「エルメス カット タンシュスポンデュ」~新たな架空の"時(とき)"へ

 From : HERMES (エルメス )

Hermès Cut Le temps suspendu
エルメス カット タンシュスポンデュ

You glide
滑りながら
ある昼下がりのこと、あなたは窓から外を眺めている。
ガラスが割れ、突然の衝撃に時計の針が揺れる。大胆不敵な《エルメスカット》の針だ。
一陣の暖かな風が、ここにあらんとよぎる。今この瞬間。外に出てみると、街は忽然と消えている。
世界はひたすらに広がる平坦なキャンバスのようになっている。


行きも風も存在しない。
直線とランダムな線とが軌跡を描くだけの2次元の世界。
空間的な広がりも影もないこの世界はシンプルだ。
物の表面を滑るように進めばいいのだから。
瞬きを2度。すると街は3次元の現実に戻っていた。



The collection 
2025年、《タンシュスポンデュ》とともに新たな架空の「時(とき)」へ。
純粋な機械的アプローチを超えて、時間の制約から解き放たれ、「その瞬間」を存分に楽しむための大胆な招待状。一分一秒に追われる中で、本当に感じたい時間を身に着けてほしいと願うエルメスからのメッセージです。

2011年、遊び心あふれる時の表現として誕生した、「Temps suspendu (タンシュスポンデュ:保留された時)」。
「時」を友としながら時間の概念を抜け出して今この瞬間を謳歌する―

このパラドックスを追求し、エルメスは時間を忘れることで「時」を慈しむ機構を生み出しました。
2025年、エルメスはデザインを新たに、この唯一無二の複雑機構を《アルソー》に、そして初めて《エルメスカット》コレクションに搭載します。




Hermès Cut  Le temps suspendu
エルメスカット タンシュスポンデュ
《エルメスカット》(2024年登場)にも、今回初めてメゾンを象徴するこの複雑機構を搭載。
シャープなラインと大胆な造形が際立つ39mmのピンクゴールドのケースに、エルメス・マニュファクチュールH1912ムーブメントが駆動させる《タンシュスポンデュ》モジュールを搭載しています。



この遊び心ある意外な組み合わせが、個性を放ち時間の流れを自在に操ります。



また、反時計回りに回転するランニングインジケーターが、この機構ならではの特徴を際立てます。



赤い文字盤のリミテッドエディションを含め、複数のバリエーションを展開。
《エルメスカットタンシュスポンデュ》は既成の時間の概念を揺さぶり、非日常的な空間を作り出す時計なのです。


【仕様】
エルメスカット タンシュスポンデュ
HERMÈS CUT LE TEMPS SUSPENDU

税込予価:750万2000円

税込予価:838万2000円

税込予価:750万2000円

ムーブメント:H1912ムーブメント(スイス製・エルメス・マニュファクチュール機械式自動巻)
・ムーブメントサイズ:直径23.3mm/厚さ 3.9mm
・パーツ数175パーツ
・毎時28,800振動
・パワーリザーブ約45時間
・サーキュラーグレイン仕上げおよびスネイル仕上げの地板
・“H”モチーフが施されたサテン仕上げのブリッジとローター
モジュール:「タンシュスポンデュ」
・モジュールサイズ:直径31.5mm/厚さ 2.1mm
・パーツ数133パーツ
・サーキュラーグレイン仕上げにコート・ド・ジュネーブ模様
機能:時・分表示
・「タンシュスポンデュ」機能
・24秒オペレーションランニングインジケーター
特徴:360度レトログラード式時針と分針
・スモールセコンドカウンター(24秒間の反時計回転)
・プッシュボタン操作による針のスタート・ストップ機能
文字盤:外周はサンバースト仕上げの赤のアクセントまたはシルバー色調のオパーリン
・センターは繊細なサンドブラスト加工
・サンバースト仕上げのカウンター
・スーパールミノバ ®コーティングを施したピンクゴールド加工のインデックス
・12時位置に「タンシュスポンデュ」
・スーパールミノバ ®でコーティングし、ポリッシュ仕上げを施したピンクゴールド加工のバトン針
ケース:サテン仕上げの18Kローズゴールド
・「丸の中の円形」デザイン
・ポリッシュ仕上げのベゼル
・18Kピンクゴールドのベゼル
・ポリッシュ仕上げまたはダイヤモンド(60個)
・直径39mm10気圧防水
・1時と 2時の間にHの刻印入りリューズ
・反射防止加工サファイアクリスタル風防と裏蓋
ブレスレット:インターチェンジャブル
・サテン仕上げおよびポリッシュ仕上げの18Kピンクゴールド製
・サテン仕上げの 18Kピンクゴールド製
・バタフライバックルとポリッシュ仕上げのプッシャー
・ラバーストラップ(カラー:クレイ)



【お問い合わせ】
エルメスジャポン
TEL:03-3569-3300


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Watches & Wondersで実機を拝見しました



WMOとして活動する前の作品だったので「実機を見てみたい」と思っていた2011年のタンシュスポンデュがまさかの復活。
タンシュスポンデュモジュールの構造は踏襲しながらベースムーブメントがマニュファクチュールムーブメントになりました。



タンシュスポンデュはレトログラードを応用した機構で、レトログラードカムを「上書き」するレバーとコラムホイール機構によって計時は継続しつつ時分針の動きを停止させることができる機構です。
停止時は時分針として「ありえない位相」になるため停止していることが一目瞭然の他、エルメスカットでは30秒の動作インジケータは停止しないため時計として動いていることは分かる、という実用性も得ています。

実際に手にとって分かったことですが、「上書き」の都合か、レトログラードという事を目立たなくするためか、分針55分あたりで帰零するということが分かりました。



ブースも個性的でした