チャペック オフィスイベント&新作ピース

 By : CC Fan
SIHHのためにジュネーブに来ています、SIHHは15日の月曜日から開催されますが、昨年同様、日曜日から行っているチャペック(Czapek)オフィスイベントの様子をお伝えいたします。
去年は飛行機が遅延したうえに、バケッジロストという踏んだり蹴ったりの状態でしたが、今年は特に目立ったトラブルもなくスムースに参加することができました。



建物の入り口には去年はなかった金属製の表札がつけられ、企業としても成長している感じがして感慨深いです。



地上階(0階)にはイベントの告知のタペストリー。



オフィスの入り口の表札も紙ではなくなっています。



このような大きな机にオーナー、ディストリビューター、リテイラー、プレスなどが円座に座り、リラックスした状態で時計を拝見することができました。
お昼のイベントなのでアルコールではなく、健康的なスムージーが振る舞われました。



お馴染みのCEOのザビエル(Xavier)氏、今回も"前日に完成した"新作を披露してくれました。



新作ではないですが、プラス・ヴァンドーム(Place Vendôme)のプロトタイプ(左)とプロダクションタイプ(右)、地板の処理など細かいところを調整したそうです。



ムーブメント側はあまり変わっていないように見えます。
段差を付けたサスペンデッドトゥールビヨンは独特の見た目です。



リコシェ(Ricochet)ギロッシェ42.5mmケースの新色、左からチョコレート(RG)、スレートグレー(XO Steel)、サロンQPで発表されたオールブラックバージョンのBlack Prince(ADLCチタン)のプロダクション版、Black Prince(ADLCチタン)のプロトタイプです。
"前日に完成した"のはスレートグレーです。



Black Princeのプロダクション版とプロトタイプの違いは判りますでしょうか?
針にスーパールミノバが追加されたほか、インデックスにも段差が設けられ、ルミノバがドット状に配置されています。



ブレてしまっていますが、発光の様子です。
12時はドットではなく、数字を白抜きにし、ルミノバを象嵌しています。



ブラックのリコッシェはぱっと見ではマットの文字盤にしか見えません。
しかし、目を凝らすことで独特のギロッシェを堪能することができます。
12の数字はルミノバを埋め込むために少し太くなっています。



こちらはプロトタイプ版。
インデックスの違いは伝わりますでしょうか?



再びプロダクション版。
ギロッシェの撮影は難しいです…



38.5mmケースも緑系と赤系の新色が追加されていました。
両隣の白と青はガルバニック処理で色を付けており、緑と赤はラッカーだそうです。



ガルバニック処理に比べるとラッカーのほうがより艶が出ている印象でした。
また、細かい点ですが、プロトタイプ以外はすべてちゃんと時間が合わせられていました。



GPHG2016のトロフィーも。



第3版(No3)のカタログ。
カタログなのに限定版で、1000コピー限定、シリアル番号が入った凝った作りです。



Black Princeのプロトタイプを着けるザビエル氏。
これはこれで良いのでは…

今年は色を追加することで印象を変えてきました。
特にオールブラックのBlack Princeはかなり好印象です!

ありがとうございました!

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