ライネ サンプルの1本が”お持ち帰り”された話と日本橋三越ウォッチギャラリーへ来日決定+α

 By : CC Fan

バーゼルワールドでノーブルスタイリング葛西氏の”秘密兵器”として登場ワークショップを訪問したり実機レポートをお送りしたフィンランド人ウォッチメーカー、トースティ・ライネ(Torsti Laine)による「普通にいい」時計ライネ、これぞ”回し者”といった感じで取り上げてきましたが、さらにうれしいニュースが。

現在、実機レポート(”見ようの会”)の時に入った初回先行オーダーのほか、ギャラリーに訪問された方による通常のオーダーも徐々に入っており、ライネ氏は”ノリミチ(葛西氏)は俺をどんどん忙しくする!”とうれしい悲鳴を上げているとのこと、日本以外のリテイラーからも注文が入っているそうですが、葛西氏曰く、”年産20本のうち10本は日本に持ってきたい”と血気盛んです。

先週末の金曜日、”知り合いの知り合い”が拝見するために、ノーブルスタイリングギャラリーを訪れるとのことで伺いました。
本業で手間取って、少し遅れて到着すると…



アントラサイト文字盤がご成約!
なんと”知り合いの知り合い”は外国籍の方、日本に伺ったタイミングで訪問し、さらにカスタムオーダーにもかかわらず”ドンピシャ”のモデルがあったので、その場でご成約と相成ったようです。

現在、在庫となっている3本はサンプルを兼ねているので売るつもりはない…との事でしたが、事情を鑑みてOKとなったようです。
なので、初オーダー(10月納品予定)と、初納品(今回)が異なるという珍しいケースに。

もちろんサンプルとはいっても製品版なので、オーダーして納品されるものとクオリティに差はありません。



販売したのは左端、残っている組み合わせでライネ仕様のシリンジ針とソードハンドは網羅しているので何とか…
現在、”次”をオーダー中ですが、この欠員を補うために追加のオーダーも検討中とのこと。
是非、ギロッシェを…

すでにオープンになって情報が出始めてはいますが、水面下で動いていた日本橋三越ウォッチギャラリーへの来日も決定!
今までも、「作り手」を招いたイベントを行っており、直近では”神の手”パルミジャーニ・フルリエのミシェル・パルミジャー二氏が来日しました。

ライネは12月14日の予定、詳細決まりましたらフォローします。

ライネ氏は異色の経歴、40歳で時計学校に入り、ウォルター・ランゲ・ウォッチメイキング・エクセレンス・アワードを獲得したのは42歳の時、現在は47歳と遅咲きではありますが、自分の信じた道を行っている…ということも語られるでしょう。

そして、個人的にも彼の時計作りに賛同し、ぜひ応援したいという気持ちから独自のプロジェクト(無茶ぶり)をお願いしております。
超雑なポンチ絵(フリーハンド)を送り付け、いろいろと議論した結果…


コンピュータのスキルを活用したCAD図が!
こちらも追々…

関連 Web Site

Laine Watches - Independent watchmaker in Switzerland
https://www.lainewatches.com/

Noble Styling
http://noblestyling.com/