3の文字盤に施された自然の古色を想起させます。

この限定エディション各5本の文字盤は、手作業で彫金され全体的な視認性を完成させるため繊細に着色されます。FB 1.1-2モデルは、他のフェルディナント・ベルトゥーの独創的な作品同様、そのアイデンティティでもある« Ferdinand Berthoud – Chronomètre – Val-de-Travers – Suisse »が限定エディションの個別番号« N° X/5 »と共に手作業で彫金されます。これらの刻印の反対側にムーブメントのパワーリザーブを表示する« Haut » (高)と « Bas »(低)が刻まれています。








ピラミッド模様のエングレービング
もうひとつの斬新な仕上げが、ケースバック側に施されています。今回初めて、コレクションFB 1 で«ピラミッド»模様の装飾を3つのハーフブリッジ全面に施しました。これは、マニュファクチュールの彫金におけるノウハウを駆使した正真正銘の職人技がなせる傑作です。素材は完璧な精度と規則性で、鏨を使ってフリーハンドで彫られます。

すでにレギュレーター FB 1Rの2か所に採用されたこの«ピラミッド»装飾は、L.U.CEUM所蔵のフェルディナント・ベルトゥーのクロックの台の部分から着想を得ました。これは、FB 1.1-2モデルにインスピレーションを与えた天文懐中時計N°3同様、天文時計でした。 «ピラミッド»装飾をムーブメントの裏側全面に取り入れることで、トゥールビヨン、香箱、フュゼ・チェーン機構を見せるムーブメントの裏側に新たな表現の領域を開拓しました。

この装飾には«Ferdinand Berthoud, Chronomètre Suisse 45 rubis»と記された18Kローズゴールド製のプレートが固定されます。クロノメトリー・フェルディナント・ベルトゥーで初めて採用された後付け式のこれらのプレートにより、タイムピースの裏側に新たな広がりとトゥールビヨン受けの仕上げと相まった審美的統一感をもたらします。




マニュファクチュール初のジェムセッティングケース
新作18Kホワイトゴールド製モデルFB 1.1-2は、ケース上でその違いを披露します。今回初めて、ケースの数面にバゲットカットダイヤモンドが施されました。

それは、リュウズの両側、その向かい9時位置の固有番号の刻印の両側、以上4面です。モデルFB 1.1-2は、従来ムーブメントの重要機構を見せていたサファイアクリスタルの舷窓に代わってジェムセットが施されたコレクション初となる作品です。





この新作は5本限定製造で、輝きを放つジュエリー的デザインをあしらいました。リューズにもコレクション初となるジェムセットを施しました。ムーブメントの中心部が鼓動するピラーによる垂直構造を思い起こさせるバゲットカットダイヤモンドのみを採用しています。

2つ目の限定エディションは、FB 1.2-1と名付けられ、FB 1.1-2の主要部分の仕様を用い、仕上げ、文字盤のエングレービングは非常に類似しています。

しかし、そのケースは完全に18Kローズゴールドで製造され、文字盤、ラグ、固定ボルト、裏側から見える3つのハーフブリッジも同様です。今回初めてクロノメトリー・フェルディナント・ベルトゥーは、時計全体にローズゴールドを使い調和をとり、コレクションFB 1において審美性の完璧なる統一感と新たな輝きを5本限定のFB 1.2-1モデルで確立します。



この今までにない彩の開発のために、マニュファクチュールは時、分、パワーリザーブの針にはブルー仕上げを施したゴールド、細い秒針にはブルー仕上げのブロンズを使うことを選択しました。ブルーは、1806年の天文懐中時計N°3 上で使用されていたブルースティールの針を彷彿とさせます。

最後に、文字盤とムーブメントのより滑らかな推移のため、トゥールビヨン上に開く面取りされた縁と同様にパワーリザーブ表示周りの縁も手作業で研磨しています。これらの開口部(トゥールビヨンとパワーリザーブ)を設け、マニュファクチュールで施すヘアライン仕上げ、サーキュラーサテン仕上げを巧みに使い分け、それぞれの構成部品の位置、素材、機能により価値を持たせています。


伝統遺産の保存 : フェルディナント・ベルトゥーの作品の追求から生まれたアプローチ
フェルディナント・ベルトゥーのその偉大な名前を復活させるための権利を取得する以前から、カールーフリードリッヒ・ショイフレはすでにL.U.CEUM において彼の貴重な書物とタイムピースコレクションを所蔵していました。この収集は継続的にさらに豊かなものとなり、現在世界で最も重要なプライベートコレクションのひとつとなっています。コレクションの保存は、まさしくメゾンの再生と最初のインスピレーションに不可欠なものでした。

これらオブジェの修復は、適切な技法に則って行う手間暇のかかる作業です。フェルディナント・ベルトゥーの時計を修復し機能する状態にするため、メゾンは修復専門職人と協同作業をします。歴史的な資料の研究や博物館が所蔵するタイムピースとの比較をすることで、古来の技法を尊重し、これらのオブジェは細心さと情熱をもって、美しく修復されるのです。

マニュファクチュールが最近取得したのは、注意深い修復を必要とする経度時計N°XXX(N°30) です。この工程は8ヶ月にわたり、大型時計職人、歴史学者、木製家具職人など多くの職種の職人たちの協力を仰ぎました。2019年初め、経度時計N°XXX(N°30) は、1787年当時の姿をほぼ取り戻すことに成功しました。


<<修復作業>>

























REF. FB 1.1-2
18Kホワイトゴールド製ジェムセッティング、個別番号付き5本限定エディション


ケース

• 八角形の18Kホワイトゴールド製ケース、20石のバゲットカットダイヤモンド(1.99 ct)をセット
直径 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 44 mm
厚さ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 mm
防水性 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30 m
リューズ直径. . . . . . . . . . . . . . . . . .9 mm
製造番号入り . . . . . . . . . . . . . . . . . 1/5 から 5/5

• 18Kホワイトゴールド製ダイナモメトリック・リューズ(分離装置)、ブラックセラミック製メダイヨン、14石のバゲットカットダイヤモンドをセット(0.8 ct)
• 18Kホワイトゴールド製ねじ込み式サファイアクリスタルケースバック
• ブラックセラミック製ラグとブラックDLC処理を施したチタン製固定ボルト
• エッジがカーブしたドーム型、両面反射防止加工のサファイアクリスタル

文字盤

• 手作業で彫金し古色を帯びた18K(3N)イエローゴールド製文字盤
• 文字盤中央とパワーリザーブ表示開口部は手作業で面取りされロジウム加工
• オフセットの時分サブダイヤルはゴールド製、シルバー加工、サーキュラーサテン仕上げ、ブラックのアラビア数字
• 文字盤外周の秒のフラットインナーベゼルはゴールド製、シルバー加工、サーキュラーサテン仕上げ
• パワーリザーブ表示は、地板上に“0_1/4_1/2_3/4_1”と刻印
• 持続時間はアロー型の針で表示、手彫りの“HAUT”(高)と “BAS”(低)の刻印
• « Ferdinand Berthoud », « Chronomètre Val-de-Travers Suisse » と個別番号を手彫りで刻印



• ファセット加工とスケルトン加工が施された18Kゴールド製でブラックニッケル加工の短剣型の時分針
• ブラックニッケル加工の18Kゴールド製アロー型のパワーリザーブ表示針
• ブラックニッケル加工のブロンズ製センター秒針

ストラップ&バックル

• 一枚レザーからヘリをかえした手縫いアリゲーターストラップ(115×75mm、バックル20mm)
※異なるサイズも用意可能
• 18Kホワイトゴールド製ピンバックル

機能

• 時、分、秒、パワーリザーブ

ムーブメント

機械式手巻き. . . . . . . . . . . . . . . . . . キャリバー FB-T.FC-3
直径 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .35.50 mm
厚さ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .7.96 mm
リーニュ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .15 ¾
石数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .45
振動数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .毎時21,600回(3Hz)
パワーリザーブ . . . . . . . . . . . . . . . . . 約53時間

技術仕様

• フュゼ・チェーン式トゥールビヨン(コンスタントフォース機構)
• 吊り下げ式フュゼ – ディファレンシャル巻上げ(特許)
• 吊り下げ式香箱 – マルタ十字の巻き止め(特許)
• 吊り下げ式パワーリザーブ – 可動円錐(特許)
• 秒車に直接連結の反転トゥールビヨン(特許)
• ゴールド加工が施された4つのニッケルシルバー製バランサーを含む可変慣性テンプ
• 手作業で外端をフィリップ曲線に加工したひげゼンマイ(スティール製)
• スイスレバー脱進機
• チタン製ピラーに支えられ≪ピラミッド≫模様を手彫りした18K(3N)イエローゴールド製ハーフブリッジ
• 時計製造の最高品質に準じた手作業による仕上げ
部品数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1119 (チェーンを含む)
チェーン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 790 の部品
チェーンの長さ. . . . . . . . . . . . . . . . . . .285 mm
ハーフブリッジ . . . . . . . . . . . . . . . . . .18(その内3つは18K(3N)イエローゴールド製)
ピラー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6

トゥールビヨン

回転 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 回転/分
部品数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67
トゥールビヨンケージ . . . . . . . . . . . . . . . Ø 16.55 mm (チタン製)
トゥールビヨンケージを支えるパーツ . . . . . . . . ポリッシュ仕上げを施したチタン製ピラー3本
トゥールビヨンケージの均衡を保つパーツ . . . . . . 18Kゴールド製バランサー2つ
テンプ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . Ø 12 mm(ベリリウム銅製)

COSC(スイス公式クロノメーター検定局)の認定




REF. FB 1.2-1
18Kローズゴールド製、個別番号付き5本限定エディション

ケース

• 八角形の18Kローズゴールド製(5N)ケース
直径 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 44 mm
厚さ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 mm
防水性 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30 m
リューズ直径. . . . . . . . . . . . . . . . . .9 mm
製造番号入り . . . . . . . . . . . . . . . . . 1/5 から 5/5

• 18K(5N)ローズゴールド製のダイナモメトリック・リューズ(分離装置)とメダイヨン
• 18K(5N)ローズゴールド製ねじ込み式ケースバック
• 18K(5N)ローズゴールド製のラグと固定ボルト
• エッジがカーブしたドーム型、両面反射防止加工のサファイアクリスタル

文字盤

• 手作業で彫金し古色を帯びた、18K(5N)ローズゴールド製文字盤
• 文字盤中央とパワーリザーブ表示開口部は手作業で面取りされロジウム加工
• オフセットされた時分サブダイヤルはゴールド製、シルバー加工、サーキュラーサテン仕上げ、ブラックのアラビア数字
• 文字盤外周の秒のフラットインナーベゼルはゴールド製、シルバー加工、サーキュラーサテン仕上げ
• パワーリザーブ表示は、地板上に“0_1/4_1/2_3/4_1”と刻印
• 持続時間はアロー型の針で表示、手彫りの“HAUT”(高)と “BAS”(低)の刻印
• « Ferdinand Berthoud », « Chronomètre Val-de-Travers Suisse » と個別番号を手彫りで刻印



• ファセット加工とスケルトン加工が施された18Kゴールド製でブルー仕上げの短剣型の時分針
• ブルー仕上げの18Kゴールド製アロー型のパワーリザーブ表示針
• ブルー仕上げのブロンズ製センター秒針

ストラップ&バックル

• 一枚レザーからヘリをかえした手縫いアリゲーターストラップ(115×75mm、バックル20mm)
※異なるサイズも用意可能
• 18Kローズゴールド製ピンバックル

機能

• 時、分、秒、パワーリザーブ

ムーブメント

機械式手巻き. . . . . . . . . . . . . . . . . . キャリバー FB-T.FC-3
直径 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .35.50 mm
厚さ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .7.96 mm
リーニュ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .15 ¾
石数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .45
振動数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .毎時21,600回(3Hz)
パワーリザーブ . . . . . . . . . . . . . . . . . 約53時間

技術仕様

• フュゼ・チェーン式トゥールビヨン(コンスタントフォース機構)
• 吊り下げ式フュゼ – ディファレンシャル巻上げ(特許)
• 吊り下げ式香箱 – マルタ十字の巻き止め(特許)
• 吊り下げ式パワーリザーブ – 可動円錐(特許)
• 秒車に直接連結の反転トゥールビヨン(特許)
• ゴールド加工が施された4つのニッケルシルバー製バランサーを含む可変慣性テンプ
• 手作業で外端をフィリップ曲線に加工したひげゼンマイ(スティール製)
• スイスレバー脱進機
• チタン製ピラーに支えられ≪ピラミッド≫模様を手彫りした18K(5N)ローズゴールド製ハーフブリッジ
• 時計製造の最高品質に準じた手作業による仕上げ

部品数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1119 (チェーンを含む)
チェーン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 790 の部品
チェーンの長さ. . . . . . . . . . . . . . . . . . .285 mm
ハーフブリッジ . . . . . . . . . . . . . . . . . .18(その内3つは18K(5N)ローズゴールド製)
ピラー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6

トゥールビヨン

回転 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 回転/分
部品数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67
トゥールビヨンケージ . . . . . . . . . . . . . . . Ø 16.55 mm (チタン製)
トゥールビヨンケージを支えるパーツ . . . . . . . . ポリッシュ仕上げを施したチタン製ピラー3本
トゥールビヨンケージの均衡を保つパーツ . . . . . . 18Kゴールド製バランサー2つ
テンプ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . Ø 12 mm(ベリリウム銅製)

COSC(スイス公式クロノメーター検定局)の認定


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残念ながら日本語サイトはないが:
https://www.ferdinandberthoud.ch/en/

ご興味のある方は、とりあえずショパールに問い合わせてみましょう。オーナーが同じですから、何とかしてくれるのでは、と思います。