SIHHに参加した"表"の目的は当サイトの取材ですが、"裏"の目的として手持ちの時計のバケーション(メンテナンス)のためにハンドキャリーすると言う事がありました。送料の概算の時点で飛行機と宿泊費ぐらいかかると判明、それならば自ら行こうと思い

独立時計師の広場は、そちら方面がお好きの方なら１日楽しめるワンダーランドでしたが、今回私たちはSIHH会場全体で１日というタイトなスケジュール。Kari Voutilainenさんと話をしたいのをグッと堪えてメイン会場に戻ります。午後は、ヴ

SIHH期間中にあわせてジュネーブ市街で行われていた時計ブランドのイベントからマニュファクチュール・ロワイヤル(Manufacture Royale)の新作情報をお伝えいたします。既にお伝えしたCabestan(カベスタン)のイベントと同じ

ご葬儀の模様は先日記事としてUPしましたが、本日、ランゲ＆ゾーネ本社より、教会で故ウォルター・ランゲ氏に捧げられたヴィルヘルム・シュミット現CEOならびにヘルムート・クノーテ元CEOの追悼の辞、そして当日の写真をいただきました。本来、社内用

SIHHの期間中にはジュネーブ市内で数多くのブランドがイベントを行っており、その中には日本に正式に導入されておらず、実機を見る機会があまりないブランドもあります。今回は、そんな中から拝見する機会に恵まれたカベスタン(Cabestan)のピー

SIHHはカルティエグループによる新作展示会ですが、昨年より独立時計師のために CARRÉ DES HORLOGERS（時計師の広場）が設けられ、今年は13のブランドがブースを構えました（昨年は９ブランド）。その中で、Vout

１月２７日のグラスヒュッテは、この時期としては珍しいくらいに、まるで生前のウォルター・ランゲ氏のお人柄を象徴するようにすがすがしく、雲ひとつない晴天だった。前日にドレスデン入りしたわたしが宿泊したのは、ランゲ＆ゾーネとの関係も深く、また自分

SIHHの期間中にジュネーブ市内で行われたイベントから、チャペック(CZAPEK Geneve)のイベントの様子と新ピースの情報をお送りいたします。時計業界にて"偉人"を復興させる試みは数多く行われていますが、チャペックは大手資本ではなく時

SIHHの期間にあわせ、ジュネーブ市内のホテルなどでSIHH以外の時計ブランドによる展示会も開催されています。いくつか取材してきた中で、まずはメジャーブランドとしてウブロ(HUBLOT)・タグホイヤー(TAG Heuer)・ゼニス(ZENI

SIHH2017におけるオーデマピゲの目玉がRoyal Oak Perpetual Calendar Black Ceramicであることは、ブースないの展示からも明らかでした。懐中時計のころからの歴代永久カレンダーモデルが一堂に展示。永久

今年のオーデマピゲ、会場で最も衆目を集めていたのはRoyal Oak Perpetual Calendar Black Ceramicでした。一般向けに公開されているショーケースに他素材のパーペチュアルと並べて飾ってあったのですが、その前は

皆さんこんにちは今回は商品ではなく、時計業界の取り組について書きたいと思います。皆さんはウオッチコーディネーター資格（以下、CWC）という検定があることをご存知でしょうか？世の中には色々な資格がありますが、日本の時計業界にもこのような資格が

ファーブル・ルーバという時計ブランドをご存じですか。2016年10月から日本での展開が始まったようですが、私の記憶では恐らく7年ぶりの再上陸ですね。今回、そのファーブル・ルーバのコレクションにちょっとユニークなモデルがあったので取り上げてみ

先日、ウォルター・ランゲ氏の悲しいお知らせを報じましたが、そのご葬儀が27日に執り行われることになりました。御本人のご遺志として、現地の新聞などに、次のような告知がされているようです。 Die Beisetzung findet am 2

こんにちは。Ay&Ty です。ブログを通じて知り合った愛好家の方々とのアニュアルミーティング、Ay&Ty Style Partyも、今年2017年で10回目を迎えることとなり、今回を一応の区切りとさせていただくことは、以前よりブログでも書か

いよいよ今月16日から開幕となるSIHH2017。参加各ブランドによるPre－SIHHモデルの発表や、ヒントとなる画像や動画のチラ見せなども行われつつあるそんな中、A.Lange＆Söhne(ランゲ・アンドゾーネ）から、気になる動

最近、ある別の出版社の方から「ロレックスを買いたいんですけど…」と相談された。 ターゲットは「ミルガウス」歳の頃は30歳代半ば過ぎぐらいの家族持ち。欲しいが何十万円もするものなので、なかなかふん切りがつかず迷っていると言うので

SIHH2017が迫る中、オーデマピゲ銀座ブティックを訪問。新作情報を聞き出そうという野暮な真似はしませんでしたが、なかなか自信ありの雰囲気でした！1月16日午前9時（現地時間）が楽しみです。この日出していただいた2本の珍しいロイヤルオーク

SIHHを前に、いつも我々を驚かせるモデルを発表してきたグルーベル フォルセイから、画期的なプロジェクトの進捗状況が入ってきました。過去10年に亘り自社の 時計技術実験研究所で研究を重ねてきた「メカニカル ナノ」コンセプトが大きな進歩を遂げ

予測を書いたら、その日の午後(スイス時間では朝)に公式リリースが届くというタイムリーさでクリストフ・クラーレ(CHRISTOPHE CLARET)の新作、マエストロ(Maestro)が発表されました。公式リリースは英語のものを(意)訳しただ

SIHHまで一週間となりました。私も初めて参加できることとなりましたので、現地から新作の情報をお伝えしたいと思います。2016年は既存ピースのバリエーション追加のみだったクリストフ・クラーレ(CHRISTOPHE CLARET)ですが、今年

納品から1週間、特に厳密ではないですがケ・デ・ベルク(QUAI DES BERGUES)の初期精度を測ってみました。7日巻きなので、推奨？の使い方である"ミサの後に巻き上げる"と"曜日表示兼用のパワーリザーブ"をイメージし、納品時にいっぱい

HYTのラインナップの中で、私が最も好きなのが2015年に発表されたH3です。既存の時計の延長線でラウンド型だったH1(H4)とH2から大きく変化し、"リニア(直線)"をテーマにした作品です。HYTもプロモーションムービーには力を入れている

2016年のパテックフィリップ新作群の中で最もアイキャッチングなモデルといえば、Ref.5370Pを置いて他にないだろう。カレンダーのない「シンプルな」スプリットセコンド・クロノグラフとしてはRef.5959以来。Ref.5959が少々特殊